クレール日記

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コンクリート打設に向け

こんにちは。

工事の方は南棟・共用棟のコンクリート打設に向け進められています。



スラブの配筋が進み、床面の輪郭が何となく見えてきました。

配筋の様子から、
「ここは居室かな?そしてこの辺りは壁で‥そしてリビングかな?」
って考えるのも楽しいものです。




協和水道さん、勝山電気さんも現場ではコンクリートに埋設する設備配管を行っています。
鉄筋工とスイッチの位置と配管を確認する勝山電気寺本さんと現場監督畠さん
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リビングの配筋の中を走る電気の配管
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居室洗面台廻りの電気と水道の配管
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定例会議で確定していく居室トイレやナースコールスイッチの位置はこのように工事に反映されて行きます。





いよいよ明日は、共用棟躯体(1階スラブ・地階壁)のコンクリート打設です。

そこで地階に入って見ると‥

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明日、流し込まれる生コンの重量に耐えられるように型枠を無数の支柱が張り巡らされ‥
もう空を見上げることはできません。

生コンの重量は相当でしょうね~。





7日(土)共用棟躯体(地階壁・1F床スラブ)コンクリート打設
9日(月)南棟土間スラブコンクリート打設を
を予定しています。

気になる天気は‥
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今のところ大丈夫そうです。

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# by kuroshioen | 2013-09-06 16:15 | Comments(0)

ユニットリーダー研修報告 第3弾

おはようございます。事務長の小林です。

平成25年7月、ユニットリーダー研修に参加しユニットケアについて学びました。その内容を数回に分けて紹介しています。

前回はユニットで働く介護職員のリーダー(ユニットリーダー)の役割と期待について解説しました。
今回は最終回 高齢者の生活とその環境 について解説します。

ユニットケアの4つのポイント
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1 住まいとは
・住まいで大事にしたいこと
 どのような状況の高齢者であっても、一人ひとりが自立し、ごく当たり前の暮らしが営める住まいをつくる

   最低限の食べる・出す・寝る・入浴・・・
   安心・快適にできる建物が必要


  今まで 「施設」 ⇒ ユニット 「住まい」
  今まで 「入所する」 ⇒ ユニット「引越しする」「入居する」
  皆さんにとっては「職場」 ⇒ 入居者にとっては「最後まで住む家」

2 ユニット型施設の建築の理論
・建物の理論(1)
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・建物の理論(2)  4つの住み分け
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3 暮らしを営む場所(ユニット)の考え方とメリット

・暮らしを営む場所 ⇒ ユニット ⇒ 1件の家 
 ⇒ 考え方は単純、皆さんの家と同じで有ればよい!

・ユニットを暮らしの場にするメリット
 (1)今までとかわらない暮らしが出来る場である
  ・自分の居場所が有る
  ・家と同じようなつくりである

 (2)重度化したり認知症を抱えていても、最期まで暮らしを感じる事が出来る
  ・当たり前の暮らしを最期まで送ることができる
  ・キッチン等のリビングがなければ、ただの個室の病院になってしまう!

 (3)家族が来訪・滞在しやすくなる
  ・個室でゆっくり滞在・宿泊ができる
  ・キッチン等を自由に使える

 (4)職員は、動線の短縮・介護量の軽減になる
  ・暮らしを共有できる
  ・暮らしの場がユニットに集約されている

4 暮らしを豊かに楽しむ場所の考え方と活用方法

Ⅰ 暮らしを豊かにする場所の活用方法
 (1)こうでなければならないと考えず、まずは暮らしの場であるユニットとは違う雰囲気の場所にする
 (2)お茶のみ場・一人になれる場所として椅子やテーブル等を置いてみる
 (3)趣味やクラブ活動等ができる場所にする(公民館のイメージ)
 (4)家族、近所や地域の人々が、自由に使えるような場所として、喫茶・レストラン・理美容室・売店等があると良い
 (5)町にあるものと同じ、本物志向であること

Ⅱ ユニットとユニットをつないでいる場所(セミパブリックスペース)
 セミパブリックスペースとは、ユニットを一歩出た場所、入居者が中心になって使う場所 
 ⇒ お茶のみ場として・趣味を楽しむ場として・1人になれる場として

Ⅲ 地域を感じる場所(パブリックスペース)
 パブリックスペースとは、入居者も家族も地域の人々も、誰でも好きに使える場所
⇒ 入居者にとっては、今までの人間関係を継続して、地域で暮らしていることを実感できる空間 

Ⅳ 暮らしを豊かに楽しむ場があることのメリット
 ・暮らしの場と地域の場の両方の暮らしが味わえる
 ・地域の人々との交流を楽しめる(人間関係・社会性の維持)
 ・重度化しても、最期まで地域を感じる事ができる


研修施設での暮らしを豊かに楽しむ場所の紹介

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           セミプライベートスペース ― 利用者がくつろげる場所(リビングルーム)

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           セミパブリックスペース ― 月に1回の居酒屋、もちろんお酒も出る
           (本物志向ですよね~)

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           パブリックスペース ― このスペースで利用者・家族・地域の方も参加できる
           映画を月に1回上映していた。アニメの時は子供の参加が多いと言われていました

*最後に
この研修の目的は、ユニットリーダーがユニットケアについて理解し、施設においてユニットケアの質の向上をはかるために指導的な役割を果たせるようになることです。
 ユニットケアとは利用者主体のケアを行うための手法にすぎず、ユニットケアという目標があるわけでありません。ユニット型の施設を建て運営することはスタート地点にすぎず、施設がそれぞれの現状・実態にあわせて試行錯誤を繰り返しています。もちろん、他の施設を見て良いところを取り入れることは非常に重要であす。しかし、ユニットケアを導入し先進施設と言われている所の取り組みをそのまま取り入れたからといって、良いケアができるとは限りません。より良い個別ケアの推進のためにユニットケアがあるのであって、それぞれの施設で、自分たちの施設の理念を共有し、個別ケアの方向性を模索していく中で、ほんとうのユニットケアが少しずつ形になっていくのだと思います。

