クレール日記

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第8回社会福祉法人黒潮園事例発表会

こんにちは。

先日、今年度も恒例の法人内事例発表会が行われました。




これは毎年、年度末に各事業所や部署での取り組み事例や成果をプレゼンテーションにて発表するもので、この取り組みも平成29年度で第8回を迎えました。

また、各演題から参加者の投票にて、『最優秀賞』、『優秀賞』を決定します。





今年度は7演題の発表がありました。

また、発表の合間に『感』(感動編)と、『笑』(笑い編)というテーマで広報委員さんの編集によるスライドショーが放映されました。

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1.『重度の褥瘡改善へ』~失敗から学び成功へ~
   黒潮園1Fフロア 奥田・斎藤
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背部に重度の褥瘡ができてしまったご入居者の褥瘡改善に向けた取り組みの発表。

黒潮園では重度要介護者の褥瘡予防に、ベッド上姿勢保持を行う専用のクッションを導入し、適切なポジショニングに取り組んでいます。にも関わらずstageⅢの褥瘡が出来てしまった原因をみんなでアセスメントした結果、そのクッションの使用方法に課題があるのでは?と新たな使用方法を検討し実践した。

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その結果、褥瘡部の除圧に成功し、処置が不要なまでに改善されました。タイトルにあるように失敗から学び考えることの重要性を発表されました。

褥瘡の状態とその変化が写真で示されたことで、著しい改善が得られたことが視覚的に明らかであり参加者から「すごい!」「良くなってる!!」との声が多く聞かれていました。





2.『人事考課制度とチューター制度による人材育成への取り組み』
   クレール高森 東潔明

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新人職員の定着と育成に向けた取り組みの発表。

まず少人数ケアで暮らしの継続の支援を理念とし取り組むユニットケア施設ですが、スタッフの配置と業務特性から全国的にも新人職員の定着が難しく離職率が高いことが課題となっていることが全国データーで示されました。

その要因が何なのかを考え離職率ゼロを目指し、指導担当職員(チューター)による面談を定期的に実施し、また業務の習得状況を人事考課で使用する職務評価表を活用し適切にフィードバックを行い新人職員の不安解消に取り組んだもの。

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結果、介護未経験であっても新人職員の定着につながり、取り組み後の離職率は大幅に低下していることが発表されました。






3.『ゆったり入浴』
   デイサービスセンター悠久 畑中・中尾

ご利用者が年々増えて、定員40名という多くの方を受け入れるデイ悠久ですが、一方で午前に集中する入浴業務が課題となっています。

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そこで、ゆったりと入浴して頂けるよう業務改善をしようと様々な検討を重ねていることが紹介された。施設とはまた違った業務の特性があり、大規模デイの状を分かりやすく解説された。

事前に「発表で笑いを取ります!」と聞いていたので、個人的にそのネタを楽しみにしていましたが・・・(笑)

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この2人が「なかお・おなかでーす!」と漫才師のように登場!! 皆さんのウケは????

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この人の方がウケてましたかねぇ~(笑)






4.『Nさんのその人らしさ』~自立支援って何?~
   黒潮園3Fフロア 深瀬裕二



まずNさんのお食事の場面の動画が映されました。

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普通に椅子に座ってご自身でご飯を食べておられますが、在宅から入所された半年前は発話もなくベッド上寝たきりという状況でした。黒潮園に入所され毎週カンファレンスを行い自立支援に取り組んだ結果、見違えるまでに改善されました。今では、好みのアンパンを自分で選び、また初詣など地域への外出も実現しています。


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国政では今後の介護保険制度は改善や成果のある自立支援を高く評価する方針が示されており賛否があるようですが、身体的な自立に向けたケアがこのように、精神的な自立、または社会的な自立につながり、その人らしさを取り戻すことができることを強く印象付ける発表でした。

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黒潮園が取り組む自立支援介護の成果をみんなで共有できる素晴らしい発表だと思います。

これからも特養が「入所すると元気になった!」と言われるようなケアが提供できるよう取り組んで行きたいと思います。






5.『その人らしい暮らしに向けて』
   黒潮園2Fフロア 前川・鳥居

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その人らしい暮らしとは何か?施設に居ても当たり前の暮らしができる事。ということで2Fフロアで従来の施設介護ではなく、ご利用者本位の暮らしに変えていく取り組みについて発表されました。


