クレール日記

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事例発表終える

こんにちは。


こちらの写真・・・・・
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窓際でひとり思いにふけている人。


東キヨ介護主任です。






何かあったのでしょうか???



いえ!


緊張の中、原稿を何度も読んで練習する発表直前の彼の姿です。(笑)






先日、3月11日・12日と神戸で開催された「第16回気づきを築くユニットケア全国実践者」にてクレール高森の取り組みを発表させて頂きました。



第7部門『ターミナルケアから学んだこと、考えたこと、伝えたいこと』

第7部門 7-3
『暮らしの中で看取る』 クレール高森 東 潔明


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私の役割はと言いますと・・・


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右端の隅で・・・



こんな感じ。
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演台脇でのパソコン操作です。(笑)







会場はホールとかではなく神戸学院大学の教室という事で・・・

こんな雰囲気。
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皆さん、興味のある発表の時間に合わせて、学内の教室を移動し聴講する感じです。



「会場が小ぢんまりとしてて、そんなに緊張しないんとちゃう?」とか気楽に東キヨ主任に声を掛けるも・・・顔がこわばっていましたね。(笑)






私たちの発表の時間に教室に入ってくる人もおられ・・・
(これがまた緊張するんです)


そこそこの人数の方が聴かれていました。
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スライドを押しながら…余裕の写真撮影?(笑)




こういった事例発表の場では、なかなか会場からの意見や質問が出ないことが多いのですが、今回、ユニットリーダー施設で、クレール高森のスタッフも実習に何名かお世話になった、奈良県の特別養護老人ホームわの看護師さんから質問を頂きました。

和里さんの発表の際に私も質問させて頂いたので、このような場で積極的な意見交換が出来、とても有意義な発表となりましたね~。



発表を終えた東キヨ主任と、ともに出張した宮上、西ユニットリーダー。
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ここからは、それぞれ実践セミナーに参加した感想を書いてもらいます。




こんにちは、ショートユニットの宮上です。

私は今回実践セミナーへの参加は去年に続き、二度目になります。去年と違って、今年は主任の事例発表があるということで、主任も緊張されたと思いますが、始まる前から発表者でない私も何故か手に汗握りました。いざ発表が始まると主任の発表は堂々たるもので、分かりやすく聞き入りました。主任の発表を聞き、改めてクレールの取り組みの素晴らしさを実感し、そんなクレールを誇りに思いました。

さあ、今年のセミナーも終わりました。このセミナーで受けた刺激を忘れず、自分も現場で実践して頑張っていきたいと思います!!




今回は発表者側からの参加になりました、東潔明です。

いつもの事ですが、発表前には「なんで、こんな事するってゆったんやろ?」という思いが頭の中を駆け巡り、緊張するんですよ! 管理人がどこかで鋭い質問をしてくれたおかげで・・・・。他施設からの質問があり・・・楽しい意見交換でした。

発表自体は僕達が自身を持って取り組めた内容だったので、会場からの質問に対しても特に焦る必要もなく答えられます。

去年はこの研修で発表された施設から「夜間入浴にチャレンジしたい!」という刺激を受け、今現在、クレールでも夜間入浴を実施しています。

今年の刺激はというとやはり「パーソンセンタードケア」でした。この講義が一番興味深く、「その人を中心としたケア」を考える事の重要性を再認識し、認知症の方の心理状態を考える事を勉強させて頂きました。「パーソンセンタードケア」「認知症ケアマッピング」の研修に行ってみたい気持ちが更に高まりました。

私がユニットリーダー研修の実習でお世話になった奈良県和里さんでは「パーソンセンタードケアに力を入れており、入居者への対応が「その人を中心としたケア」に徹しており感銘を受けたのを今でも忘れられません。

自立支援論の認知症ケア、パーソンセンタードケアの認知症ケア、この2つを実践できればより質の高い認知症ケアができるのでは?と考えています。

今回も良い刺激を受け、また次にやりたい事も出来ました。来年の発表は・・・・??? 恐らく誰かが手を上げてくれると思います(笑)

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by kuroshioen | 2017-03-20 17:09 | Comments(0)

第16回気づきを築くユニットケア全国実践者セミナーIN神戸


こんにちは。


久しぶりの東潔明です。





今日も、管理人から「そわそわしてる?」と言われる訳ですが・・・

私、段々と落ち着かない心理状況となってきていまして・・・



なぜ落ち着かないか?




