おはようございます。
市内の学校は夏休み。
街中では朝から子供たちが元気に自転車で走る姿が見られます。
さて、その夏休みを利用し、
新宮市社会福祉協議会主催のボランティアスクールが今年も開催されました。
開催要項の目的には『社会福祉への理解と関係を深め、ボランティア活動へ参加のきっかけとし、また心豊かな人間関係を築くことを目的に開催する』とされており、市内の中学生、高校生を対象としています。
毎年参加者が増え、定員60名に対して、今年度は98名の申し込みがあったそうです。
新宮市内の高齢者福祉施設や障害者福祉施設、そして保育所14ヶ所が体験施設となっており、私たちの事業所も受け入れを行っています。
黒潮園には7月29日~8月1日の3日間、新宮市内の中学校から5名、高校から5名の計10名の学生さんが来られました。
オリエンテーションにて、はじめに「お爺ちゃんやお婆ちゃんがいる人手を挙げて~」と聞くと、何と全員から手が挙がりました。まだ介護保険サービスは利用されている方はおられないということで、デイサービスや入所施設に関わることは初めての体験ということです。
そこで3日間、既存特養黒潮園、デイサービスセンター悠久、そしてクレール高森の3ヶ所でのボランティアを経験できるようプログラムさせて頂きました。
施設案内では・・・
「お洒落~」
「私、今日からここで住みたいかも!?」
いった声が。
ボランティア活動の他に、介護の仕事について学ぶちょっとした座学や体験実習も行いました。
ロビーのピアノの周りで行われる音楽療法にも参加
最終日アンケートでは・・・
質問:黒潮園(クレール高森)で感じたこと。(建物、廊下、浴室、その他設備など)
・家のリビングのようなところが、とても気の和む場所でいいと思いました。
・クレールの家と変わりない感じが良かった。
・クレール高森がホテルみたいでとてもきれいだった。
・景色がよくていい気分になった。
・個室が広くてビックリした。
・普通の自分たちが入っているような浴室だったので驚いた。
などなどでした。
感想では「コミュニケーションをとることが大変だと感じた」という意見もありましたが、「勉強になった」「楽しかった」「来年も来たい」など多くの声が寄せられ、みなさんとても充実した3日間となったようです。
何より、参加した学生さんが、高齢者の方と接することに本当に喜びを感じている様子を拝見し、こちらとしても嬉しかったですねぇ~。 これからの介護の業界の展望だとか将来性を感じさせて頂きました。
このボランティアスクールが、このような若い学生さんに介護の仕事の魅力を知って頂く機会となり、そして介護の仕事を志す人材が育ち、一緒に明るい次世代の介護現場を創っていけたらいいなぁ…と思います。
お昼休憩はお洒落なロビーで…
こういった風景のある介護現場に憧れて欲しいなぁ…って思います。
帰りには、ある中学生2人から「将来ここ(クレール)で働きたい!!」と言って頂きました。
新規入所受け入れにより、来春からの本格稼働するクレール高森ですが、6名の高校新卒者採用を計画しています。(先日、各高校に求人票を配らせて頂きました。)
是非、多くの若い方々に来て頂きたいですね。
最後に記念撮影
3日間ご苦労様でした。