クレール日記

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「第16回気づきを築くユニットケア全国実践者セミナー」報告について

こんにちは。

先日、表題にある「第16回気づきを築くユニットケア全国実践者セミナー」報告についてという文書が届きました。




内容はと言いますと・・・・


このブログでもご報告しましたように、私たちクレール高森もこの全国実践者セミナーで発表をさせて頂いたのですが、全国各地から105の実践者発表が寄せられ、当日は600人以上の参加があり、盛会にて終えたということです。


参照記事:『事例発表終える』
http://kuroshioen.exblog.jp/27641703/
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その参加者が選ぶ、


印象に残った実践、上位に入りました!


という資料が送られてきたのです!!


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この105演題の中で8事例が選出され、そのうちの1つに選ばれたということです。


思いもよらない事に… とても嬉しく思いますね。






部門 <第7部門>
ターミナルケアから学んだこと、考えたこと、伝えたいこと

発表タイトル
『暮らしの中で家族と共に看取る』
クレール高森 東 潔明




資料には参加者からの感想のコメントが記載されていました。




・当施設でも看取りを行っているが、見取り開始後の酸素や点滴は行わない。家族の想いにもっと寄り添った支援が非常に大切だと思った。酸素や点滴も延命処置にはいるのでは?


・家族への想いを汲み取り、説明し、納得いただき、ケアをされていたのが印象的でした。湯灌もはじめてとのことで、実践されていたことがすごいと思いました。


・家族や本人への支援について学ぶことができた。


・看取りは私たちの施設でも行っているので勉強になった。看取り後のカンファレンスの内容が家人様の思いもあって心動かされました。


・利用者や家族のことをよく考えておられるなと思いました。また死後のケアも丁寧だなと思いました。


・同じようなケースの方がいるため、家族の心境を考え大事にしたいと思った。できることを家族の想いを汲み取りながら取り組んでいきたい。


・いろいろな考えの家族様がいる中で、家族のニーズ、本人のニーズにできる限り寄り添った援助を行っていたことが印象深かった。家族とともにケアを行えることがすごくうらやましかったです。






このような貴重な感想を寄せて頂き、私たちも大変勉強になりました。


そして励みにもなります。


本当にありがとうございました。








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by kuroshioen | 2017-04-22 22:06 | Comments(0)

平成29年度事業計画『黒潮園開設40周年と新たなビジョン』


先日、職員全体会についてご紹介させて頂きました。


平成29年度事業計画のテーマを『黒潮園40周年と新たなビジョン』としています。

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「新中期ビジョン」については前回、説明をさせて頂きましたので、そのほか、法人重点実施項目について少しお話させて頂きます。


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先ずは(1)黒潮園開設40周年イベントの実施です。

今秋くらいに、地域の皆様に黒潮園の取り組みを広く知って頂けるよう、「市民フォーラム」を企画します。新宮市にある唯一のホールである市民会館が建替え工事により解体されており、会場をどうするか悩んでいますが… 講演をお願いするゲスト… とか色々と思案中です。ご期待ください。



また、職員互助会の旅行企画に法人から費用の支援をさせて頂きます。

沖縄、北海道の2大旅行プランを選択できるようになっており、4班に別れて行きます。仕事(勤務)の都合により、1泊2日以上の企画は難しく、やや弾丸ツアー?となってしましますが、楽しい旅行にしたいですね。(笑)


そして、7月1日開園記念日には… 全職員に記念品?なりの贈呈を考えています。職員の皆さんが笑顔になれるもの…??? 本部会議でも色々と議論をしていますが、当日まで秘密で~す♪(笑)


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前年度も取り組んだ、(2)有給休暇取得の推進ですが、

介護事業所ではこの有給休暇の取得が難しい労務環境にある所が多い現状があります。

私は常にライフ・ワークバランスを重視したいと考えており、ケアに必要とする最低人員数などルールを守れば、お互いに自由に休みを取れる環境であって欲しいと思っています。各部署ともに年休取得状況のデーターを見てもある程度は取得できていますが、今一度、ルールを見直すとともに、皆んなが公平に取得できる環境づくりに通り組みたいと思います。

クレール高森では希望する人は、順番に年に1回は「5連休」の取得にも挑戦しており、今回、取得方法の要望を勤務に反映できるよう働き方選択シートに項目を設け取り組みます。
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これは人事制度による、キャリアアップや働き方を選択するものです。

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職員全体会では、黒潮園の勤務表を例に上げ、比較的充実している1フロア16名体制という人員配置で安定していれば、有給休暇はしっかり取れることを検証した内容を解説しました。1名でも欠員がでると難しくお互いの声かけと理解は重要となりますね。


介護事業の労務環境は良くないイメージが先行していますが、そうじゃないと言える環境を実現していきます。





(3)キャリアアップ支援と人材育成体制の充実では、

施設内セミナーの充実に向け外部講師をお呼びする他、今年度も希望する施設外研修参加への全面的な費用負担(出張支援)に向けた予算を計上しました。また希望するセミナーを記入する「出張支援希望シート」も配布しています。
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(4)適正な予算執行に向けた取り組みですが、

