こんにちは。事務部・越水です。
クレール高森の開設により、当法人は3つの事業所で6つの事業を実施することになります。
現代社会においてはどのような業種であれ仕事にコンピュータは欠かせません。当法人でも様々なソフトを日々の業務で使用しています。法人として一元管理する必要のあるデータや各事業所で共有しなければならないデータがありますので各事業所間を結んだ法人としてのネットワークを構築する必要があります。
これらの3事業所は隣接はしているものの別棟ですから相互に接続する方法を検討する必要があります。
一昔前ですと専用線を用いて接続していましたが、インターネット環境が整備された現在においてはVPN(バーチャル プライベート ネットワーク)と呼ばれる手法が一般的に使われるようになりました。
VPNとはインターネットのような共用ネットワークを経由して拠点間を結び、あたかもプライベート接続されているような環境を仮想的に作り出すものです。専用線による接続と比較して以下のような特徴があります。
VPNのメリット
・コストが安い
それぞれの事業所にインターネット接続環境さえあれば構築が可能。
・1対多の接続が可能
インターネットに接続さえすれば複数拠点との接続が可能。
・リモートアクセスが可能
出張先や自宅からでもインターネット環境があればアクセスが可能。
VPNのデメリット
・セキュリティの問題
共有回線を使用するため、情報の漏洩や改竄等の危険がある。
・安定性には劣る
安定性や通信速度は利用するインターネット環境に依存する為、場合によっては不安定となることもある。
メリット/デメリットを比較するとコストが安く、また自由度も高いVPNは魅力的です。
セキュリティ対策は十分に行う必要がありますがインターネットVPNを導入したいと思います。