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クレール日記

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「冷たっ!?」

高齢者の水分ケアから… 

カブトムシの脱水に、観葉植物も脱水。

水にまつわるお話が多いこのブログですが・・・・






朝、出勤して理事長室に入ると・・・

「冷たっ!?」


????

部屋の中で、落ちてくるはずの無い・・・





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『水』が天井からぼたぼたと…落ちてきました。



目の前には、一晩で水浸しになった床が・・・
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朝からこれには参りましたねぇ~。

連日、工事が行われている黒潮園改修ですが
ちょうど上の階で進められている、厨房の解体工事によるトラブルという事でした。


床の斫り工事で重機が床を叩き、「ドドドドー」という音と揺れる天井の下で仕事をしています。
土間スラブを貫通してしまい。天井から重機の先端が突き破ってくるなど… 

日本一過酷な環境?の理事長室です(笑)。



さて、築37年の黒潮園。

当時の設計図は手書きのもので、古文書のような分厚いものですが、
その後の長い歴史の中で行われてきた修理や追加の工事で配管や配線がかなり複雑で、
施工業者は大変苦労されています。
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思わぬ所から配管が出ており、水道管を破って水が吹き抱いてきたり…
3Fの電気工事をしているのに、なぜか2Fのエアコンの電源が切れたり…

まさにハプニングの連続ですね~。




私たち職員は随時『黒潮園改修委員会』を開催し、設計内容の検討の他、出来るだけご入居者さまの負担を軽減できるよう、工程に合わせた業務内容の協議などを行っています。
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現在、進められている浴室の改修では、クレールの個浴とはまた違って、従来型特養におけケアの視点から面白いプランにまとまりました。

解体した一般浴槽
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新たに型枠で浴槽が作られています。
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「さてどの石にしようかなぁ…?」


温泉みたいな檜板張りの岩風呂風の浴室に、ケアの工夫が沢山盛り込まれた一般浴。
完成が楽しみですよ~!!



クレール日記(特養クレール高森のブログ?)ですが、
改修の様子や施設づくりについても機会があれば紹介させて頂きます。
by kuroshioen | 2014-09-12 18:13 | Comments(0)

スーパームーン

こんばんは。
9/8は中秋の名月・十五夜でしたね。

十五夜は収穫に感謝するお祭りで、昔は芋や栗をお供えしていたそうです。
私の育った地方ではお月見イベントがありまして、子供たちが「たばらしてー!!」と各家をまわってお菓子をもらってきます。
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この日は雨が降っていましたが途中でやみ、少しだけ月が見えてきた頃
レジ袋やごみ袋いっぱいにお菓子を持った子供たちが沢山歩いていました。

私も子供を連れて、懐かしい記憶を思い出しながらまわってきました。

隣町の90代くらいのおばーちゃん。

私達が行くと「待っとったよ。いっぱいたばってってよ~」と笑顔で出迎えてくれました。
職業柄でしょうか。。。。ついついおばーちゃんと長話。
普段は子供の顔を見ることないけど、この日はおばーちゃんにとっても楽しみだそうです。



翌日

天気は快晴。この日は今年最後のスーパームーン(満月)が見えるとのことで
夕食後、みんなでデッキに出て1日遅れのお月見をする事にしました(●´∀`)
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月が見えてきた頃「わぁ~」と歓声があがり、みなさん手を合わせていました。
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リビングからつながるテラス。

このように身近に外に出ることができ、四季折々の自然を感じることができる暮らし、
クレール高森の魅力ですね。


次のスーパームーンは1年後。

来年も一緒にお月見したいですo(^∇^)o
by kuroshioen | 2014-09-11 00:05 | Comments(0)

観葉植物も脱水?

竣工式の際に、施工業者一同より寄贈頂いた観葉植物ですが…

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屋外に出されているものが・・・?

