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クレール日記

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広報コンテスト応募

いつも『クレール日記』をご覧頂きありがとうございます。

ブログを開設し2ヶ月が過ぎました。


皆様に関心を持っていただけるような内容を掲示できているでしょうか?



先日、私たち福祉施設が加盟する全国老人福祉施設協議会が主催する
「広報コンテスト」の案内が目に入りました。
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この『クレール日記』を含め、黒潮園のホームページは、私たち職員で作成し運営しています。
せっかく頑張っているので、応募してみることにしました。
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審査として、8月26日(月)~30日(金)に一般投票を行うとあります。

もしよろしければ

ご一票を‥‥



http://www.roushikyo.or.jp 平成25年度広報コンテスト
# by kuroshioen | 2013-08-22 13:24 | Comments(0)

南棟基礎コンクリート打設

こんにちは。

相変わらず厳しい残暑が続いています。

全国的にも水不足で取水制限が出ている地域もありますが、
この紀南地方でも8月に入ってまともな雨が降っていません。

工程表では昨日と今日、南棟の基礎部と共用棟地階底盤部のコンクリートを打つ日となっています。
晴天続きの天候により順調に進んでいます。


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生コン車により工事現場に運ばれた生コンは、コンクリート専用のポンプを積んだポンプ車で受け取ります。
そして、ポンプの圧力により管を通して打ち込み箇所まで送られます。
アームを伸ばしている車がポンプ車です。
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2日間で180㎥、 10t 生コン車約42台分のコンクリートを打ちました。

黒潮園にあがる道路の勾配(傾斜)のため、生コン車いっぱいに積むと溢れる恐れがあり、1台に積む生コンの量を少し減らして運んできているそうです。
# by kuroshioen | 2013-08-20 16:21 | Comments(0)

災害対策⑤ 自家発電の発電スペック

前回、災害対策④では自家発電機の燃料を灯油とし、給湯ボイラーの燃料タンクとの併用する設計としたお話をしました。
これは大規模災害による停電時、3~4日間の電気の供給を可能とするための工夫の一つです。


次にかなりの議論を重ねたのは、どれぐらいの大きさの発電機を選ぶかということです。
一般的に発電容量はKVAという単位で表記されます。

実は燃料を通常の軽油ではなく、灯油としたことで機種の選択肢が限られてしまい‥
大型の発電機の場合、選択肢は130KVAもしくはそれ以上となると280KVAの2つとなってしまいました。



そこで、停電時どこまで自家発電で賄うのか様々なシュミレーションを行いました。

停電時に必要最低限のものとして

上水ポンプや中水ポンプ(水道・スプリンクラー関係)
非常照明・誘導灯
エレベータ関係
浄化槽
ユニットリビング共用温水器   などを挙げました。

これだけであれば発電容量50KVAで十分に対応できます。



東日本大震災で被災した施設の事例などから、大規模災害時の事業継続において空調設備の使用が可能かということがポイントとされています。(災害対策③)
当然、発電容量50KVAの発電機では、空調を稼働させることは不可能です。

空調の使用も季節によって消費電力が異なります。
よって夏のピーク時の冷房を想定し試算・検証ました。
真夏・真冬の空調を使用しない場合は、他の照明やコンセントの使用範囲が拡大します。
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これらの設備にかかるイニシャルコストは、前回述べた3~4日連続可動のオイルタンク容量とした場合、130KVAで約1,300万、280KVAでは2,400万という概算見積となりました。
表からもわかるように130KVAでは、共用部の空調だけでも約50%程度しか使用できません。しかし280KVAでは十分すぎます。

この2択しかなく、事業費などの関係から色々と悩みました。やはり大規模災害などによる長期間の停電を考えると、電気の確保はとても重要な課題であり、通常では考えにくいとは思いますが280KVAを選択しました。

これらの設計により、クレール高森では断水・停電などインフラ機能が完全に停止したとしても、3~4日間は施設での暮らしが継続できます。

これは新たしい施設での安心な暮らしだけでなく、非常時は既存施設の方の避難場所としても機能させることができます。大きな投資となりましたが、それに相当する大きな付加価値となるものと考えます。


クレール高森は、これから先を見据えた、地域福祉の中核となる施設を目指していきます。
# by kuroshioen | 2013-08-19 15:17 | Comments(0)

工期短縮???

本事業は補助金交付にあたって、今年度内に県による完了検査・検査合格が必要となります。

ですから、工期が非常に限られたなかで、来年3月末ぎりぎりまでには完成させ、何とか検査を受けることができるよう、工程表を組んで工事に取り組んでいます。



先日、新宮市から一通の通達がきました。

その内容は、その検査は平成26年3月7日以降を原則として県発注工事の検査とし、補助工事の検査には立ち会えないというものです。 そのために遅くとも同年2月21日までに建築や消防の検査済証などを用意しなさいとのことです。

その理由に今年度は国体関係の公共工事が多くスケジュールが厳しいからとされています。

さらに今後の状況によっては、最終は平成26年2月28日となる場合があります。
とまで書かれています。




正直、どう考えても工期の1ヶ月短縮は不可能です。

私たちも設計士さんも、そして夏山組さんもこれを見て皆愕然としました。

事前に工程表を行政に提出しているにもかかわらず、工事が始まってから釘を指すような一方的な内容を、通達文書一つで示してくる行政のやりかたに憤りすら感じます。



確かに県の発注工事が多く手が回らないなど大変だとは思いますが、何とか間に合わせようと頑張っているこちらの状況も理解して頂き、検査を年度内でも出来るだけ遅い時期にして頂けないものでしょうか?