行き届いた職場環境や、職員処遇の維持において、ベッド稼働率は非常に重要です。前年度は黒潮園、クレール高森とも稼働率99%という非常に高い実績を実証でき、これにより、40周年関連の職員旅行の支援や記念品などの費用や、現場からの物品要望や修繕工事費用(計1,750万)などを盛り込んだ、今年度の予算の見通しが立ちました。稼働率99%は目標にしますが、かなりハードルが高く苦労しますので…(笑)、予算ではそれぞれ98.6%、97%で計上しています。

以前にも申し上げたように、稼働率1%で年間400~500万円相当の収入に違いが出てきます。

経営努力なしで、「より良い職場作り」と「より良いサービス提供」は成し得られません。

もちろん、今年も「頑張り!」を全面的に職員に還元できるよう、3月ボーナスの支給を目指します!!




今年度もしっかり結果が出せるよう、取り組んでいきます!!


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引き続き「心と心の通いあいを大切に・・・」という基本理念に基づき、


お一人お一人のご利用者さま、一人一人の職員、『人』を大切にする法人運営に徹し、


「サービスを利用するなら黒潮園」「介護の仕事をするなら黒潮園」と地域の皆様に信頼して頂ける法人を目指し、質の高いサービスと働きやすい職場作りに取り組んでいきます。






平成29年度事業計画書は以下のリンクからご覧ください。
http://www.kuroshioen.jp/contents/ct01/management/img/jigyou29.pdf

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by kuroshioen | 2017-04-21 09:55 | Comments(0)

平成29年度 上半期職員全大会


こんにちは。

4月4日・14日と全職員を対象にした「職員全大会」が開催されました。



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毎年、年度中に2回実施する全大会ですが、

上半期のテーマは「新年度事業計画」についてです。





そこで、事業計画書の冊子が配布され、

各事業所、部署の今年の方針や取り組みが順番に解説されます。

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事業経営において、最も大切なことはしっかりとしたビジョンを持つことです。しっかりと現状課題を把握し、この先の情勢変化を見据えた課題をしっかり見極め、常に向かうべき方向性を明確にし、そして職員と共有し歩むことが不可欠と言えます。

しっかりと現場の声を反映した事業計画を立案できているか、そしてこのような職員全員で共有する場があるか否か、その積み重ねは必ず結果に現れてくるものです。




私たちのが特に力を入れて取り組んでいる「サービスの質向上」、「働きやすい職場作り」への取り組みですが、ご家族を始め地域の皆様から、ここ数年の成長を評価頂く多数のお声も頂いています。


今、社会福祉法人黒潮園はそういった体制をつくり上げてきたことは大きな強みです。





そして、今年度、特別養護老人ホーム黒潮園は開設40周年を迎えます。

ここ数年で大きな変革を遂げた黒潮園ですが、

この節目に今年度事業計画では新たなビジョンの策定をテーマとしました。


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常に高みを目指し歩む黒潮園ですが、

高齢者介護、または高齢者事業のあるべき姿、求める理想と、現状には常に課題があるものです。




そこで今年度は、今一度、「心と心の通いあいを大切に・・・」「その人らしさに最大限の配慮を・・・」という法人理念に原点回帰し、ホスピタリティのあるご利用者本位のケアを追求し、次のステージに向けた中期ビジョンの策定に取り組む方針としました。




もちろん、そこでトップを始め執行部の役割は大きい訳ですが、ここ数年で大きな事項における変革を成し遂げた今、大切なことは現場にある小さな課題をいかに拾い、そして現場が想う理想のケアに向かう動きをどうつくり、そして実現できるか・・・ 

そこで、今回の全体会では、現場目線から理念と理想に立ち戻ったケアの再考を行う、現場主導による3つのプロジェクトを立ち上げることを方針として説明しました。

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デイサービスセンター悠久では平成31年度を目標に、大規模な全面改修工事を計画します。

これからの将来を見据えたクレール高森の建設、従来型黒潮園の大規模リフォーム工事を行ってきましたが、ご利用者のニーズ、また介護保険制度の方向性から、これからのデイサービスが求められるもも大きく変わろうとしています。

介護保険制度では、これまでのいわゆる「預かり型」のデイサービスではなく、重度化や認知症対応、そしてリハビリ機能といった専門性を評価する方向に動いています。勿論、この動向を見据えつつ、地域ニーズとしてはレスパイトケアも大きく、多様なサービスを総合的に提供できる、そしてこれからのご利用者さまが望まれるような新たなデイサービスを作り上げたいと考えています。

デイサービスのスッタフは楽しみですね~♪




従来型黒潮園では、私が着任以来「専門性のある質の高いケア」を目指し、大幅な改革に取り組んできました。

一方で、ゆっくりとした食事時間がとれていないなど施設特有の暮らしの問題、また大人数を横流れのケアをせざるを得ない状況があります。これらの課題を解決するために、24時間シートを導入した部屋担当業務(病院の管理システムの応用)の導入を検討しています。きめ細かな暮らしの支援、自立支援ができるよう、これまでの概念にない独自の勤務シフトトケア体制をゼロベースから再検討する第二次ケア改革に取り組みます。