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どうやら、虫がついたようです。



そこで、ちょうど黒潮園改修工事の件で足を運んでおられた清原造園さんの顔を見かけたので、
手入れ方法を教えてもらうことにしました。
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そこで、

ユニットの観葉植物を見るなり・・・
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「あらぁ… これは相当な水分不足ですよ!!」



葉が巻いているのが特徴と思っていたこのドラセナジェレ。
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これぞ脱水の兆候だそうです。本来なら葉が張っているべきとのこと。




世話をする職員からは…

「観葉植物は水をやりすぎると根腐れするのでは?」

と水分ケア?を控えていました。





造園屋さんがキッチンで洗い物の手伝い?
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ではなく… 見かねて水をやってくれました。
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水やりのコツは、まずしっかりと土を湿らせるようにかけ、そして常時、受ける皿に水が溜っているようにすることだそうです。すると水分が不足しても、受け皿から吸い上げるため潤うとのこと。
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水は受け皿から吸い上げられるため、直接、根が水に浸っているわけではなく、根腐れの心配は全くないということです。受け皿を見て水が無くなっていれば、こまめにの補給をするのが正解です。
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ドラセナマジナータ

新しいご入居者をお迎えする時には、その方の持たれているご病気や、その治療方法などの情報をまず十分に把握してケアを行う訳ですが、これらの頂いた植物の名前と手入れ方法を調べないと…と思いつつ、つい先延ばしにしていました。




よく職員からは…
「日に当てると良くないのでは?」との声もありましたが、まずしっかり水分を与えることが重要で、窓際であたる日光は問題ない、というかどちらかと言えば必要ということでした。


また、この外に出された理由は…
「虫のある植物を室内に置いといたら、衛生面で悪い。」とまるで感染症の患者さん扱いです。
ご入居者さまに健康被害を与えるものではありません。子供の時によく見かけませんでしたか?
『アブラムシ』。
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てんとう虫の幼虫が食べてくれるやつですよ。
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面白いですね。何事も感覚的ではいけませんねぇ~。

植物も生き物。健康管理が需要?
日頃の介護と同じで、ちゃんとした知識・根拠が大切ですね。


しかし… 観葉植物まで『脱水』。しかも極度の脱水とは・・・・。
by kuroshioen | 2014-09-10 12:36 | Comments(0)

リアルタイム

こんにちは。新谷です。

今日は久しぶりにスッキリ晴れました!!!

エアコンを消し、窓を全部開けると風が入ってきて
とっても過ごしやすいです。

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風の通る南1Fユニットのテラス




題名のリアルタイム・・・・・・

何がリアルタイムかと言いますと~

いつも突然すぎる平根主任から
「今日は天気ええし、外でご飯食べよか!」ってことで…

急遽テーブルを出して昼食を食べてます♪
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今日のメニューは秋刀魚の塩焼きです。
今度は七輪で焼きたいな~♪
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by kuroshioen | 2014-09-09 12:39 | Comments(0)

実地研修③ おまけ

こんにちは。

ユニットリーダー研修の報告が連続での記事掲載となってしまいました。
介護職の端地 遥です。





今日は、最終回。ユニットリーダー研修実地研修でお世話になった…

日置の郷で写真に撮った『いいな』を紹介します。


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なんとこの大浴場は天然温泉かけ流し100%だそうです!!

温泉好きの私は感激しました。

老後はここがいいかなぁ~。



勉強会の日程が職員通路に貼られていました。
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なんと洋式トイレに座った目の前にも!! 素晴らしい!!




職員がわざわざ白浜の図書館(だいぶ遠いと思います。)に行き、本を借りて来ている
『ミニミニ図書館』です!!
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まだ入居者さんの利用はあまり見られないようですが…このまま続けるそうです。
頑張って下さい!!




職員お手製の駄菓子屋さ~ん
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入居者さんのみならず面会されたお孫さんにも人気だとか!?




以上、日置の郷で写真に撮った『いいな』でした。

クレール高森でも何か一つづつ、クレールらしい『いいな』を作っていけたらなぁ~
って思っています。
by kuroshioen | 2014-09-08 11:21 | Comments(0)

椅子に座って

こんにちは。

介護職員の峯です。



私の家は、純和風の家です。畳の部屋しかないので、家の中には、普段、私が使う椅子はありません。
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あっても、ペコの籠の置きの台になっています(o゜▽゜)o




クレール高森のユニット内にある椅子は、各ユニットによって、様々な椅子があります。
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ショートステイにある椅子



私達の普段の生活の中にある風景。

『椅子に座って食事をする』



本来、車椅子は、場所から場所への移動手段に使用する道具です。お盆が台所からテーブルへ運ぶ道具の様に…。


ユニットが始まる前から、「少しずつ出来る事から取り組んでいこう。」という事で、ユニットが始まって2ヶ月が経ち、少し落ち着いてきた所で、車椅子を使用しているお年寄りの方が、椅子に座って食事をする風景が見られてきました。
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Oさんがお気に入りの椅子は、職員が普段使用している丸椅子です。


