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クレール日記

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おむつゼロ表彰

3月19日・20日と東京に出張しました。

第11期介護力向上講習会に参加する北村主任、川端主任に同行してきました。



全国から150を超える施設が東京に集まり、全6回、1年間をかけて自立支援介護の実践に取り組むこの講習会も、今年度で最終回となります。

この介護力向上講習会が初めて開催された平成16年度(第1期)から数えること、今期で11年目になります。

当時、オムツ着用が当然であった特養ケアを根本から見直そうということで「オムツ使用率アンダー30%」を目標にたち上げられた講習会ですが、この11年間でおむつゼロ特養は累計90施設程となり、おむつ使用率アンダー30%の施設は相当数になりました。

これは停滞した特養ケア時代のことを思い返すと、画期的なことではないでしょうか?



「水分一律1500ml以上の摂取」など、強い姿勢で進める竹内教授に賛否両論がありますが、近年の特養ケアの専門性向上に大きく影響を及ぼしてきた事は間違いないものと思います。

(一律ケア理論はあくまでも基本的な考え方であり、大切なことは医学的知識・生理学を理解した個別アセスメントだと思います。この辺りの私個人の見解は機会があればお話したいと思います。)




私たち黒潮園は平成22年度(6期)からこの講習会に参加し、今回、11期で5年となります。先日、ご報告させて頂いたように、私たちは2月11日に『おむつゼロ』を達成しました。

その認定証の授与式が執り行われました。

表彰式の様子
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左より、和歌山分校担当副講師李先生、川端主任、久保総括主任、竹内教授、私、北村主任




今回、新たにおむつゼロを達成した施設はこの東京本校で7施設。そして各地域で開催された分校で11施設。合計18施設がおむつゼロ認定を受けました。
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東京本校 ゼロ達成7施設



繰り返しになりますが、私たちはこのゼロを達成することに最大の価値があるとは思っていません。『医学的根拠に基づき、専門性のある質の高いケア』の確立を目指しています。
(参照記事:『おむつゼロ達成』

又、その実践経験から講習会では事例検討会の際など、全国から集まった施設の中で、黒潮園の参加職員が挙手をして質問や意見を述べるなど積極的に参加してきました。

東京本校が今年度で終了となる節目、この最終回でおむつゼロという結果を残すことは、「専門性のある質の高いケア」をカタチとして立証するためにも大きな意義があったと思います。
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今回、おむつゼロ達成にこだわりを持てたのは・・・

「何で黒潮園はいつまでもおむつ10%前後と中途半端なんだ!!」

「黒潮に流れていった方がましだな。」

「お前の、目つきがまだ未熟だからだ。」

「ゼロを達成できるかはトップ次第だ。」

などなどと竹内先生に個人的にも可愛がって頂き?
数々の叱咤激励(愛情)を頂いたことが、専門職のプライドを後押したとも言えます。
(大勢の参加者の中でも、気にとめて頂き本当に光栄ですよね。)



このように、この講習会は介護職のプロ意識を醸成する場としても大きな意義があると感じています。

参加する北村主任は毎回、挙手にて意見を述べている様ですが、これまでは自信を持って施設名を名乗ることができなかったものの、今回はゼロを達成し「黒潮園の北村です。」と自信を持って言えたと話されていました。

また、多くのおむつゼロ施設がある中で、困っている事例を、わざわざ私どもに相談にこられる施設
の方もおられ、意見交換の場にもなりました。

この講習会には、これまで5年間で12名近の職員を張支援してきましたが、今は現場を離れ法人運営の中核を担う東課長を始め久保総括主任ほか、職員の人材育成においてこの介護力向上講習会への参加は大きな意義があったと感じます。




おむつゼロもその一つですが、何事においても目に見える形で成果を示すことは重要です。今後も私たちの取り組む専門性のあるケア、ケアの質をどの様にして可視化し、成果を示すことができるか、そして継続して取り組むことができるかが重要だと思います。



最後に、竹内先生への挑発的ポーズ
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ではありません(笑)。 たまたまです・・・
by kuroshioen | 2015-03-26 12:16 | Comments(0)