この構想はずっと頭にあり… 実現するとこれまでの常識を覆す様な従来型ケアに一石を投じることになると思います。




そして、クレール高森ですが、一から取り組んでいる「ユニットケア」を完成させることです。

そこで、東主任はユニットリーダー研修実習施設の認可を目指すことを目標に掲げており、これを実現するためにプロジェクトを通じて課題の解決に取り組むとしています。この実習施設の認可を受けるには、ユニットケア財団による視察を受け、課題を幾度か指摘を受け評価をクリアーしないといけないので、目指すユニットケアを完成に向けて活用していこうとうものです。

求められる基準を満たした上、私たちが想うクレールらしいケアの完成を目指します。





『新たなビジョン』

先ずは3年間の計画となりますが、

一歩づつ確実に歩みを進めて行きたいと思います。




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by kuroshioen | 2017-04-19 09:48 | Comments(0)

第7回 社会福祉法人黒潮園『事例発表会』



先日、


毎年、年度末に実施している法人の『事例発表会』が行われました。



各事業所、各部署がそれぞれこの一年間取り組んできた内容をプレゼンテーション形式で発表するのです。


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これも、かれこれ第7回となります。



今年度は6演題のエントリーがありました。


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最後に人気投票をして、最優秀賞には賞金?が贈られます。(笑)





1.『排泄状況改善の取り組み』 

発表者:2Fフロア岩本・深瀬


 排便コントロールが難しく、便による汚染が続くKさまに、より清潔で快適な暮らしを提供したいということで、水分・食事・運動の基本ケアに取り組んだ事例。


これまで何度も転倒し、両側の大腿骨を骨折しましたが、認知症が重いため手術もできず歩行ができなくなった方です。再度、歩行器歩行の取り組みを行った結果、これまで認知症により食事介助も難しかったKさまですが、歩行の改善とともに水分・食事の摂取量がアップし、その結果、排便リズムが整い、3日~4日間隔でおトイレでの排便可能となり、ご本人も快適に過ごせるようになる成果が得られたというものです。


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 歩くことの説明をしても十分に理解ができないくらい認知症が重度な方の上、目を離すと立ち上がり転倒をすることを繰り返した既往があり、歩行練習に取り組むことはリスクがあるとも言えますが、排泄状況の改善と生活の質向上を目的にフロアのチームで取り組んで得られた結果です。いかなる理由があろうとも「歩くこと」の重要性を感じさせられた発表でした。

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2.『経口摂取への取り組み』

発表者:3Fフロア 西・石田


 痙攣発作による入院後鼻腔経管栄養となったOさま。体重も著しく減少し、ベッド上寝たきりの暮らしなってしまいましたが、ご家族の「最期まで美味しい物を食べてもらいたい」との意向と職員の想いから経口摂取(お楽しみ)へ取り組んだ事例。


非常勤言語聴覚士の神代STの指導の下、退院3日後より水分ゼリーを経口にて開始。しかし喉頭の動きが見られず、一口飲み込むのに非常に時間を要し、大変難しい状況でした。そこで神代STによるより専門的な対処法である、硬くなった前頸部の嚥下補助筋の柔軟性改善を促すマッサージを教わり、継続した結果、嚥下がスムーズになり、現在では栄養価の高いゼリーをスムーズに摂取できるまでに改善されています。


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 施設では看護師の配置等により、経管栄養の注入が1日2回となってしまい、栄養量の確保が課題となるが、経口併用により減少していた体重も入院前より増加し、ご家族も大変喜ばれています。取り組みとその経過をビデオ撮影しており、頸部マッサージの効果が動画で一目瞭然に分かり、非常に専門性高い発表に好評の声が聞かれました。

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3.『暮らしの中で家族と看取る』

発表者:クレール高森2F北ユニット 西・上安


ベッド上の生活が長く徐々に嚥下機能が低下し、心不全・肺炎にて医療機関入院後、絶飲食となり看取りとして退院されたNさまへの取り組み。


看取りという現実の受け入れが難しく、娘様の強い想いから経口摂取に取り組んだが、状態は改善することなく天寿を全うされたNさま。母への想いが強い娘様と、揺れ動く気持ちにその都度理解と安心をしてもらえるよう話し合いをしながら最期を迎えられました。娘様と一緒に湯潅を行い、そのN様の表情を見た娘様も安心された表情でした。医療機関とは違った暮らしの場で、家族の想いを受け入れながら行う看取りケアの大切さを実感できました。


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 精神的な寄り添いだけでなく、医師や看護師だけでなく専門知識を持つ介護職員が、ご家族の不安に対して経験と専門的な知見から十分に説明させて頂くことが、ご家族の安心にもつながることを強く感じさせられる発表でした。

またご家族が毎日居室に泊まられるなど、ユニットで個室という環境が最期を迎えるまで、ご家族とNさまが共に過ごす時間をつくることができ、ユニットケアにおける「暮しの中で実践する看取りケア」について考える機会となりました。また最後に発表者2人の感想が聴く者の心を打つものでした。