事例発表を控えているわけです。





前回、人生初の経験として、㈱太陽化学さん主催のケアセミナーで講師をさせて頂いた訳ですが・・・


参照記事:『上司の公演を聴いて・・・』
http://kuroshioen.exblog.jp/25720878/


今回、「第16回気づきを築くユニットケア全国実践者セミナー」にて、クレール高森の取り組みを発表させて頂くことになっています。和歌山県からの発表はクレールだけと聞いてまいす。




発表まであと5日・・・




このセミナーではユニットケアに取り組んでいる施設による実践者発表や、様々な講座が企画されています。




昨年、実践発表を聴く参加者としてこのセミナーに行ってきました。

そこで、「来年は自分たちの施設の取り組みを何か発表したい!」と思ったのがきっかっけです。




直前になってくると… 毎度のごとく「何でこんな事をしようと思ったんやろ?」と、自問自答してしまうんですよね。(笑)


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実践者発表は第1部門から第7部門まであり、それぞれのテーマに全国の施設から発表がエントリーされます。

私たちは第7部門『ターミナルケアから学んだこと、考えたこと、伝えたいこと』で発表させて頂きます。





第7部門 7-3
『暮らしの中で看取る』  クレール高森 東 潔明・岡 司


施設におけるターミナルケアでは、ご本人、ご家族への寄り添うことが大切となります。そこで心理的な寄り添いのみならず、介護職における専門職としての的確なアセスメントが重要と考えます。ご家族の揺れ動く気持ちに、専門職としての関わりを持って寄り添い、ご希望に添ったターミナルケアに取り組んだ一事例を発表させて頂きます。





この話をユニットで話をしたところ(看取りの発表とは言えませんが)・・・ 



あるご入居者から・・・




「わしも神戸連れって欲しい!」とお話しがあり???(笑)


「ちょっと神戸までは遠いですし、勘弁して下さい。」と丁重に断ったところ・・・・




「なんで行きたいかと言うとな、ここでの取り組みをどのように発表しているか、ここの住民として聞いてみたいんや!」







となりのご入居者からも・・・・





「ここでやってもらっている事をどんな風に伝えているか聴いてみたいわぁ~。」との事でした。






僕はこの話をご入居者から聞いて、「クレールの住民目線の事例発表もあるんだなぁ」と感心してしまいました。


僕達は取り組みを発表する側で、事例発表ではそれを聴く受講者がいて・・・、その参加者に入居者がいるという視点は考えたこともなかったです。





施設で暮すご入居者の視点をあらためて勉強させられました。


この出来事は、かなり刺激になりました。  







今年で黒潮園40周年。入居者の方には…



「神戸は勘弁してもらって、夏くらいには新宮で記念フォーラムやる予定なので、その時はクレールの住民として発表を聴いて下さいよ!」と・・・ 

(ご入居者からの発表というのもありなのかも?)



「うれしい、楽しみにしとるわ!」と納得して頂けました。(笑)







これでまた夏くらいにそわそわする状況を作ってしまった・・・・・







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by kuroshioen | 2017-03-06 16:13 | Comments(0)

おとう祭り 2017

こんにちは。

東潔明です。


今年もこの季節がやってきましたね。そう、おとう祭りです。

(と言いますかもう終わりましたね。私、管理人の体調不良により東キヨ主任の記事原稿をUPするタイミングが遅くなりましたことをお詫び申し上げます。)



新宮の男はこの2月6日が近づくと何かソワソワしだします。

今年から高校の同級生が1人加わり3人となりました。
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この同級生は初上りでしたが、来年もまた上りたいとの事でした。やっぱりおとう祭りは魅力的なのでしょうね。


ちなみにこの友達とは最近、近所で偶然会い(16年ぶり?)一緒に上る事となりました。16年も会っていなかったのに、あの頃と変わらない関係は不思議な気持ちになりました。




管理人、北村主任、平根相談員もいつもの乗りで・・・!!
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今年も北村主任は松明をどこかで無くしてしまい、手ぶらで下山したとか?


管理人は、空手で中学校から県外に出る息子さんと…最後のお灯まつり。
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門近くの激戦区に参戦し、小学生ダントツの速さで下りたそうです。親子の絆ですね。

一方で、撮影のために持参したスマホを、神倉神社に奉納してきた???(笑)





という事で、去年はこの祭りに関して詳しい内容のブログになりましたが、今年は写真も少なくすみません。
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1年たまりにたまった大量の膿(この煙であぶり出される、涙、鼻水)が出て、神倉山を下山する頃には清々しい気持ちになれました。


管理人は携帯を落として…その後しばらく凹んでいたとか?