『車椅子は移動手段』『食事をする時は椅子』
といった支援を、ユニット全体で取り組んでいきたいと思っています。
《但し、嫌な方もおられるので無理維持はせず(^-^)です》














by kuroshioen | 2014-09-08 00:36 | Comments(0)

折り合いをつける

こんにちは。

介護職員の峯です。


広島の災害ニュースを見て、3年前の新宮市の災害の事を思い出しました。現在でも、土砂災害の場所は手つかずの所もあるようです。

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3年前の災害で、熊野川町にある従姉妹の家も屋根まで水に浸かってしまいました。

8月10日の台風でも従姉妹の家は水に浸かりました。というか、毎回、台風が来ると、ダムの水が放水されることもあり、従姉妹の家は水に浸かってしまいます。この恒例行事みたいな台風浸水に「何故、引っ越さないのか・・。」と、ついつい思ってしまいます。

従姉妹の家族は、もう、30年以上前から現在の場所で暮らしていますが、やはり、住み慣れた場所だからでしょうか・・・。





今回のテーマは私が日頃感じている…
『折り合いをつける(現在を受け入れる)』ということです。 


「ありがと。ありがと。ありがと。」

「こんな事、してもらって情けない。」

「贅沢言ったらあかん。我がまま言ったらあかん。全部世話してくれてるんやから。」


ご入居者さまの言葉。


私達は、
この言葉の意味や重みを聞き流さず、
深く受け止めなければならないような気がします。



本当は、皆、我が身の事は、自分で… 

出来るだけ自分でしたいのです。

でも、難しくなってしまった…

出来なくなってしまったのです。



「お年寄りは、老いた自分と向き合えないのだ。」
と、誰かが言っていました。



「昔は、リレー選手やったんや。何でこんなんなったんかな。」

「何が何やら、さっぱり分からん。」

クレール1F南ユニットで暮らされているKさんは、笑って言ったり…
時には、考え込むように難しい表情で話されます。



人は「老い」というものには無力です。
「老い」は、人によっては、緩やかに、あるいは、急激に訪れます。
抵抗したくても、もがいても、「老い」という自然に逆らう事は出来ないのです。


その、抵抗しながら、もがいている、お年寄りの方が、老いるということに折り合いをつける(受け入れる)事が出来るまで… また、最後まで折り合えなくても、必要としている時に側に寄り所があることが大切なのではないかと思います。

それは、ご家族は勿論の事。私達職員やユニットで一緒に暮らしているお年寄り方々の存在ではないでしょうか。



と、いう事で、次は引き続き『寄り添う』というテーマでお話をさせて頂きたいと思います。
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by kuroshioen | 2014-09-06 22:19 | Comments(0)

ショートユニット

こんにちは。介護職員の新谷です。
今日はショートユニットでの皆様のご様子を少し紹介します。

ショートユニットが始まって約2ヶ月、初日は5人でのスタートでした。
少しずつ増え、現在はほぼ毎日満床に近い状態です。

新規のご利用者も増え毎日少しずつ顔ぶれが違い、会話の内容も違う
これもショートユニットの楽しさの1つだと私は感じています。

既存特養のショートを利用していた方もクレールを利用しており
現在のショート利用者は比較的自立されている方が多く、ユニットでは自由に過ごして
います。

以前は居室で寝て過ごされていた方が、クレールではほぼリビングにて過ごし、ご利用者同士で話をしたり、食事の盛り付けなどを手伝ってくれたりと嬉しい変化が見られています。

先日の1コマ
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デッキに出られている様子です。この日は曇りだったので海が綺麗に見えず残念でした・・・・・
その後も南ユニットの外を自由に歩き、景色を見たりされていました。
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以前の私なら・・・・・
「危ないので付き添います」「今職員がいないので後で」・・・・・となっていたとおもいます。

付き添い可能であれば一緒に外に出るべきなのですが、この日もユニット内には職員が1人しかおらず、普段のご様子を見ていて大丈夫だと判断し、危険箇所などの話をして窓からの見守りとさせていただきました。