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4.『あなたと向き合ってから』

発表者:1Fフロア 森沢・北村


歩行が自立しマイペースで暮らされていたKさま。肺炎にて入院後、食事摂取量も低下、拒否や幻覚等が出現し暮しの様子に変化が見られ、歩行に対する意欲が低下し活動量が低下。入院前のような歩行状態に戻って暮らしをして欲しいとの想いから、歩行練習に取り組んだ事例。


はじめは歩くことを勧めても、ご本人がしんどいと拒否されうまく行かず、どのように関わるべきか悩み、その方へのアプローチ方法のアセスメントを重ね取り組んだ。そこでBMI、体重の減少に着目し、低体力を改善しなければ「しんどい」という拒否も解消できないのではと、食事・水分ケアに力を入れた結果、歩行への意欲も向上し、おトイレまで自分で歩いて行くようになりADLの改善に至ったというものです


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 動くことへの拒否には、声かけや関わり方も大切ですが、同時に低栄養、低体力の改善もその要因の一つとして着目することの重要性を考えさせられる発表でした。発表者の森沢介護職員は、この発表を独力で実行することを自己目標掲げており、スライドの作成等初めての経験にも関わらず熱心に取り組まれた発表でした。


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5.『デイサービスでの救急対応』

発表者:デイサービスセンター悠久 畑中・尾中・岩見・塩地


 今年度、実際に発生した救急対応を要した2事例が紹介され、その内容から学んだことが発表されました。


 デイサービス利用中の昼食時に窒息した利用者を発見し、岩見看護師が中心となって救急対応を行い、要請した救急隊に繋げ、命を取り留めた事例。また送迎時に訪問した自宅で、ご利用者さまが急変しているところを発見し、心肺停止状態にあり即救急要請、事業所からの応援要請を行い、その場で心臓マッサージを実施した事例。それぞれ緊迫した状況と的確に対応出来た様子が参加者にリアルに伝わってくる印象的な発表でした


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 デイサービスの業務は一人で送迎に出ることもあり、職員一人ひとりの対応力が求められるます。今年度は消防署に「初級救急救命講習」の開催を依頼し、デイ職員が全員終了したほか、施設内研修にてハイムリック法の練習マネキンを用いた窒息対応セミナーを実施するなど、日頃の人材育成への取り組みがこのような対応に繋がっています。またその対応力に消防署からも高い評価を得ており、あらためて専門職としての対応力の重要性を感じる発表となりました。


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6.『地域ニーズにお応えするショートステイ』

発表者 相談援助部 平根


地域ではショートステイの利用希望者が多いが定員が不足している他、事前の予定で埋まっていることが多く、急なご家族の用事等による利用要望に中々お応えできない現状があります。この地域を取り巻く課題の解決に向けた取り組みの発表。


そこでベッド追加可能な黒潮園居室の環境整備を行い、平成27年度報酬改定により可能となった、定員以上の緊急ショート受け入れに取り組んだ。台風の避難や介護者の急病など、様々な急な案件に対して受け入れを行った実績が紹介された。また入院者による空床の積極的な活用への取り組みと合わせ、結果、施設ベッド稼働率が99%という全国的にも類を見ない実績となったことが報告されました。


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 このような急な用事等で困られた高齢者やご家族を支援する取り組みは、地域に貢献する施設として大変重要と言えます。

 しかし、一方で地域ケアマネ、ご家族との連携をする栄勝相談員、また急であっても受け入れができる現場の体制が整わなければ難しいとも言えます黒潮園の高い「現場力」があって実現する取り組みであることを再認識しました。

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さてさて、



こうやって6つの演題の発表があった訳ですが・・・・






どの発表も完成度が高く、



その成果に感動した!という声が多数あがり・・・



参加者も強く引き込まれていました。







最後に行った人気投票の結果ですが・・・



あまりにもレベルの高い発表ばかりだったので、



最優秀賞1一本ではなく、優秀賞を含めた3つの発表を選ばせて頂きました。




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<最優秀賞


3.『暮らしの中で家族と看取る』 

クレール高森2F北ユニット 西・上安



<優秀賞


2.『経口摂取への取り組み』 

黒潮園3Fフロア 西・石田



5.『デイサービスでの救急対応』 

デイサービスセンター悠久 畑中・尾中・岩見・塩地





このような発表の場で各部署の取り組みをみんなで共有することができることは、本当に素晴しいと思います。また、あらためて『質の高いサービス』に向かう私たちの歩みを感じることが出来ました。



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by kuroshioen | 2017-04-12 15:56 | Comments(0)

事例発表終える

こんにちは。


こちらの写真・・・・・
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窓際でひとり思いにふけている人。


東キヨ介護主任です。






何かあったのでしょうか???



いえ!


