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クレール日記

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追加購入した椅子

新緑のオオシマザクラと青空
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気持ちのいい風が吹いています。




こんにちは。

クレール高森ロビーに大きなダンボール箱が届きました。

追加購入の要望があった椅子ですね。

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ちょうど1年前。家具選びに悩んでいたことを思い出しました。

椅子もサンプルを沢山取り寄せて、座り比べてみたり… 
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張り地の色もクレールのインテリアに合うものを…
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と試行錯誤していました。

参考記事:
『シーティングと家具選び』
『イメージふくらむ… 家具最終決定』




施設ではどうしても車椅子の使用頻度が高くなります。

最近の車椅子は機能的ないいものが増えていますが、標準的な車椅子はパイプ椅子にビニールを張ったものと変わらない作りです。

一日中、車椅子に座って過ごすということは、キャンプやバーベキューで使う様な「折りたたみ椅子」にずっと座っている感覚と同じことになります。

皆さんも想像してみてください。

快適でしょうか?

特に自分で姿勢を変えたり、お尻をずらしたりできない要介護の方にとっては大変苦痛なものなんですよね。





これまでもポジショニングやシーティングの研修会も実施してきましたが、

「知る」にとどまっており、

実践「できる」には至っていません。

「車椅子は移動手段」と分かっていても、大人数ケアでは業務の流れから、中々、椅子に座り直す介護は浸透しないのが現実です。





クレール高森では、新たに個浴の介護に取り組むあたり、ご本人の起立能力(ADLレベル)を3パターンに分けて、介助方法をマニュアルにしました。

この「知る」を、実践「できる」にしていく為には、個々の意識向上やスキルアップも当然重要ですが、このような基本となる基準をつくり、みんなで実践する仕組みをつくることが鍵となります。


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先日のリハビリ委員会では、このADLレベル別の介護を発展させ、

「Aさんは、レベル1だから移動は歩行で、リビングでは椅子に座ってもらう」

「Bさんは、レベル2なので移動は車椅子を利用するけど、リビングでは椅子に移ってもらう。」

「Cさんは、レベル2だけど、頑張ったら歩けるようになるのでは? よし。トイレの移動は歩行器でリハビリに取り組もう!」

といた感じで、ご入居者の起立・歩行能力に合わせた暮らしの支援、生活のリハビリに取り組む体制(個別シート)を作ろう。ということになっています。


こういった仕組みを整えることが、ケアを変えていくことにつながります。




ユニットケアでは、どうしても生活空間がコンパクトになってしまい、『歩く』という機会が少なく、一日の活動性をどう維持し、高めるかが課題となります。

東潔明主任ユニットリーダーは、今年は『歩く』ことにこだわって、自立支援に取り組みたいと話しています。




今回、現場から「日中は椅子に座って過ごして頂こう」と椅子の追加購入の要望が上がりました。

「要介護だから車椅子を… ではなくて、できるだけ椅子の生活を!! 」と自立支援の介護を大切にしていきたいですね。


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一歩ずつ確実に・・・・
by kuroshioen | 2015-05-20 12:17 | Comments(0)