先ずは各事業所、部署から上半期の事業計画実施報告と下半期の方針について発表があります。
クレール高森からは東キヨ主任から、ユニットリーダー研修施設の選定調査を受けた報告からはじまり・・・
平根相談員からは上半期の施設稼働率についての報告がありました。
黒潮園、クレール高森ともに2年連続、施設稼働99%以上という目標をかかげ、その高い実績を実現してきた今年が3年目。
今年度は台風接近の避難や、ご家族の入院などの緊急ショートの依頼が多くあり、
黒潮園の施設稼働率は・・・
ついに100%に達しました!!
クレール高森も目標の99%を達成
これは小規模の地域密着型特養の実績としては驚異的です!!
これには会場から拍手がありました~♪
「皆さんの理解と協力、チームケアがあって実現できる実績です。下半期も頑張りましょう!!」
平根相談員の力強い言葉で締めくくられました。
次は、小林部長からは災害対策についての解説がありました。
今年は大型台風が続けて上陸し各地で災害が発生しましたが、屋上の室外機の故障や防水シートの剥がれ、窓ガラスのひび割れなど黒潮園での被害状況についての報告がされました。
当法人の事業所は高台に位置し、地盤は岩盤であり、水害、土砂災害、地震に強い立地にありますが、敷地の一部がハザードマップで土砂災害危険地域の範囲にあることも解説されまいした。
災害時の備蓄について長尾管理栄養士からの説明
当地方は南海トラフの大地震のリスクが非常に高い地域です。これから本格的かつ実用的なマニュアルや対策を進めていく方針としています。
決算報告の前に経費削減策の取り組みについて東課長から報告。
今回、各部署への経費削減策のアイデアをアンケートで募りました。多くの意見が出されましたが、その中から今後取り組む内容が解説されました。
これまでも、経費削減策を進めてきており、更にとなるとなかなか削減できるものが無いのが現状です。
今回もペーパータオルなど消耗品について、業者さんの協力を得て1円単位での削減に取り組んでいます。(笑)
あと、水分ケアで活用するスポーツ飲料も、卸売り業者から納入するより、近くの大型スーパーの販売価格の方が安いのでは? との意見もありました。
このように職員アンケートで出た様々なアイデアを実行する事になっています。 こういった一つ一つの積み重ねが大切ですね!
勿論、上期の事業報告ですから、決算概要も解説します。
黒潮園、クレール高森、デイサービス悠久の高い稼働率実績により近年では最高の介護保険収入となりました。
そして、これを原資に、職員の採用や備品の購入が実現していることを解説しています。
また介護保険制度の動向も常に最新情報を全職員に発信しています。
注目は来年10月の消費税増税と処遇改善加算ではないでしょうか?
これまで介護職員の賃金UPによる処遇改善に限定されていた加算ですが、介護職員以外の施設職員は対象とならないため、他職種との年収格差が大きくなっているのが現状です。
今回の加算では、生活相談員や看護師など他職種への処遇改善が可能と期待されていまいすが・・・ 残念ながらやはり原則は介護職員への処遇改善であり、他職種への活用は認められるものの優先順位は低い制度となる見込みです。
ニュースでよく耳にする『働き方改革法案』の情報提供も。
事業計画にて進めている「有給休暇取得の推進」、また「全員正職員制度」などむ黒潮園が国政に先行して取り組んできた『働き方改革』の意義について解説させて頂きました。
黒潮園の次の『働き方改革』への取り組みとして、新たに定年を迎えた方の希望による再雇用の規定を見直し、給与の水準を引き上げることを実行します。
この年2回の全大会には、仕事終わりの職員さんから、公休で出てきてくれる職員さんまで100名以上の職員が参加します。
黒潮園の強みは、このように職員全体でのビジョンの共有を大切にしていることです。
このような『人』に恵まれた組織のリーダーを務めさせて頂き、やりがいを感じられることを幸せに思います。
長時間の会となりましたが、
最後は新谷ケアマネからこのブログでも報告させて頂いた、
『NEXT DESIGN AWARD ~みらい設計図~』の活動報告がされました。
この素晴らしいチームで力を合わせ下半期の事業に取り組んでいきます!!