緊張の中、原稿を何度も読んで練習する発表直前の彼の姿です。(笑)






先日、3月11日・12日と神戸で開催された「第16回気づきを築くユニットケア全国実践者」にてクレール高森の取り組みを発表させて頂きました。



第7部門『ターミナルケアから学んだこと、考えたこと、伝えたいこと』

第7部門 7-3
『暮らしの中で看取る』 クレール高森 東 潔明


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私の役割はと言いますと・・・


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右端の隅で・・・



こんな感じ。
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演台脇でのパソコン操作です。(笑)







会場はホールとかではなく神戸学院大学の教室という事で・・・

こんな雰囲気。
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皆さん、興味のある発表の時間に合わせて、学内の教室を移動し聴講する感じです。



「会場が小ぢんまりとしてて、そんなに緊張しないんとちゃう?」とか気楽に東キヨ主任に声を掛けるも・・・顔がこわばっていましたね。(笑)






私たちの発表の時間に教室に入ってくる人もおられ・・・
(これがまた緊張するんです)


そこそこの人数の方が聴かれていました。
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スライドを押しながら…余裕の写真撮影?(笑)




こういった事例発表の場では、なかなか会場からの意見や質問が出ないことが多いのですが、今回、ユニットリーダー施設で、クレール高森のスタッフも実習に何名かお世話になった、奈良県の特別養護老人ホームわの看護師さんから質問を頂きました。

和里さんの発表の際に私も質問させて頂いたので、このような場で積極的な意見交換が出来、とても有意義な発表となりましたね~。



発表を終えた東キヨ主任と、ともに出張した宮上、西ユニットリーダー。
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ここからは、それぞれ実践セミナーに参加した感想を書いてもらいます。




こんにちは、ショートユニットの宮上です。

私は今回実践セミナーへの参加は去年に続き、二度目になります。去年と違って、今年は主任の事例発表があるということで、主任も緊張されたと思いますが、始まる前から発表者でない私も何故か手に汗握りました。いざ発表が始まると主任の発表は堂々たるもので、分かりやすく聞き入りました。主任の発表を聞き、改めてクレールの取り組みの素晴らしさを実感し、そんなクレールを誇りに思いました。

さあ、今年のセミナーも終わりました。このセミナーで受けた刺激を忘れず、自分も現場で実践して頑張っていきたいと思います!!




今回は発表者側からの参加になりました、東潔明です。

いつもの事ですが、発表前には「なんで、こんな事するってゆったんやろ?」という思いが頭の中を駆け巡り、緊張するんですよ! 管理人がどこかで鋭い質問をしてくれたおかげで・・・・。他施設からの質問があり・・・楽しい意見交換でした。

発表自体は僕達が自身を持って取り組めた内容だったので、会場からの質問に対しても特に焦る必要もなく答えられます。

去年はこの研修で発表された施設から「夜間入浴にチャレンジしたい!」という刺激を受け、今現在、クレールでも夜間入浴を実施しています。

今年の刺激はというとやはり「パーソンセンタードケア」でした。この講義が一番興味深く、「その人を中心としたケア」を考える事の重要性を再認識し、認知症の方の心理状態を考える事を勉強させて頂きました。「パーソンセンタードケア」「認知症ケアマッピング」の研修に行ってみたい気持ちが更に高まりました。

私がユニットリーダー研修の実習でお世話になった奈良県和里さんでは「パーソンセンタードケアに力を入れており、入居者への対応が「その人を中心としたケア」に徹しており感銘を受けたのを今でも忘れられません。

自立支援論の認知症ケア、パーソンセンタードケアの認知症ケア、この2つを実践できればより質の高い認知症ケアができるのでは?と考えています。

今回も良い刺激を受け、また次にやりたい事も出来ました。来年の発表は・・・・??? 恐らく誰かが手を上げてくれると思います(笑)

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by kuroshioen | 2017-03-20 17:09 | Comments(0)

第16回気づきを築くユニットケア全国実践者セミナーIN神戸


こんにちは。


久しぶりの東潔明です。





今日も、管理人から「そわそわしてる?」と言われる訳ですが・・・

私、段々と落ち着かない心理状況となってきていまして・・・



なぜ落ち着かないか?




事例発表を控えているわけです。





前回、人生初の経験として、㈱太陽化学さん主催のケアセミナーで講師をさせて頂いた訳ですが・・・


参照記事:『上司の公演を聴いて・・・』
http://kuroshioen.exblog.jp/25720878/


今回、「第16回気づきを築くユニットケア全国実践者セミナー」にて、クレール高森の取り組みを発表させて頂くことになっています。和歌山県からの発表はクレールだけと聞いてまいす。




発表まであと5日・・・




このセミナーではユニットケアに取り組んでいる施設による実践者発表や、様々な講座が企画されています。




昨年、実践発表を聴く参加者としてこのセミナーに行ってきました。

そこで、「来年は自分たちの施設の取り組みを何か発表したい!」と思ったのがきっかっけです。




直前になってくると… 毎度のごとく「何でこんな事をしようと思ったんやろ?」と、自問自答してしまうんですよね。(笑)


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実践者発表は第1部門から第7部門まであり、それぞれのテーマに全国の施設から発表がエントリーされます。

私たちは第7部門『ターミナルケアから学んだこと、考えたこと、伝えたいこと』で発表させて頂きます。





第7部門 7-3
『暮らしの中で看取る』  クレール高森 東 潔明・岡 司


施設におけるターミナルケアでは、ご本人、ご家族への寄り添うことが大切となります。そこで心理的な寄り添いのみならず、介護職における専門職としての的確なアセスメントが重要と考えます。ご家族の揺れ動く気持ちに、専門職としての関わりを持って寄り添い、ご希望に添ったターミナルケアに取り組んだ一事例を発表させて頂きます。