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従来の施設介護ではオムツカートで一斉にオムツ交換を行います。このカートを廃止し、必要なタイミングで排泄用具を入れたバッグでお部屋に伺う。また朝、起きる時間が決められていて一斉に介護をするのではなく、個々の目覚めの時間や希望する時間に合わせて起床介助を行う。また、コーヒー一つにおいても熱い、冷たい、砂糖やミルクの有無など個々のこだわりや嗜好に合わせて提供する。など、できる事から実践しているという報告がされました。

このようにユニット型施設で実践しているケア手法を、従来型であっても概念を越え、利用者本位の暮らしを創ることを黒潮園の中期ビジョンに掲げています。この業務改善をフロアの職員それぞれから自主的に提案があり、少しづつ確実に実現に向けた歩みを進める素晴らしいチームがあります。

法人ビジョンを現場スタッフのチームワークで実行してくれている事は私としても大変嬉しく思いました。





6.『調理部の歩み』
   調理部 長尾善子


調理部からはスライドでのプレゼンテーションではなく、スライドショーを音楽と合わせたビデオクリップとして放映するものでした。

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黒潮園40周年の節目に、これまで毎日3食365日、40年間欠かすことなく入居者様の食事を提供してきた歴史が動画で流れ、改修工事前の懐かしい厨房の様子から、現在の業務の様子まで調理部の歩みが分かりやすく伝わってくる映像でした。



またお正月の様子を例に、150食のお節料理が作られていく様子も紹介され、作業台にずらっと並んだ重箱に次々と料理が盛り付けられていく様子は圧巻でした。
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他職種のスタッフは普段、厨房内の様子を見ることがなく、調理職員も施設の専門職として活躍されていることがみんなに伝わる映像でした。






7.『想いをつなぐショートステイ』
   相談援助部 新谷

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相談援助部からは、クレール高森でのショートステイでお受けした事例の紹介がありました。

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日頃は周辺地域の方の利用を受け付けていますが、事例は遠方からのショートステイの依頼についてです。

老健でベッド上の暮らしからクレール高森にご入居され、普通に車いすで過ごせるまでに回復されたNさまですが、妹さんも名古屋の施設に入所されています。

ご家族はその妹さんに合わせてあげたいという想いがありました。この想いを実現するために相談援助部では名古屋のケアマネジャーと連携をとり、利用につながるよう支援した取り組みが紹介されました。

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そして、家族様の運転する車で途中休憩をしながら4時間かけてクレールへ。

そして、ご姉妹の感動の再会です。

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クレール高森にはホテルのツインルームのようなゲストルームがあります。

ショート利用期間中、夜は同行されたご家族はクレールに宿泊し、妹さまは私たちのケアでサポートさせて頂き、安心の新宮滞在となりました。

そして、昼間は懐かしい母校への外出や、親戚宅への訪問など、クレールを拠点として地域へ出かけることができました。


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妹さんとの感動の再会。そして、ご家族で過ごす時間。最後にお互い元気で再開をすることを約束しての見送りの時間。すべてにドラマがあり施設に入居したことで、施設という場所を中心に家族の絆の深まりを支援させて頂いたことに、心を打たれる発表でした。

介護の仕事の素晴らしさをあらためて感じられるひと時となりました。




(広報委員編集スライドショー)
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この発表会も8回目を迎えました。

年々その内容は充実したものとなっており、映像や音楽を用いた工夫などプレゼンテーションの仕上がりもかなりレベルが高く、参加者からは「どれもいい発表やったね~」という声があがり、お互いの発表を讃えあっていました。

法人各事業所、部署それぞれの取り組み、その成果、素晴らしさ、そして感動をこうやって共有できる場は、職員のモチベーションと活性につながるもです。





そしてどの発表にも共通することは、法人の理念、ケア方針、またビジョンが表現されていることです。

現場にビジョンが浸透した素晴らしいチームがあってこそ良質なケアにつながります。

これは本当に素晴らしいことです。







ちなみに、投票の結果は・・・


最優秀賞
想いをつなぐショートステイ 
 相談援助部 新谷みゆき

優秀賞
『Nさんのその人らしさ』~自立支援って何?~
  黒潮園3Fフロア 深瀬裕二


でした!!