去年の様子はこちら
『おまつり 2016』 http://kuroshioen.exblog.jp/24942922/

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by kuroshioen | 2017-02-22 11:10 | Comments(0)

第1回 国際・アジア健康構想推進協議会

こんにちは。

以前、このブログでも今後の介護保険制度の動向として、「未来投資会議」において安部総理が示した「自立支援介護へのパラダイムシフト」について解説しました。
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実はこれに至った背景には、内閣官房健康・医療推進室が進める「アジア健康構想」というものがあるのです。




平成29年2月9日 第1回国際・アジア健康構想推進協議会が東京で開催されました。
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そこで情報収集のために出張をし参加して来ました。

その内容を少し紹介させて頂きたいと思います。





今回、第1回となる国際・アジア健康構想協議会には、政府や日本医師会をはじめとする医療・介護事業の業界団体、大手商社の関係者など300人が集まりました。そこで政府による「アジア健康構想」の説明の他、株式会社や医療法人、社会福祉法人といった介護事業者によるアジア展開の事例紹介や、日本リハビリテーション病院・施設協会、日本慢性期医療協会など有識者によるプレゼンテーションが行われました。

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1.開会

・アジア健康構想会議 議長(内閣官房健康・医療戦略室長) 和泉 洋人

・国際・アジア健康構想協議会座長(医療介護福祉施策研究フォーラム理事長)中村 秀一

・自由民主党 国際保険医療戦略特命委員会 委員長 武見 敬三

・厚生労働大臣 塩崎 恭久  (代理技術・国際保険総括審議官 福田佑典


2.事務局説明

・内閣官房健康・医療推進室


3.介護事業者によるアジア展開事例紹介

・株式会社 リエイ

・医療法人社団 鉄佑会

・豊栄グループ

・医療法人・社会福祉法人 さわらび会


4.有識者による発表

・日本リハビリテーション病院・施設協会 栗原 正紀

・日本慢性期医療協会 竹久 洋三

・全国老人保健施設協会 東 憲太郎

・日本理学療法士協会 半田 一

・日本作業療法士協会 中村 春基

・日本言語聴覚士協会 深浦 順一

・国立社会保障・人口問題研究所 川越 雅弘



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「アジア健康構想」については、平成28年7月29日 安部総理大臣を本部長とする健康・医療戦略推進本部において決定された「アジア健康構想に向けた基本方針」に記されています。

急速に進むアジア諸国の高齢化により見込まれる、高齢者関連事業の需要増加に対して、高齢化が先行した日本の高齢化対策や日本的介護を、官民連携のプラットフォーム(基盤)として海外に展開(輸出)するという構想です。
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アジア諸国は今後、本格的に高齢化を迎えます。
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韓国の高齢化率は2015年の13.1%が35年には27.4%に上昇。シンガポールは11.7%が26.7%に、中国も9.6%が21.3%に高まる見通しです。今後、日本を追う形で急速に高齢化が進み、一気に高齢社会となることが予測されています。

しかし、日本に次いで介護保険制度を導入した韓国、台湾の他は、公的な皆保険制度のない国が多く、介護サービスの整備も遅れており、日本における高齢化対策や日本の民間介護事業者等の進出に対する関心が高まっています。





今後、「アジア健康構想」ではワーキンググループを設け、海外に輸出する「日本式介護」を整理するとされています。

この「日本式介護」とは一体何を指すのかというと『自立支援介護』なのです。



では政府が今後の介護保険制度の主軸に位置づけるともしている『自立支援介護』の具体的な内容はと言うと、特養におけるおむつ外しや、要介護度改善の実績が具体的な内容として取り上げられた、国際医療福祉大学の竹内孝仁教授を中心として展開してきた「基本ケア」の理論だということです。

この「基本ケア」では、水分摂取、排泄の自立(オムツ外し)、歩行、常食のケアに取り組むものですが、特養の業界団体である全国老人福祉施設協議会が「科学的介護」「竹内理論」をキーワードとして全国規模の研修会「介護力向上講習会」を開催し、全面的に推し進めてきたものです。

私たちもこの講習会には参加してきたことをこれまでも紹介してきました。





しかし、「未来投資会議」で政府がこのような介護を実践する施設に介護報酬で評価するという方針が出された直後から、この動向に意義を唱える動きが見られ、業界団体である全国老人福祉施設協議会も厚労省に異議を申し立て、反対する声明文を出すに至っています。


報酬(収益)に関係してくるとなると、手をひっくり返したような動きに・・・・


おかしいですね。




このように、介護保険制度の在り方が大きく変わろうとしている中で、今回、この第1回国際・アジア健康構想推進協議会に参加し、幅広い視野で「自立支援介護」を考える機会となりました。

今後の重要なキーワードは間違いなく『医療・介護の連携』です。そこで「自立支援介護」が不可欠であるという認識が高まっており、そこにおける介護職の立ち位置。これが明確になりつつあるという事です。