この話をユニットで話をしたところ(看取りの発表とは言えませんが)・・・ 



あるご入居者から・・・




「わしも神戸連れって欲しい!」とお話しがあり???(笑)


「ちょっと神戸までは遠いですし、勘弁して下さい。」と丁重に断ったところ・・・・




「なんで行きたいかと言うとな、ここでの取り組みをどのように発表しているか、ここの住民として聞いてみたいんや!」







となりのご入居者からも・・・・





「ここでやってもらっている事をどんな風に伝えているか聴いてみたいわぁ~。」との事でした。






僕はこの話をご入居者から聞いて、「クレールの住民目線の事例発表もあるんだなぁ」と感心してしまいました。


僕達は取り組みを発表する側で、事例発表ではそれを聴く受講者がいて・・・、その参加者に入居者がいるという視点は考えたこともなかったです。





施設で暮すご入居者の視点をあらためて勉強させられました。


この出来事は、かなり刺激になりました。  







今年で黒潮園40周年。入居者の方には…



「神戸は勘弁してもらって、夏くらいには新宮で記念フォーラムやる予定なので、その時はクレールの住民として発表を聴いて下さいよ!」と・・・ 

(ご入居者からの発表というのもありなのかも?)



「うれしい、楽しみにしとるわ!」と納得して頂けました。(笑)







これでまた夏くらいにそわそわする状況を作ってしまった・・・・・







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by kuroshioen | 2017-03-06 16:13 | Comments(0)

おとう祭り 2017

こんにちは。

東潔明です。


今年もこの季節がやってきましたね。そう、おとう祭りです。

(と言いますかもう終わりましたね。私、管理人の体調不良により東キヨ主任の記事原稿をUPするタイミングが遅くなりましたことをお詫び申し上げます。)



新宮の男はこの2月6日が近づくと何かソワソワしだします。

今年から高校の同級生が1人加わり3人となりました。
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この同級生は初上りでしたが、来年もまた上りたいとの事でした。やっぱりおとう祭りは魅力的なのでしょうね。


ちなみにこの友達とは最近、近所で偶然会い(16年ぶり?)一緒に上る事となりました。16年も会っていなかったのに、あの頃と変わらない関係は不思議な気持ちになりました。




管理人、北村主任、平根相談員もいつもの乗りで・・・!!
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今年も北村主任は松明をどこかで無くしてしまい、手ぶらで下山したとか?


管理人は、空手で中学校から県外に出る息子さんと…最後のお灯まつり。
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門近くの激戦区に参戦し、小学生ダントツの速さで下りたそうです。親子の絆ですね。

一方で、撮影のために持参したスマホを、神倉神社に奉納してきた???(笑)





という事で、去年はこの祭りに関して詳しい内容のブログになりましたが、今年は写真も少なくすみません。
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1年たまりにたまった大量の膿(この煙であぶり出される、涙、鼻水)が出て、神倉山を下山する頃には清々しい気持ちになれました。


管理人は携帯を落として…その後しばらく凹んでいたとか?



去年の様子はこちら
『おまつり 2016』 http://kuroshioen.exblog.jp/24942922/

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by kuroshioen | 2017-02-22 11:10 | Comments(0)

第1回 国際・アジア健康構想推進協議会

こんにちは。

以前、このブログでも今後の介護保険制度の動向として、「未来投資会議」において安部総理が示した「自立支援介護へのパラダイムシフト」について解説しました。
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実はこれに至った背景には、内閣官房健康・医療推進室が進める「アジア健康構想」というものがあるのです。




平成29年2月9日 第1回国際・アジア健康構想推進協議会が東京で開催されました。
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そこで情報収集のために出張をし参加して来ました。

その内容を少し紹介させて頂きたいと思います。





今回、第1回となる国際・アジア健康構想協議会には、政府や日本医師会をはじめとする医療・介護事業の業界団体、大手商社の関係者など300人が集まりました。そこで政府による「アジア健康構想」の説明の他、株式会社や医療法人、社会福祉法人といった介護事業者によるアジア展開の事例紹介や、日本リハビリテーション病院・施設協会、日本慢性期医療協会など有識者によるプレゼンテーションが行われました。

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1.開会

・アジア健康構想会議 議長(内閣官房健康・医療戦略室長) 和泉 洋人

・国際・アジア健康構想協議会座長(医療介護福祉施策研究フォーラム理事長)中村 秀一

・自由民主党 国際保険医療戦略特命委員会 委員長 武見 敬三

・厚生労働大臣 塩崎 恭久  (代理技術・国際保険総括審議官 福田佑典


2.事務局説明

・内閣官房健康・医療推進室


3.介護事業者によるアジア展開事例紹介

・株式会社 リエイ

・医療法人社団 鉄佑会

・豊栄グループ

・医療法人・社会福祉法人 さわらび会


4.有識者による発表

・日本リハビリテーション病院・施設協会 栗原 正紀

・日本慢性期医療協会 竹久 洋三

・全国老人保健施設協会 東 憲太郎

・日本理学療法士協会 半田 一

・日本作業療法士協会 中村 春基

・日本言語聴覚士協会 深浦 順一

・国立社会保障・人口問題研究所 川越 雅弘



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「アジア健康構想」については、平成28年7月29日 安部総理大臣を本部長とする健康・医療戦略推進本部において決定された「アジア健康構想に向けた基本方針」に記されています。