どの発表も施設外の研究大会にて発表できるレベルにあり、機会があればこの成果を外部発信していきたいと思います。










by kuroshioen | 2018-04-19 10:40 | Comments(0)

ヤクルト勉強会に・・・



黒潮園では施設内研修の充実に力を入れており、


月3~4回ほど開催しています。







その様子を掲載したいと『勉強会』タグを作ったものの… 


全く出来ていません。(笑)





かなりいい内容のものばかりなんですけどねぇ~・・・


書きたくても、開催頻度に追いつきませ~ん。(笑)






その内容は、当法人独自のケアセミナーから、外部講師を招いたもの、また各メーカーからの情報提供と様々です。


今回、ヤクルトさんによる勉強会を開催しました。



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私たちは、高齢者ケアにおける健康管理として『腸内環境に着目していることはこれまでもこのブログでも紹介してきましたが、プロバイオティクスとしてビフィズス菌飲料を活用する場合があります。


その研究データーやエビデンスについてヤクルトさんから情報提供を頂いております。





前回勉強会の内容はこちら ⇒『ヤクルト勉強会』http://kuroshioen.exblog.jp/27457668/








今回は、和歌山ヤクルト販売株式会社GR促進部から黒島慶樹氏が来られ、新たな内容で勉強会を企画してくれました。


どうやら、○×問題の形式でわかりやすい内容とか?







という事で・・・・


勉強会開始~♪







ん? 最前列に座るのは???

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黒潮園、クレール高森の・・・・


ご入居者さま????







職員入居者さまが参加する施設内勉強会!!!!



これは面白いですね~(笑)



研修会に力を入れている私たちも… 流石にこれは初めての試みです!!









「○×問題の点数が良かった人には景品が出ます!!」

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と黒島さんがクルトスワローズのグッズ数点を用意してくれていました。


これには、職員もご入居者もやる気UPです!!






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問題は簡単なものから… やや専門的なものまで10問!!




近年、腸内環境と免疫に関する研究が盛んになっていますが、乳酸菌ビフィズス菌免疫力強化作用が注目されています。

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答え:×

ビフィズス菌BY株ではなく、L.カゼイ・シロタ株NK活性ナュラルキラー細胞が、癌細胞などの標的細胞を認識し破壊する能力)の回復が研究で明らかになっています。

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実際にL.カゼイ・シロタ株が、がん細胞を攻撃するNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化する様子が動画で紹介されました。




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また、ヤクルトが提供するL.カゼイ・シロタ株とガラクトオリゴ糖を投与により、がん手術における術後感染症の予防のために、名古屋大学で取り組まれている『新バイオティクス療法』についてもドキュメンド動画で紹介されました。

術後感染症が抵抗力の低下した身体の環境では、腸内細菌の環境が悪化し、悪玉菌の活動が術後感染症に関係し治療成績に影響を及ぼしていると考えられ、乳酸菌シロタ株とオリゴ糖を両方摂取することで、難しいがん手術の治療成績が向上しているそうです。





免疫機能腸内環境はますます興味深いですね。


是非、皆さんも色々と勉強してみてください。


私たちは排泄のトラブル改善のために、腸内環境の改善に着目していますが、排泄がコントロールされるという事は、高齢者の免疫(健康そのもの)を高める事に取り組んでいるとも言えますね。






他に、今まさに流行しているインフルエンザですが、その予防のために乳酸菌シロタ株(ヤクルト)を活用している特養の取り組みの紹介もありました。

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続いて、ビフィズス菌BY株と乳酸菌シロタ株の便秘改善効果についての質問。
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答え:×


善玉菌でも主に大腸で働くビフィズス菌BY株と、小腸で働く乳酸菌シロタ株ですが、


どちらも整腸作用があり、腸内環境の改善による便秘、下痢症状どちらにも効果が期待できます


この問題は、当施設のスタッフは全員正解して欲しいですね~。





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ヤクルトさんの製品では、ビフィズス菌BY株はミルミルに含まれます。ヤクルトは乳酸菌シロタ株ですね。


それぞれ飲用する菌とその性質には違いがあるんですよね。


日頃から、お年寄りの便秘解消と、おむつをつけない自然排泄の自立のケアで活用しています。








受講するご入居者さまも真剣に聞き入っていました。

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ペンを片手に「ほー・・・」と口を開いたままメモを取るKさまの表情。


真剣そのものです。(笑)







最後の問題「ビフィズス菌BY株は皮膚の水分を保つので、お肌の健康にもいい?」
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答え:○