リスクを考えると・・・・

リスクを考えることはとても重要です。
しかし、クレールは開放的な空間で、庭やデッキなど利用できる環境があり、外を散歩したいという気持ちを止めたくなかったのです。

散歩から戻ったとき『気持ちよかったよ。ずっと外に出たら悪いと思っていた。ありがとう』
と言っておられました。長期利用の方なのでその後も毎日散歩に出られています。


その他にも・・・

職員が懐かしい本や熊野古道の本を持ってきてくれたので、飾り棚?に飾ってみました。
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すると!!!!すぐに本を手にとって見てくれたり、「部屋で読みたいから借りてもかまんか?」とお部屋で読んでくれる方もいました。
どんな本が好みなのかお聞きして、少しずつ増やしていきたいと思います。

ただユニット内で自由に過ごしてもらうだけでなく、ショートの方でも外出なんかも企画したいな~と思っています。
by kuroshioen | 2014-09-04 13:40 | Comments(0)

海を見に行こう!

おはようございます。

今日は曇り空。
天気は下り坂で雨が降る予報となています。

8月からずっとこの様な天気が続き…
なかなかスッキリと晴れた日とはいかない紀南地方です。





昨日は久々に晴天に恵まれた1日となりました。
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太陽と青空。

とっても気持ちのいい朝です。

そこで、東介護課長に「せっかくの天気。運転手になって外出しますか!!」
と急遽、ミーティングのスケジュールを変更し『ドライブ企画』としました。





クレール高森、黒潮園のご入居が2台の車に分かれて出発。
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行き先は・・・那智勝浦方面「海を見に行こう!!」です。


先ずは勝浦漁港。
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勝浦温泉の中心地に位置する日本有数のマグロ基地であり、延縄漁法による生鮮マグロの水揚げが日本一の港です。土曜日を除く毎日早朝にはマグロがたくさん並び、“セリ市”の光景を見学することもできるんです。
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午後ということで、市場の賑わいは見られませんね。

ここでは毎週日曜日 午前8時から午前11時まで『にぎわい広場(朝市)』が行われており、生マグロの直売や海産物加工品・農産物など地元の特産品販売も行われています。是非、足を運んでみてください。
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遠洋漁業のコチンコチンに冷凍されたマグロと違う、新鮮な近海の生マグロは一味違います。お勧めですよ~。




次はすぐ隣の町、太地町夏山の磯に行きました。
「夏山」と書いて「なっさ」と読みます。
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ここはアオリイカを釣る有名なポイントの一つで… この辺りはシーズンになると私がよく夜な夜な出没する場所です。磯を眺める芝生かあり、近くに綺麗なバリアフリーの障害者トイレも整備されており、車椅子の方でもゆったり過ごすことができる穴場スポットです。
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到着すると、爽やかな海風が迎えてくれました。
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お日様の差す海岸で、海を眺めながらおやつを食べ過ごしました。
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ご入居者はとても喜ばれていました。「もう少し居たいねぇ~」との声に、「また出かけましょうね。」と後ろ髪を引かれる思いで帰路につきました。



このように外出等の企画は『暮らし』に変化がありとても大切ですね。



開設して2ヶ月が過ぎ、ユニットの職員からは… 

・手持花火での夕涼み ・美容室への外出 ・鰻重の出前をとっての食事など・・・
様々な企画が上がってきています。
by kuroshioen | 2014-09-03 09:01 | Comments(0)

実地研修『白浜日置の郷』②

引き続き実地研修報告です。

ユニットリーダー実地研修の初日は何だかつかめないままに終わってしまいました。

二日目以降は、少し慣れてきて色々と感じることが出来ました。



そこで感じたことの一部です。

*昼食後の一人でできる方の歯磨きの促し方
座っている時には言わず、その方が立った時にさりげなく声掛けをしていました。

*他のユニットの入居さんの訪問時の声掛け
「いらしゃい」と声掛けして、様子をみていましたが、決して元のユニットに戻そうという行為はしていませんでした。基本的出入口は閉まっておらず、一人で遊びに来る方もいるそうです。ユニットケアとはこういう事なんだなと思いました。