急速に進むアジア諸国の高齢化により見込まれる、高齢者関連事業の需要増加に対して、高齢化が先行した日本の高齢化対策や日本的介護を、官民連携のプラットフォーム(基盤)として海外に展開(輸出)するという構想です。
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アジア諸国は今後、本格的に高齢化を迎えます。
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韓国の高齢化率は2015年の13.1%が35年には27.4%に上昇。シンガポールは11.7%が26.7%に、中国も9.6%が21.3%に高まる見通しです。今後、日本を追う形で急速に高齢化が進み、一気に高齢社会となることが予測されています。

しかし、日本に次いで介護保険制度を導入した韓国、台湾の他は、公的な皆保険制度のない国が多く、介護サービスの整備も遅れており、日本における高齢化対策や日本の民間介護事業者等の進出に対する関心が高まっています。





今後、「アジア健康構想」ではワーキンググループを設け、海外に輸出する「日本式介護」を整理するとされています。

この「日本式介護」とは一体何を指すのかというと『自立支援介護』なのです。



では政府が今後の介護保険制度の主軸に位置づけるともしている『自立支援介護』の具体的な内容はと言うと、特養におけるおむつ外しや、要介護度改善の実績が具体的な内容として取り上げられた、国際医療福祉大学の竹内孝仁教授を中心として展開してきた「基本ケア」の理論だということです。

この「基本ケア」では、水分摂取、排泄の自立(オムツ外し)、歩行、常食のケアに取り組むものですが、特養の業界団体である全国老人福祉施設協議会が「科学的介護」「竹内理論」をキーワードとして全国規模の研修会「介護力向上講習会」を開催し、全面的に推し進めてきたものです。

私たちもこの講習会には参加してきたことをこれまでも紹介してきました。





しかし、「未来投資会議」で政府がこのような介護を実践する施設に介護報酬で評価するという方針が出された直後から、この動向に意義を唱える動きが見られ、業界団体である全国老人福祉施設協議会も厚労省に異議を申し立て、反対する声明文を出すに至っています。


報酬(収益)に関係してくるとなると、手をひっくり返したような動きに・・・・


おかしいですね。




このように、介護保険制度の在り方が大きく変わろうとしている中で、今回、この第1回国際・アジア健康構想推進協議会に参加し、幅広い視野で「自立支援介護」を考える機会となりました。

今後の重要なキーワードは間違いなく『医療・介護の連携』です。そこで「自立支援介護」が不可欠であるという認識が高まっており、そこにおける介護職の立ち位置。これが明確になりつつあるという事です。



いよいよ介護職の専門性が求められいる。
(期待されている)

ある意味チャンスなんですよね・・・・・




続きは次回にお話させていただきますね。






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by kuroshioen | 2017-02-19 23:51 | ユニットケア | Comments(0)

ヤクルト勉強会

こんにちは。



そう言えば・・・






以前、『プレバイオティクス』と『プロバイオティクス』②http://kuroshioen.exblog.jp/26273710/という記事の最後に・・・


・・・・・(略)

先日、(株)ヤクルトさんをお招きし施設内セミナーを企画しました。

また次の機会にその様子をお伝えしたいと思います。



と書いていながら、記事にしていなかった・・・!?








新谷ケアマネが『ビオフェルミン勉強会』の記事をUPしてくれていたので、
遅くなりましたが『ヤクルト勉強会』について報告させて頂きます。(笑)




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開催したのは昨年、9月15日

月日が経つのは早い・・・・




そう言えば、前年11月中旬に外出した『釣り企画』の記事を書くはずの東キヨ主任もまだのような・・・

早く借金返済(記事UP)しないとダメですね~(笑)






さて、セミナーの方はといいますと。

まず腸内細菌について基本的なお話から始まりました。


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腸にすむ細菌はおよそ1,000種類、100兆個もしくはそれ以上と言われますが、

その細菌を全部合わせるとどれくらいの重さになると思いますか?



との質問があり… 



その答えは約1kgになるそうです。

それらをつなぎ合わせると地球2週半もする長さになるという事です。驚きですね。

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良い菌と悪い菌、中間菌による腸内環境のバランス、良い菌の働きといった基本的なお話はこれまでに学んだ通りですが、

ヤクルトさんの製品では主に「ビフィズス菌BY株」「乳酸菌シロタ株」2つのプロバイオティクスを強みにされており、その違いが解説されました。
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「ビフィズス菌BY株」は商品の例で言うと「ミルミルS」他ですね。

「乳酸菌シロタ株」はいわゆる「ヤクルト」他です。


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それぞれ、特性が違うということは勉強になりましたね~。

どっちも飲むほうがいいのかも?