腸内環境と美容の関係。女性の方は深く知ると得かも???(笑)



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「ヤクルトさんのセミナーやのに効果ナイって答えは無いやろ~!」と・・・


「これは○や!!」ショートステイご利用のKさま。


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「あんた、私の答え真似したらあかんで!!」


と東課長と真剣勝負をしています。






二人のやりとりが面白くて、会場が和みいい雰囲気で勉強会は進みました。


職員とご入居者さま参加の勉強会。これはやっぱり面白いですね。






質疑応答では、


職員からの質問・・・





ではなく、Iさまがすかさず挙手。

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「ヤクルトは朝、昼、夕方とどのタイミングで飲むのが効果的ですか?」


Hさまは、「お腹が空いている時の方が吸収しやすいんですか?」


すごいですね。専門職張りの質問です。(笑)











さてさて、



全10問の採点結果ですが、、、



最高点は7点!!






職員が2名。



実はご入居者も2名7点を取るという結果に!!



同点1位が4名という結果でした。








という事で景品は2名のご入居者さまでジャンケンをしてもらいそれぞれに渡されました。


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1位のHさま


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2位のKさま


おめでとうございます!!(笑)



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講師の黒島さんのカーディガンの柄が、課長と同じ???


コレってたまたま???





何かと笑いのある勉強会となりました。(笑)








高齢者ケアに必要な知識を学ぶための施設内勉強会ですが、



当事者であるご入居者さまも、自身の健康のために参加する!



ある意味当たり前のことなのかも知れませんね!!




by kuroshioen | 2018-01-22 15:01 | Comments(0)

『職員ガイドブック』完成!!

こんにちは。


今年は黒潮園開設40周年、迫る全国老施協研究協議会での演題発表、そして…近々その内容が明らかになる企画「市民フォーラム」???・・・


これから年末にかけてやらなければいけない事(やりたい事???)で頭がいっぱい一杯になってきてます。






どうしても自分で自分を追い込んでしまうんですよね。(笑)


それが役割であり使命ですね。






さて、私がこの法人の代表に着任して、人事考課制度の導入や福利厚生の充実など、職場環境の改善に向けた様々な取り組みを行ってきましたが、


その中で、当初からどうしても作成したかったものが、『職場ガイドブック』です。






働く職員が見れば、その一冊で職場の仕組みが理解できるブックレットですね。


職場の仕組み、良いところを皆で共有することは組織の活性には不可欠と考えます。






でも・・・・


これって、本当に大変な作業なんです。


コンサルタントに任せるのも一つですが、やはり自分が想いを持って創ってきた職場の仕組みです。1年以上前からコツコツと作業を進め…ここにきてようやくまとめ上げることができました。




この労力がどれ程の意味や成果があるのか… 


しかしトップマネジメントとして欠かせないことと思っています。






全ページ数は32ページ!!
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目次
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1ページ目の私たち法人がチャレンジする『全員正職員制度』の解説から始まり・・・・
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人事考課制度導入の目的から、その詳細の解説が数ページにわたり続き・・・

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もちろん基本給と昇給の仕組み、手当、賞与の仕組みなど給料に関することも詳細に解説。


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自分の職場の昇給の仕組みってイマイチ明確になっていない…って事あったりしません?

また、他事業所でのキャリアを持った方の転職においても、「経験加算制度」により初任給上乗せを行います。介護職が専門職だとしたら当然のことではないでしょうか?


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各項目には、職員からの疑問に応えるQ&Aを多数解説しています。





独自の『働きやすい職場づくり』についてのまとめたページ。
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連休取得や年休取得推進への取り組みから・・・



結婚、子育て、様々なライフイベントに関する福利厚生

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今回、新たに身内の介護と仕事の両立ができるよう、かかる介護サービス費の費用支援の相談を受け付ける『黒潮園独自の介護助成制度』を設けました。





そして最終32ページ目は、職員互助会の紹介
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今年の職員旅行


選べる『沖縄&北海道 一人1○万円コース』!!


本人負担1/10?で行けるよう、法人が一部用費用負担させて頂きました。





部署や年代もまちまちで、職場を離れて皆で楽しむ!! とてもいい雰囲気でしたね~♪


今週末は『沖縄第1班』の出発!!