いよいよ介護職の専門性が求められいる。
(期待されている)

ある意味チャンスなんですよね・・・・・




続きは次回にお話させていただきますね。






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by kuroshioen | 2017-02-19 23:51 | ユニットケア | Comments(0)

ヤクルト勉強会

こんにちは。



そう言えば・・・






以前、『プレバイオティクス』と『プロバイオティクス』②http://kuroshioen.exblog.jp/26273710/という記事の最後に・・・


・・・・・(略)

先日、(株)ヤクルトさんをお招きし施設内セミナーを企画しました。

また次の機会にその様子をお伝えしたいと思います。



と書いていながら、記事にしていなかった・・・!?








新谷ケアマネが『ビオフェルミン勉強会』の記事をUPしてくれていたので、
遅くなりましたが『ヤクルト勉強会』について報告させて頂きます。(笑)




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開催したのは昨年、9月15日

月日が経つのは早い・・・・




そう言えば、前年11月中旬に外出した『釣り企画』の記事を書くはずの東キヨ主任もまだのような・・・

早く借金返済(記事UP)しないとダメですね~(笑)






さて、セミナーの方はといいますと。

まず腸内細菌について基本的なお話から始まりました。


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腸にすむ細菌はおよそ1,000種類、100兆個もしくはそれ以上と言われますが、

その細菌を全部合わせるとどれくらいの重さになると思いますか?



との質問があり… 



その答えは約1kgになるそうです。

それらをつなぎ合わせると地球2週半もする長さになるという事です。驚きですね。

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良い菌と悪い菌、中間菌による腸内環境のバランス、良い菌の働きといった基本的なお話はこれまでに学んだ通りですが、

ヤクルトさんの製品では主に「ビフィズス菌BY株」「乳酸菌シロタ株」2つのプロバイオティクスを強みにされており、その違いが解説されました。
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「ビフィズス菌BY株」は商品の例で言うと「ミルミルS」他ですね。

「乳酸菌シロタ株」はいわゆる「ヤクルト」他です。


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それぞれ、特性が違うということは勉強になりましたね~。

どっちも飲むほうがいいのかも?




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ちなみに「乳酸菌シロタ株」の名前「シロタ」は、乳酸菌が腸の中の悪い菌を抑えることを発見し、強化培養することに世界で初めて成功した、ヤクルトの創始者で医学博士の代田 稔氏の名に由来します。
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ヤクルトさんのHPでは、ヤクルト中央研究所の知見など色々なことが知れます。
是非ご覧下さい。⇒ http://www.yakult.co.jp/

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これまでも紹介させて頂きましたが、私たちは排泄ケアにおける排便コントロールの手段の一つに、腸内細菌のエサとなる太陽化学さんのプレバイオティクス「サンファイバー」、それにこのプロバイオティクス「ミルミルS」を活用しています。

そこで効果が得られにくい場合など、その特性の異なる「ヤクルト400」あたりと交互に活用することでいい変化が得られるケースがあるという事です。



あと、「ビフィズス菌BY株」は空気を嫌う性質があり、「ミルミルS」を開封後に常温で置いておくと菌が死んでしまい効果が薄くなることも知ることができました。早速、現場ではこまめに冷蔵庫に入れ提供することにしました。





セミナーでは、NICUなど未熟児の治療を行う医療現場の最前線で活用されている様子などビデオも鑑賞しました。
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最後に・・・・

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長 寿

という言葉が紹介されました。




あまり耳にしない言葉ですが、ヤクルト創始者、医学博士代田 稔氏が提唱された考え方で、

「腸を丈夫にすることが健康で長生きにつながる」というものです。




昭和5年に医学博士代田 稔氏が「乳酸菌シロタ株」強化培養することに世界で初めて成功し、昭和10年に福岡市で製造・販売が開始され、長い歴史を歩む「ヤクルト」ですが、医学がまだ発展途上であった頃から、腸内環境に着目されてきたことはすごいですね。
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長寿

簡単な腸内環境のバランスを見る方法。

便の形状や色はもちろん・・・・・




水に浮くかどうかもその一つだそうです。
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硬く黒っぽくて水に沈みやすい便の場合、腸の中では悪い菌優位となっているかも???