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ちなみに「乳酸菌シロタ株」の名前「シロタ」は、乳酸菌が腸の中の悪い菌を抑えることを発見し、強化培養することに世界で初めて成功した、ヤクルトの創始者で医学博士の代田 稔氏の名に由来します。
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ヤクルトさんのHPでは、ヤクルト中央研究所の知見など色々なことが知れます。
是非ご覧下さい。⇒ http://www.yakult.co.jp/

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これまでも紹介させて頂きましたが、私たちは排泄ケアにおける排便コントロールの手段の一つに、腸内細菌のエサとなる太陽化学さんのプレバイオティクス「サンファイバー」、それにこのプロバイオティクス「ミルミルS」を活用しています。

そこで効果が得られにくい場合など、その特性の異なる「ヤクルト400」あたりと交互に活用することでいい変化が得られるケースがあるという事です。



あと、「ビフィズス菌BY株」は空気を嫌う性質があり、「ミルミルS」を開封後に常温で置いておくと菌が死んでしまい効果が薄くなることも知ることができました。早速、現場ではこまめに冷蔵庫に入れ提供することにしました。





セミナーでは、NICUなど未熟児の治療を行う医療現場の最前線で活用されている様子などビデオも鑑賞しました。
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最後に・・・・

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長 寿

という言葉が紹介されました。




あまり耳にしない言葉ですが、ヤクルト創始者、医学博士代田 稔氏が提唱された考え方で、

「腸を丈夫にすることが健康で長生きにつながる」というものです。




昭和5年に医学博士代田 稔氏が「乳酸菌シロタ株」強化培養することに世界で初めて成功し、昭和10年に福岡市で製造・販売が開始され、長い歴史を歩む「ヤクルト」ですが、医学がまだ発展途上であった頃から、腸内環境に着目されてきたことはすごいですね。
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長寿

簡単な腸内環境のバランスを見る方法。

便の形状や色はもちろん・・・・・




水に浮くかどうかもその一つだそうです。
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硬く黒っぽくて水に沈みやすい便の場合、腸の中では悪い菌優位となっているかも???


トイレを済まし流す前に、一度確認してみてはいかがでしょうか?(笑)








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by kuroshioen | 2017-01-19 18:32 | ユニットケア | Comments(0)

ビオフェルミン 勉強会

こんにちは。


先日ビオフェルミン製薬の方に来ていただき、製薬会社の視点からプロバイオティクスと腸内菌叢、下痢と便秘についてお話をして頂きました。

ビオフェルミン製薬は創設100年と古く、私達も子供の頃から馴染みのあるお薬です。
担当の近藤さん。神戸から来て下さいました003.gif


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ことの発端はと言いますと・・・・

私たちは近年、高齢者の排泄コントロールや健康において腸内フローラの働きに着目しており、水溶性食物繊維や乳酸菌飲料などプロバイオティクスをケアに活用しています。そこでこれまでも太陽化学さんやヤクルトさんをお招きしセミナーを行なってきました。

そこで、研修計画を立案する東課長が、ふと、プロバイオティクスとして身近なビオフェルミンさんの話も聞きたいと思いつき、会社に飛び込み電話を掛けたところ、そのような要望は初めてとの事でしたが、これを機会に是非ということで実現したという事です。

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ヒトの腸内には、1000種100兆個の腸内細菌がすみついており、腸内菌叢と呼ばれています。
腸内菌叢を構成する菌にはビフィズス菌等の有用菌やウェルシュ菌等とその中間に位置する菌があり、健康なヒトでは有益菌が優勢な状態で一定のバランスが維持されています。
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体調不良、環境の変化、薬剤(抗菌剤)の投与により腸内菌叢の異常によりバランスが崩れると下痢・便秘などの腹部症状が現れます。
このとき、ビフィズス菌などの有用菌を投与し、腸内菌叢のバランスを正常化することにより、下痢・便秘の改善に有効とされています。



下痢の種類                                                        
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便秘の種類
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どちらも日頃から乳酸菌を積極的に摂り、善玉菌の多い腸内環境に整えておくことが大切だそうです。

子供の頃から「お腹を下したらビオフェルミン!!」というイメージがありましたが、下痢だけでなく便秘においても服用が効果的ということです。





この他にも病院で処方される一般乳酸菌製剤の種類や、抗生物質にも耐性のある耐性乳酸菌製剤について紹介がありました。
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ビオフェルミンにも様々な種類があることを初めて知りました。




その後の質疑では・・・
「ヒトにはヒトの乳酸菌。とありますが、ビオフェルミンの乳酸菌はヒトの腸から採取したのですか?」
「過剰に摂取して何か問題はないのですかか?」
といった質問があがりました。


ビオフェルミンはお薬というイメージでしたが、サプリメントというイメージを持って下さいというお話があり、たくさん服用しても特に害は無いとのことです。




免疫機能や排泄など私たちの健康と深い関係のある『腸内環境』ですが、また一つ知識が増え勉強になりました。045.gif



ケアマネ新谷






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by kuroshioen | 2017-01-18 18:16 | ユニットケア | Comments(0)