以上で私からのユニットリーダー研修における報告はこれで終了します。
# by kuroshioen | 2013-09-05 10:54 | Comments(1)

台風17号 温帯低気圧に

おはようございます。

本日も断続的に雨が降っています。

近畿地方に接近していた台風17号は先ほど午前9時に温帯低気圧に変わりました。
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それほど強い雨は降っておらず、短時間に雨足が強まり、合間には日差しが見られたりと不安定な天気となっています。 それほど風も吹いておらず、工事は実施できています。
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夏山組さんも工期が遅れないよう最大限に頑張ってくれています。
# by kuroshioen | 2013-09-04 11:55 | Comments(0)

秋雨

おはようございます。

今日も紀南地方の空は厚い雲におおわれています。
大気の状態が大変不安定で、時折雷が鳴り、強い雨が打ち付けるあいにくの天気です。

空梅雨に猛暑と、降雨量が少なかった当地方ですが、
ここに来てすっきりしない天気が続いています。


秋の長雨が工期に影響しないか心配ですね。





工事の方は雨の状況を見ながら進められています。


【南棟】
基礎の埋め戻しと同時に、コンクリートに埋設する1階部分のトイレの排水など、設備の土間配管を終えました。
至るところに塩ビパイプが出ているのが分かりますか?
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現在、スタイロフォームという断熱材を敷いています。
これが終わればその上に床(土間スラブ)の配筋が行われます。
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スタイロフォーム:発泡プラスチック系の断熱材の一種。スタイロフォームは商品名で、一般名称は押出し発泡ポリスチレンという。ポリスチレンを主原料に発泡成型したボード状の断熱材で、吸水性・透湿性・熱伝導率が小さい。主に床や土間・外壁などに用いられる。



【共用棟】
地階地域交流室の天井でもあり、1階の床(スラブ)の配筋が進められています。
もう上からは地階を見ることはできませんね。
これで共用棟も南棟の1階レベルと同じ高さになります。
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# by kuroshioen | 2013-09-03 08:35 | Comments(0)

エレベーターと認知症対策

先日の第6回定例会議では、エレベーターの仕様の打ち合わせを行いました。

施設の設計における論点に、認知症による徘徊の対策があります。
安全面への配慮として鍵を設けるなど、居住空間から自由に出ることができないようなセキュリティへの工夫や、エレベーターの操作を自由にできない工夫をする施設も多くみられます。

認知症の方の徘徊は目を離すと危ないということから、じっと落ち着いていただけるように抑止する声かけをすることが多いと思います。

認知症の方の徘徊や興奮といった周辺症状(異常行動)は、周りから見れば異常な状態と思っても、その人にとっては大切な意味があります。

しかし、「だめ」「~しないで」と声を掛けると、さらに興奮して落ち着かないといった状況に陥ることがあります。 その繰り返しが、認知症の方の混乱や葛藤となり、より症状が悪化することもあります。

私たちは認知症のケアこそ、周囲環境や関わりが全てを左右するものと考えています。


鍵がかかっていて思うように行動できないといった環境も同様のことが言えます。


今回、施設向けのエレベーターの仕様として、入所者の方が勝手にエレベーターを操作できないようにする機能があり、その内容について説明がありました。
車椅子用のボタンと一般用のボタンを同時に押さないとエレベーターが稼動しないといったものです。
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確かに認知症の高齢者が、勝手にエレベーターに乗ってしまうということは防ぐ事ができるかもしれません。しかしその閉鎖的な空間が認知症の方の葛藤や混乱を助長することにつながることがあるのです。
またご面会に来られるご家族にとっても、施設との距離感を感じるものとなるかも知れません。

事故防止を優先することは、必ず何かを犠牲にします。
あくまでも施設は住まいであって、精神科病棟のような管理は望ましくないと考えます。

そして可能な限り、ケアの質で補って行きたい。

それが、介護のプロとしてご利用者本位のケアを行うことではないでしょうか?

そこで、今回の提案に対して

【私たち】
認知症の対応は人、私たちの見守りやケアで対応するものと考えています。
そういった機能を常時活用することは重要視していない。何かスイッチのようなものでその切り替えが出来ないのか?

【メーカー】
切り替えの設定は、管理キーで操作盤を開けてできます。

【私たち】
それではその都度、手間がかかり実用性に欠け意味がない。
切り替えスイッチが目立つところにあってもまた意味がないし‥
事務所など遠隔で簡単にコントロールができるなら実用的で理想だが?

【メーカー】
特注になるが、技術的には可能です。

【私たち】
それなら夜勤時など見守りが難しい時間にこの機能を利用し、日中はご家族にもご利用者様にも開放した空間を提供できる。
是非、そのプランで進めて頂きたい。

といったやり取りを行い、エレベーターのセキュリティについて仕様が決定しました。
定例会議では、小さいことでも、一つ一つ現場目線で検討を重ね進めています。
ほか、地震発生時の自動停止機能や、挟み込み事故防止のセンサー機能など、安全面に対する仕様を詰めました。

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壁や床の色は、全体のインテリアに合わせて決定していきます。
明るい木目調がいいかなぁ‥ って思っています。
# by kuroshioen | 2013-09-02 16:19 | Comments(0)