ちょうど台風が少し心配ですが… 班長小林部長が居れば安心かな!?(笑)






ということで、この職員むけの『ガイドブック』は、上半期の職員全大会にて配布することになっています。


私はより良いサービスの提供には、職員の視点にたった働きやすい職場環境、明確なルール、そして常に職員と共有する開けた職場作りが不可欠と考えます。


そして経営トップを始め経営管理に携わるものが、率先してその姿勢を示すことが大切ですね。これは私のこだわりでもあります。




「あ~ 何とか完成できた~!!」(笑)






by kuroshioen | 2017-10-16 11:43 | Comments(0)

平成29年度 全国老人福祉施設研究会議(高知会議)発表予定


こんにちは。


来週、10月17日(火)、18日(水)と高知への出張予定となっています。





この日、平成29年度 全国老人福祉施設研究会議(高知会議)が開催されます。


大会2日目には、実践発表として全国各地の施設での取り組みの発表があります。

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この度、私たちの法人施設、クレール高森、黒潮園の両方の取り組みが分科会にエントリーされています。


先日開催された近畿大会での発表から、全国大会への推薦がありこのような発表の機会を頂きました。




第1分科会 伴走型介護の確立とエビデンスに基づくケアの実践

分散会⑤(医行為・機能訓練の実践)

NO.9 『 常食ケアと窒息のリスクマネジメント』
    ~手動式吸引器の導入による急変対応~
    
    クレール高森 東 潔明・岡 司


分散会⑥(口腔ケア)

NO.10『 重度経管栄養者の経口併用への取り組み』
    ~舌骨上・下筋群の緊張緩和が有用であった事例~

    黒潮園 西 裕也・長尾 善子



分科会のテーマにある、介護分野におけるケアの質の可視化やエビデンスの確立は簡単なことではありません。

しかし、エビデンスのある質の高いケアの提供は專門職として欠かせないことです。このような演題発表の場が介護職の専門性向上、施設ケア水準の向上の一助となると思い参加させて頂きます。

発表を通じて取り組みを発信し、また他の多くの演題を聴講することにより、学びある大会となればと思っております。




by kuroshioen | 2017-10-14 08:08 | Comments(0)

平成29年度近畿老人福祉施設研究協議会和歌山大会 演題発表予定


こんにちは。



梅雨の鬱陶しい天気が続きますね~。







ここ最近は、ある資料の監修に頭が一杯です!?



私、法人代表の仕事は、「介護のコンサルタント&プロデューサー」ってことですかね~(笑)






日頃の施設ケアの取り組みの発表に向け、みんなで頑張ってま~す!!






ということで、もう明日???



7月11日(火)・12日(水)


『平成29年度近畿老人福祉施設研究協議会 和歌山大会』が開催されます。






当法人からは、今回、2つの演題発表をさせて頂きます。






なかなかいいものが出来そうです!


抄録を裏公開?(笑)




『重度経管栄養者の経口併用への取り組み』
~舌骨上・下筋群の緊張緩和が有用であった事例~

特別養護老人ホーム黒潮園 西 裕也
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『窒息・誤嚥のリスクマネジメント』
~ケアの質向上におけるトータルマネジメントの重要性~

地域未着型特養クレール高森 東 潔明


このブログでも人気記事の内容をまとめた感じでしょうか?
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宜しくお願いします。




by kuroshioen | 2017-07-10 20:35 | Comments(0)

勉強会『最新の車椅子と腰痛予防』

セミナー報告 5月25日

『最新の車椅子と腰痛予防』




先日、リクライニング型車椅子を購入しました。

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これは、背もたれにリクライニング機能があるだけでなく、高さを最大75cmまで上げることができます。

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介護度が重く寝たきりの高齢者の入所受け入れが多くなっている特養ですが、どうしても通常の車椅子には座れない方にとっては、このリクライニング型車椅子は負担なく姿勢保持ができ、寝たきりの方でもベッドから離床することができます。

レバーを回す手間はかかりますが、双方の高さを合わすことでベッド⇔車椅子への移乗介助が、横移動でスムーズに行うことができ、介助者、ご本人ともに負担軽となります。

特に医療機関への受診の際の高いレントゲン台や、診察台への移乗介助は本当に大変なんですよね。これがあれば、高いレントゲン台でも車椅子の高さを上げて並べることができとても助かります。







