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クレール日記

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キュービクル

何やら設備機器を積んだトラックが前を走っています。

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この積荷はキュービクル(キュービクル式高圧受電設備)です。



私たちの生活に欠かせないテレビや冷蔵庫、照明機器ですが、電気はどうやって運ばれてくるご存知ですか?

実は発電所から電線で運ばれてくる電気の電圧は6,600Vと非常に高圧で、このままでは家庭の電気製品は使えないのです。そこで家に電柱から線を引き込むときに、電柱のトランス(ぶら下がっているバケツのような形のもの)が一般家庭で使えるように100Vや200Vに変圧し、コンセントまで電気を送っているのです。

多くの電気量を必要とする商用施設や店舗、オフィスビルといった施設では、一般家庭と受電方法が異なり、キュービクルという受電設備を設置し直接電気を引き込んでいます。
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キュービクルとは、この高圧の電気を100Vや200Vに変圧する設備を収めた金属の箱のことを言います。電気使用料の多い施設に設置された小規模変電所と言うと分かりやすでしょうか。建物に電気を引き込むためには大変重要な設備ですね。

また電気契約には「低圧受電」と「高圧受電」の2タイプがあり、自分の施設のキュービクルを用いて受電する「高圧受電契約」は、電力会社のトランスを通さずに電気を利用するため、電気単価が安くなるというメリットもあります。


やっとクレール高森で使用するキュービクルが運ばれてきました。
施設に電気を引き込む準備が急ピッチで進められます。予定では20日前後に受電見込みとなっています。
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余談ですが、この時期物流も大変混雑しているようで、このような大型の設備を運んでくるトラックが、どこの運送会社も不足しているということです。数ヶ月前に手配し、ようやくトラックが確保できたということでした。京都ナンバーだったかな?
by kuroshioen | 2014-03-14 09:58 | Comments(0)