あくまでも公共工事が優先なのでしょうか?


近日中に行政に出向き、十分な協議をしたいと考えています。





現場工事は13日~15日の盆休みを終え、今日から再開しています。
工期が間に合うよう工事を進めています。


3日ぶりに開かれた入口ゲート
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来週、19日(月)・20日(火)はコンクリート打設のため生コン車が往来します。
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ご協力のほど宜しくお願いします。
# by kuroshioen | 2013-08-16 16:36 | Comments(0)

第5回定例会議 個室トイレについて

昨日、第5回定例会議を行いました。

定例会議は
・週間実施工程説明
・前回打ち合わせの確認
・現場視察
・発注者、設計管理者、施工者それぞれからの伝達事項や検討事項に対する協議

といった流れで行われます。

私たち黒潮園、益田設計事務所益田氏、鈴木氏、夏山組現場監督畠さん、三隅さん、協和水道萩原さん、勝山電気寺本さんが集まり現場事務所にて行っています。

<現場視察>
地階の地域交流室に可変間仕切りなどにより、部屋のバリエーションを増やす工夫ができないか議論する小林事務長と益田設計鈴木さん。
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今回の主な議論はナースコールやコンセント、トイレの手すりやボタンの位置の決定です。コンクリート壁にレイアウトされた部分は、配線などを行うため事前に確定しておく必要があるのです。
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クレール高森ではトイレを各居室ごとに設けています。
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南棟2Fユニット



プランの検討の際にはローカに居室2つに1つのトイレを配置するのか、
居室ごととするのか大変悩みました。

これにはメリット&デメリットがあり意見が分かれるところです。
これまでの施設は共用トイレとすることが一般的でしたが、最近は個室化にともない各居室に設ける施設が多くなってきています。

個室ごとにトイレを設けることは、生活空間にトイレがあるという環境が排泄の自立につながるほか、プライバシーに十分な配慮ができるなど理想的です。

しかし‥
・部屋に匂いが広がるのでは?
・掃除が大変
・トイレの様子を把握できない
・寝たきりなると使用されない
・何よりトイレの個数分のコスト高となる‥  などのデメリットの指摘もあります。





トイレの行為を他人にお世話してもらわないといけないという状況を考えて見てください。
どうでしょうか?

出来る限り自分のチカラで、自立した生活を送りたいですよね。

排泄ケアは最もその方の尊厳やプライバシーに配慮すべきケアと考えています。
そこで現在、黒潮園では自立支援のケアとして、出来る限りおむつを使わないケアに取り組んでいます。





今回の施設のコンセプトとして、特養であっても比較的介護度の軽い方の受け入れも考えており、要介護であっても自分自身の思いをしっかりとお持ちの方が、その人らしい暮らしが継続できる施設を目指しています。



ですから、結論はご自分の部屋でおトイレができる個室トイレとしました。



・部屋に匂いが広がるのでは? 
  ⇒換気方法にかなり工夫しました。(現場視察の中でダクト経について紹介
・掃除が大変 
  ⇒利用者本位のケアをします。ですから掃除は職員が頑張ります。
・トイレの様子を把握できない 
  ⇒トイレに入るとセンサーが感知し、職員が居室の外からでも自然なランプの点灯で気づくことができるア  イデアを設計しました。
・寝たきりなると使用されない
  ⇒自立支援型の施設としてケアに取り組みます。
・何よりトイレの個数分のコスト高となる‥
  ⇒多少コストUPとなっても理想の施設を追求します。

ということです。





現在は各メーカーさんもバリやフリーや要介護者向けの製品に力をいれており、そのレイアウトの基本寸法が細かく指定されています。
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ご利用者さまにとって優しい施設かどうか、よく考えられた施設かどうかは、ご利用者さまが実際に使用することを想定した寸法、またはケアの内容を考慮した寸法をどう決めるかによって左右されるものと考えます。

ですからここには強いこだわりがあります。


設計士さん十分な理解があり、一般的な寸法で決定していくのではなく、必ず一つひとつ私たちとの検証と確認を行ったうえで決定してくれます。




本当は多くの職員で検討する時間があればいいのですが、工期の都合上そうもいかず、介護経験の豊富な小林事務長、理学療法士である私、そして設計プロである設計士さんの裁量で決めていくしかありません。


黒潮園で導入した排泄姿勢に考慮した前方支持テーブル
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今日は黒潮園で改修したトイレで、手すりの位置やトイレットペーパーの位置をセンチ単位で検証し、オリジナルの寸法を出しました。



またまた長いお話になってしまったので、細かい内容については次回にしたいと思います。





さて話は変わり‥

昨晩は新宮の花火大会(熊野徐福万燈祭)でしたね。

熊野速玉大社下の熊野川河川敷から約5000発の花火が打ち上げられました。

約400mにわたる熊野川の川幅に広がる 名物ナイアガラの滝
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毎年、約4万8千人の観客が訪れるなか‥
なんと、会場で設計士の益田さんと鈴木さんにばったり出会ったのです。
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これもご縁ですね。

長い時間の打ち合わせお疲れ様でした。

今日は「熊野川の川下り」に行かれているとか?
一日、この紀南の地でゆっくり心身をリフレッシュして東京にお戻りください。
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# by kuroshioen | 2013-08-14 14:58 | Comments(0)