*喫茶コーナーに職員が連れていく時の声掛け
「ゆっくりしてきてください」と黒潮園ではあまり聞かない声掛けだなと思いました。それだけ職員がゆとりをもって働いているのかなと思いましたが、互いに気遣い合う事は大切だなと思いました。
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これが喫茶店コーナーです。週に三回開店しているそうです。

介護職に手があれば店員になるそうですが、忙しければ事務所の方や他の職員さんも手伝ってくれるそうです。仕切りはありませんが、本格的でした。ここに専属運転手の方もきて利用者さんとお話されていたり、家族の方が面会しながら一緒に喫茶を楽しんでいたり、とてもいい雰囲気で『町の喫茶店』ぽくいいなと感じました。





実習の一日の振り返りの時に、私が考えていた4つの疑問について質問することができました。

①夜勤の対応・休憩について

8時間夜勤に変更された為、決まった休憩はありませんでした。以前は16時間夜勤だったそうですが、特に決まった時間を休憩としていなかったそうです。「休憩が無いと職員からクレームが出なかったのか?」と聞くとほとんどする事がなく、仮眠が取れると回答がありました。

日置の郷さんでは拘束ゼロの観点からセンサーマットを使用していないので、コールが鳴ることは無いそうです。事故またはヒヤリハットが多発するのではという質問には「危ない方には巡回を頻回(30分から60分に一回など)に行うが、24Hシートをきちんと作成していればその人の一日の行動がわかり、センサーマットはいらない。」と言われていました。



②食事の用意と提供の方法
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食事はすべて委託で各ユニットにこのようにして厨房職員が配ってくれるそうです。

食事が来る前にこの様に個人の食器を用意し一人ひとり量を聞きながら回り配膳していました。
(入居者さんの食べる量はほとんど把握しているようでした。)
さくらユニットでは一人一人は配膳していましたが、ほかのユニットでは取り分けてからは配膳など各ユニットで違うそうです。



③新人研修について
日置の郷さんの新人研修にはとても驚かされました。なんと5日間かけて行うそうです。内容を聞くと職員手帳を基本的勉強し、パソコンの使い方まで講義するそうです。職員手帳とはいったいどういうものか見せて欲しいとお願いすると、ユニットリーダー長がコピーして渡してくれました。
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これがそうです。この馬の絵はユニットリーダー長が書いたそうです。これには理念は勿論、各職員の役割、職員配置図、食事・入浴・口腔ケア・排泄・24Hシート・認知症・緊急時の対応などについてなど事細かく示されていました。



④記録のパソコン入力について
各ユニットでパソコンの置いてある場所は違いましたが、スタッフが入居者を見渡せやすい場所に置かれていました。
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ケアの一動作一入力を目指していると言っていました。パソコンの講義を受けても不得意な方の為に副施設長さんが選んでクリックすればいいようにエクセルを改良していると言っていました。見せてもらうと本当に簡単に入力出来ていました。

夜勤帯の申し送りを見せてもらうと、一人一人事細かく打ち込みされていて、記録が3枚ありました。私がそれに驚いていると「これは少ないほうで、5枚ぐらいはあるよ。」と言っていました。そして、申し送りが24Hシートと連動されていて一元化一覧化されていました。



どれをとっても、大変勉強になることばかりで、座学だけでなく実地研修で実際に感じ、学ぶことはとても大切だなぁ… と感じました。





実習の5日間、初日から食事・おやつは同じ場所で同じ方と食べました。初めは私も入居者さんも緊張していたので、会話はなっかったのですが、3日目で話する事が出来ました。

一時間に何度も立ち上がり自分の部屋に行きすぐに戻ってくる入居者がいました。私はかなり認知症が重く会話が出来ないのかなぁ…と思っていましたが、話し掛けてみると、自分の昔の仕事や子供の事を話してくれました。私はとても嬉しく自分の居場所が出来たように感じ、これがきっかけで実習が楽しくなってきました。

やはり、同居人や職員との会話から親しみや自分の居場所を作っていけるのだと実感しまた。この5日間でユニットケアの雰囲気や日中の流れを感じられとても有意義な実習となりました。そして、開設して間もないクレール高森のユニットケアですが、日置の郷さんで学んだ素晴らしいケアをプラスし、より良いケアを目指していきたいと胸に想いをふくらませ帰ってきました。


今回お世話になった日置の郷の皆様には心より感謝申し上げます。
by kuroshioen | 2014-09-02 10:06 | Comments(0)