こんにちは。
1F南ユニット東口です。
朝晩寒くなり、すっかり冬らしくなってきましたね。
11月初旬、ホテル大阪ベイタワーで開催された、第33回ユニットリーダー研修に参加させて頂きました。
久しぶりの大阪。
電車で行きましたが、やっぱり遠い…
参加者の方の中には、鹿児島、福井から参加された方もおられました。
「遠くから大変ですね…。」
移動時間を聞くと、「3時間」「4時間」との答えが… ❗️❗️❗️!
「え…私、4時間半。」
新宮からは、JR紀勢線一本しかありませんが、あちらは飛行機やら新幹線があるんですね。
なんか、複雑です。
研修中、「クレールの方ですか⁇」「クレール日記読ませてもらってます」と声をかけて頂きました
皆さん見て頂いてるんですね。
なんだか少し、有名人になった気分です(笑)
も
うすぐ新規オープンする施設の方だそうで…
「クレールに見学に行きたいんですけど。」
「新宮。遠いですね…。」と。
はい、遠いです。でも、ぜひいらして下さい
それはさておき、今回私が参加した理由は、「ユニットケアについて正しく理解したい」という思いがあったからです。
一日目の講義では、「ユニットケアの理念と意義」「ユニットケア導入の過程」「高齢者の生活とその環境」3つの項目がありました。
ユニットケアの理念にある『暮らしの継続』を実現するには1日24時間を通して出来ない所を手伝い、出来る所はご自身でやって頂くことが大切だと思います。
そのためには、出来ない所を知る事が必要です。
ユニットケアの最大の特徴は、
☆1人ひとりを把握しやすい
☆なじみの関係を作りやすい
その為に、少人数ケア体制を作り、10人前後のグループに職員を配置し、馴染みの関係を作り、それぞれの24時間の暮らしぶりを知るとの事でした。
入居者にとっての施設は「住まい」であり、「入所する」のではなく、「引っ越しする」「入居する」という事で、私たち職員にとっては「職場」でも、入居者にとっては「最期まで住む家」であって、私たちはその「住まい」に働きに行くという感覚を忘れないで下さいというお話しがとても印象的でした。
従来型特養で勤め、クレールに入職した際は、ユニットケアとは何??? の状態でしたが、従来型しか知らない私にとってはとても魅力的でした。
今回の講義を受けて、私たちの施設で出来ている事、出来ていない事が見えてきました。
ユニットケアを自分自身がきちんと理解し、その人らしい生活をして頂けるよう、サポートしていきたいと思います。
2日目は、主にグループワークがありました。
普段、他施設の方と意見交換をする機会があまりないので、とても良い経験になりました。
みんな色々悩みを抱えており、みんなで話し合い、悩みを解決しようと知恵を出し合いました。同じ目的、志を持った者が集まり、たくさん話しをする事が出来ました。
参加者みんなが、お年寄りが好きで、介護の仕事が好きで、今の施設の現状を心底変えたいと思っている、熱いエネルギーが伝わってきました。
今回、そのような方々と出会え、沢山の刺激を受けたユニットリーダー研修に参加出来て本当に良かったと思います。
次は実地研修です。
また、その内容をご報告させて頂きます
ユニットリーダー実地研修IN奈良①へ続く
http://kuroshioen.exblog.jp/27351125/