こんにちは。
先日、無事、理事会にて「平成28年度事業報告」を終え、一息といったところです。
この法人事業報告書の中にはキャリアアップ支援の取り組みとして、施設内研修年間38回、法人負担の施設外研修年間58件という実績を報告させて頂いています。
人材育成の取り組みってとても大切ですね。
黒潮園公式ホームページには、勉強会の様子をお伝えするページがあったのですが、現在は更新できていません。(公式HPの全面リニューアルを企画中)
私たちの施設の取り組みをもっと地域の方々に伝えていかなければ!(可視化が重要)との想いで立ち上げたHPですが・・・ 管理はなかなか大変なんですよね。(笑)
でも伝えて行かなければ何も形にならない・・・
ケアの質、職員の頑張りは見えない・・・
伝わらない・・・
・・・・そこで、
公式HPのリニューアルまで、このクレール日記で施設内セミナーの内容をご紹介して行きたいと思います。(…と言いながら継続できるか不安)
では早速、第1弾
4月26日・5月2日『パーソンセンタードケア』
これは、「第16回気づきを築くユニットケア全国実践者セミナー」の講演を聴講したことがきっかけとなりました。
認知症ケアのセミナーだったのですが、これは「法人理念そのものだ!!」と感じ、是非、職員の理念教育としてセミナーをしなければ!!と思い立ち、講師の寺田真理子先生の書籍をその場で買ってきました。(笑)
別に結構ですよ~と言ったのですが・・
お決まりのサイン!?(笑)
とても読みやすい書籍でおすすめです。
セミナーではグループワークが多く、考えたり気づきのきっかけとなりとても身になるものでした。ですから進行もできる限り再現しました。
早速、二人一組でグループワーク。
「3分間、相手のいいところを褒めてください。」です。
緊張がほぐれ参加者は自然と最高の笑顔に!!これだけでもセミナーをする意味があるなぁと思いました。
これって大切なことなんです。
みなさん。一日の仕事で相手を褒めることってどんだけありました? それ同じ職場の人に対してもですし、もちろん入居されているお年寄りの方にでも・・・・
人ってどうしてもマイナスやネガティブなことを考えてしまうものです。職場の中でも良いことよりも、つい悪いことが話題となってしまいませんか? 認知症のお年寄りの方につい、できないことを指摘してしまっていませんか???
この図形を見たときにどっちが気になりますか?
たいていの方は欠けているほうに目が行きます。それは欠けているものに目がいくという人間の性質があるからだそうです。
でも欠けているのはごく一部ですよね。欠けていないところの方がまだたくさん残っています。いいところやいいものは見方を変えればたくさん見つかると思いませんか?
これは、「働きやす職場づくり」「思いやりのあるケア」両方においてとても大切な視点だと思います。
また、水と人間の意識には共通点があるという話があって、それはどちらも放っておくと低いほうへ、低いほうへと流れていくということなんですよね。
先ずこの事を多くの職員に気づいて欲しくて、2回に分けてセミナーを実施しました。
普段、何気なく行っている私たちの行動を省みることって大切です。
グループワーク「たとえば、こんなとき…皆さんはどう対応しますか?」
お年寄りの方を、ついモノ扱いしてしまってないでしょうか???
グループワーク「認知症の人になった気持ちを感じる体験」
参加者には目を閉じてもらって、読み上げるシチュエーションを自分が置かれている状況として思い描き、 どう感じたか? その時どうして欲しいか?をお互い話し合いました。
相手の置かれている状況や気持ちを、自分自身に置き換えてみて感じること・・・・
とても心に響くものです。
パーソンセンタードケア=その人を中心としたケア
その人を中心としたケアが本当にできているのか? 逆に出来ていないことを考えることで、パーソンセンタードケアの理解を深めることができます。
グループワーク「施設を中心としたケアになってしまう場面を考える・・・」
グループワーク「介護者を中心としたケアを考える・・・」
その人を中心としたケアを行うには・・・先ずその人を知ることが大切。
グループワーク「その人への名前の呼び方は何が正しいの?」
その人を中心としたケアを行うには・・・その人の現実世界に入ること、寄り添うことが大切
グループワーク。「ネズミが出るという妄想の方にどう対応する?」
パーソンセンタードケアって特別な理論や手法ではないですよね。支援をするスタッフの心構えや資質ではないでしょうか?この当たり前のことを実行できるか?そういった職場環境なのか?が重要だと思います。
『その人を中心としたケア』って私たちの基本理念そのものなんですよね。このようなセミナーを通じてスタッフの皆に気づいてもらい実行できたなら、言い換えれば『私たちはパーソンセンタードケアを実践している』とも言えますね。
このセミナーを終えて、職員間での声掛けなど…現場の雰囲気が少し変わりましたね~♪
またケアカンファでは「パーソンセンタードケアの視点から考えて〇〇のほうがイイのでは?」といった意見交換も見られています。
プラスの言葉は自分に返ってくる。
お互いのいいところ、職場のいいところに目を向ける。
そして、自分自身が充実していることは、ご利用者さまや地域への貢献につながります。
人材育成・・・
職場風土づくり・・・
これには必ず何かの結果が返ってきます。
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