寒風の吹く日が増え、今年も残りわずかとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
先ず東介護主任から、クレール高森の取り組む『ユニットケア』について、スライドにて説明させて頂きました。
『ユニットケア』のこれまでの施設介護との違いについて、お一人お一人の暮らし方を24時間のシートにして、個別のケアを行っている仕組みから分かりやすく解説されました。一方で、少人数単位で暮らして頂くケアの特性から、国が定める職員配置基準も少数配置になっており、もう一歩手が足りていない制度の現状についてお話をさせて頂きました。
モデルとなっている地域密着型特養では地域交流が盛んで、洗い物や洗濯たたみなどの家事から、レクリエーションなど、多くのボランティアの支えにより『暮らし』の充実が図られていますが、クレール高森の立地条件や地域の特性から、地域の方々が身近にお越し頂く事が難しい現状が悩みであることも話しさせて頂きました。
ユニットケアでは施設を『住まい』と位置づけており、居室は引っ越した新しい住まいという感覚で、お家にある家具や飾り等を持ってきて頂きたいという事をはじめ、キッチンもご家族が使用して頂いても構わないといったように、ご入居者、ご家族、そして職員みんなで施設を共有し『暮らしの場』にしていきたいという事をお伝えさせて頂きました。
その後、1Fフロアと2Fフロアそれぞれのご入居者家族のグループに、担当するフロア職員も加わり意見交換の場を設けさせて頂きました。
ご家族同士で初めて顔を合わせる方もおられることから、自然と自己紹介から始まり、それぞれ入居者がこれまで地域で暮らしてきた様子をお互いに紹介するなど、和やかな雰囲気のもと話が進められました。「話を聞いて遠慮していた壁が取れました。」と言う意見も出され、簡単なボランティアとして、面会に来た際に皿洗いなどお手伝い頂けるというお声も頂きました。
今回、9組12名のご家族にご参加を頂きました。職員とご家族さまが直接意見交換できる場は初めての試みでしたが、多くの貴重なお声を聴かせて頂き、私共としては大変有意義な時間を過ごさせて頂きました。今後もこのような機会を企画し、ご家族さまと色んなお話を共有させて頂き、またご支援を賜りつつ、クレール高森が目指す理想的な『暮らしの場』に一歩でも近づけるよう努めていきたいと思います。
『クレール高森家族交流会』の.. |
at 2019-12-10 13:53 |
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