これは今年度予算でリクライニング型車椅子ほかチルト型車椅子など、特殊車椅子の購入要望が出ており購入計画をしていたものです。

この高さ調整機能付きのリクライニング型車椅子は、腰痛予防関係の補助金を活用し購入しました。介護現場で必要な備品の購入は経費の関係でなかなか行き届かない施設も多く耳にしますが… 私たちは良いもの、必要なものは色々と工夫して計画的に購入するようにしています。





そこで今回、車椅子製造メーカーである㈱ニッシンの 西竹さんを招き、購入したリクライニング型車椅子の解説と最新の車椅子の紹介をして頂きました。
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本来、車椅子は移動の手段の一つとして使用するものですが、実際には車椅子で一日を過ごすことが多く、最近ではその座り心地や、適切な姿勢を保持するための機能が工夫された車椅子が主流になってきています。

(価格は高いんですけどね~ 笑 )

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姿勢保持の土台となる骨盤をホールドする機能


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背部のフィッティングを調整する「背張り調整ベルト」





当施設でも大半の車椅子をこの背張り調整可能なものに買い替えしていますが、この重要な機能を使いこなせなければ意味がありませんね~。


以前実施していた「車椅子のシーティングセミナー」を再度企画しないとなぁ…と思います。
(何事も反復! 最近、入職した職員さんがこの背張り調整を知らないことが判明・・・反省↓)





実際にその機能性を体感してみるって大事ですね!
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注目は、背もたれの角度と座面の角度の両方がレバー一つで簡単に調整できる、最新の『チルト・リクライニング車椅子』です!!
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適切な姿勢保持は食事の際に誤嚥防止という点において特に需要です。中途半端なギャッジアップしたベッド上での食事は特にリスクが高くなります。このよな高機能車椅子は入所者の暮らしの質、そして私たちのケアの質向上に欠かせないと考えます。

このチルト・リクライニング車椅子は、ニッシンさんが総力を上げて開発したもので、細部に渡る工夫とその機能には感心するものがありました。発売したばかりですが製造台数に対して受注が追いつかないという状況だそうで、ちなみにこのデモ機も昨日、東京から帰ってきたばかりで、まだ関西では当法人が初めてのお披露目だそうです!!
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研究熱心な私たち!!


今回参加できなかった主任さんや副主任さんにも見てもらいたいと… 翌日まで借りれないか交渉(笑)。


このデモ機のスケジュールは大忙しですが… メーカーさんは私たちの熱意に応えてくれ、予定を変更し翌日も解説の時間を設けてくれました。


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やはりこの機能はいいですね~♪ 

購入要望を上げた施設のポジショニング隊長深瀬副主任も納得!!





またその後、施設にあるニッシン製の車椅子のチェックと整備もして頂きました。
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使用するご入居者も喜ばれていましたね~♪







このように私たちは年間研修プログラムの中で、メーカーさんを招いた勉強会を実施しています。

何事も常に最新の情報を得ることは大切です。

各メーカーさんもそれぞれの分野で日々研究を重ねられており、私たちもその知見を役立てることができます。






ちなみに・・・ 



この最新のチルト・リクライニング車椅子、



もちろん注文させて頂きました。(笑)




by kuroshioen | 2017-06-24 13:05 | ユニットケア | Comments(0)

太陽化学㈱主催『自立支援ケアセミナー in 津』に参加して

こんにちは!

南2Fユニットの赤澤です。




先日、私は『自立支援ケアセミナーin津』に行かせていただきました。





私はこの研修でいろんな施設の自立支援についての事例発表を聴けるのかな?と思って申し込んだところ・・・・


私たちクレール高森が講師側で、理事長、東主任、新谷ケアマネが発表するということでした。(笑)


あらためてすごいなと思いました。またその研修に一緒に行かせていただける事をとてもありがたく思いました。





そしてこの研修の前日に太陽化学さんの研究所、工場も見学させて頂き貴重な経験をさせていただきました。
その様子はまた次回に報告があると思います!!










二日目はいよいよ事例発表です。

私は聴く側だったので気楽にいましたが… 会場に着くと、前日までの楽しい雰囲気から、空気がイッキに変わりました。
緊張感がすごくて… 私がここに来て良かったのかなと思いました。

毎回このプレッシャーに耐えて乗り越える先輩方はすごいなと本当に尊敬しました。







最初に太陽化学の若生さんより,

「気持ち良い排便サポートを目指して」
~QOL向上につながる高発酵性の水溶性食物繊維~

について話がありました。太陽科学さんには毎年、施設内セミナーにお越し頂いているので、これまでに何度も聞いた話でしたが再度確認することができました。腸内環境と脳の関係についてももっと話を聞いてみたいなぁ~と思いました。





理事長からは、

「介護・看護で実践する自立支援ケア理論」
~質の高い専門性に特化した福祉サービスの提供を目指して~
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施設の勉強会でいつも話のある自立支援介護の「4つの基本ケア」の中でも、特に私たちが注目する水分と食事の関連とその重要性について解説されていました。

また高齢者の暮らしで排便コントロールについては下剤服用では問題解決にはならずケアにより解決できるもの、それには正しい知識を持ち根拠に基づくケアをしていくことが大切だということ。クレールでもこのような研修、勉強会を通して実践し腸内環境の改善に取り組めていることがとてもうれしく思います。







休憩を挟んで… 次は東主任の出番!?
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緊張する発表前の東主任、、、 理事長がチャチャを入れています129.png






東主任の演題は、


「その人らしさと自立支援」
~おむつゼロへの取り組み~


理事長のケア理論の講義に対して、東主任は委員会やカンファレンスといった実践する体制や、アセスメントにおいて重要視している複数の記録シートの紹介、そして実践事例の解説をされました。
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先ず、最初にユニットケアの理念について話がありました。

ユニットケアの理念は「暮らしの継続」です。

いくらユニットケアを実践していて、排泄交換だと分からないようトートバッグを持ち居室に入る工夫をしていても、その先でオムツに出ている排便を取っているだけ・・・それは違いますよね。できる限りおトイレでの排泄を実現することこそ「尊厳の保持」「暮らしの継続」ですよね。ということを強く話されていました。




その後クレールで実際に排便コントロールに取り組んだS様の事例を発表されました。もともとは看取りということで入居されました。私はフロアーご異なるので、この方のケアにほとんど携わることはなかったですが、他の職員さんからポーターに座らすべきなのかと議論している話を聞いたことはありました。

その時は私もあまり分からずその話を聞くことしかできませんでした。しかし排便の自立に向けケアカンファレンスを行い、不足する水分摂取量の増加を図り、水溶性食物繊維を摂取し、食事形態を上げられたことで排便の失敗も少なくなり、他職種で連携しケアを行っていくうちに、最終的にはおトイレでの排泄が成功されました。

S様の表情も入居された時と比べ全く違っていて、あの表情を見ていると実践したことは間違っていなかったんだなと思いました。






新谷ケアマネからは、

「専門職連携による経管栄養からの経口移行への取り組み」

急性硬膜下血腫を起因したO様(93歳)の事例発表がありました。
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O様は施設廊下で転倒され、その後硬膜下血腫が判明し鼻腔チューブを挿入されました。しかしここでも他職種が連携し、経口移行への取り組み、端座位保持から歩行まで行いました。その後経口からの食事量が確保できていることから鼻腔チューブも外すことができ、行きつけであった料理店で食事をできるまでになりました。

この時は本当にうれしくて、他職種が連携し、職員が同じ目標に向かってケアを行っていくことにすごくやりがいを感じたのを覚えています。入居者様の暮らしは職員のケアによって変わってきます。最期までその人らしく過ごして頂く為に、私ももっと頑張っていきたいと思いました。

そして、このような職場で働けている喜びを感じました。









最後に質疑応答の時間がありました。

今回のセミナーは参加者も熱心に聴講され、本当に良い雰囲気でした!!





発表者もようやく緊張感がほぐれた感じでしたね。(笑)
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実際に下剤を連用している事例にどうしたらいいか?という具体的な質問から・・・

同じユニットケアに取り組んでいる施設さまからは、人員配置など実践する体制についての質問もありました。

また、現場の人材不足で取り組みたくても出来ない現状を話される方もおられました。
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私たちの施設も一般的な人員配置で、特にスタッフが多いという訳ではありません。質の高いケアを実践するためには、やっぱりチームケアの体制づくりが一番大切なんだなぁ~と思いました。






私も先輩方のようにしっかり勉強し、理解し、自分のものにして、いつか?みんなの前で話ができるぐらいになりたいと思いました!!


この研修に参加させていただきありがとうございました。




介護職員 赤澤



by kuroshioen | 2017-06-12 11:57 | Comments(0)