トイレを済まし流す前に、一度確認してみてはいかがでしょうか?(笑)








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by kuroshioen | 2017-01-19 18:32 | ユニットケア | Comments(0)

ビオフェルミン 勉強会

こんにちは。


先日ビオフェルミン製薬の方に来ていただき、製薬会社の視点からプロバイオティクスと腸内菌叢、下痢と便秘についてお話をして頂きました。

ビオフェルミン製薬は創設100年と古く、私達も子供の頃から馴染みのあるお薬です。
担当の近藤さん。神戸から来て下さいましたemoticon-0102-bigsmile.gif


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ことの発端はと言いますと・・・・

私たちは近年、高齢者の排泄コントロールや健康において腸内フローラの働きに着目しており、水溶性食物繊維や乳酸菌飲料などプロバイオティクスをケアに活用しています。そこでこれまでも太陽化学さんやヤクルトさんをお招きしセミナーを行なってきました。

そこで、研修計画を立案する東課長が、ふと、プロバイオティクスとして身近なビオフェルミンさんの話も聞きたいと思いつき、会社に飛び込み電話を掛けたところ、そのような要望は初めてとの事でしたが、これを機会に是非ということで実現したという事です。

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ヒトの腸内には、1000種100兆個の腸内細菌がすみついており、腸内菌叢と呼ばれています。
腸内菌叢を構成する菌にはビフィズス菌等の有用菌やウェルシュ菌等とその中間に位置する菌があり、健康なヒトでは有益菌が優勢な状態で一定のバランスが維持されています。
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体調不良、環境の変化、薬剤(抗菌剤)の投与により腸内菌叢の異常によりバランスが崩れると下痢・便秘などの腹部症状が現れます。
このとき、ビフィズス菌などの有用菌を投与し、腸内菌叢のバランスを正常化することにより、下痢・便秘の改善に有効とされています。



下痢の種類                                                        
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便秘の種類
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どちらも日頃から乳酸菌を積極的に摂り、善玉菌の多い腸内環境に整えておくことが大切だそうです。

子供の頃から「お腹を下したらビオフェルミン!!」というイメージがありましたが、下痢だけでなく便秘においても服用が効果的ということです。





この他にも病院で処方される一般乳酸菌製剤の種類や、抗生物質にも耐性のある耐性乳酸菌製剤について紹介がありました。
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ビオフェルミンにも様々な種類があることを初めて知りました。




その後の質疑では・・・
「ヒトにはヒトの乳酸菌。とありますが、ビオフェルミンの乳酸菌はヒトの腸から採取したのですか?」
「過剰に摂取して何か問題はないのですかか?」
といった質問があがりました。


ビオフェルミンはお薬というイメージでしたが、サプリメントというイメージを持って下さいというお話があり、たくさん服用しても特に害は無いとのことです。




免疫機能や排泄など私たちの健康と深い関係のある『腸内環境』ですが、また一つ知識が増え勉強になりました。emoticon-0144-nod.gif



ケアマネ新谷






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by kuroshioen | 2017-01-18 18:16 | ユニットケア | Comments(0)

特養『高森の郷』からのお客さま

こんにちは。

先日、奈良県十津川村にある特別養護老人ホーム高森の郷の方々が、施設見学にお越しになられました。

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遡ること5年前。近畿老施協大会で発表した黒潮園の食事ケア(経口移行への取り組み)をきっかけに双方の施設見学を行うという交流を持たせて頂いた施設です。


当時、まだクレール高森は構想の段階でしたが、高森の郷さんは従来型の施設にも関わらず、ユニットケアの理念をもとにしたケアへの取り組みに熱意を持たれていたことがとても印象的でした。






あれから5年。

構想だったユニット施設が、クレール高森として建ちあがり・・・

その時、一歩先を歩まれていた施設から、今後の参考にしたいと見学の依頼があったことは嬉しく思います。





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「ここはホントいい所よ~!」とショートご利用者。(笑)



深瀬施設長を始め、見学に来られた職員の皆さんは大変熱心で、ケアの取り組みから業務内容、勤務表に関することまで熱のこもった意見交換ができました。

特に私たちの勤務シフトに興味を持たれていましたね。
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勤務表作成ソフトや24時間シートシステムも実際にパソコンで説明



今、当地方の施設も人材不足などの理由で、勤務時間内に業務を終えることのできない現状があり、悩みの一つとして上がっています。


夜勤を終えても定時には帰らず現場の手伝いをしている・・・

早番の人が残って日勤の仕事を手伝っている・・・


こういった声はよく耳にします。





ユニットケアでは少人数のご入居者を少人数の職員で工夫してケアを行う訳ですが、一般社団法人日本ユニットケア推進センター主催のユニットケア研修では、勤務時間8時間の夜勤を推奨しており、これによって日勤帯の職員数を確保し、日中の支援が手薄にならないよう対応することを勧められています。

確かにメリットがありますが、職員の休日回数に影響し負担感が強くなるデメリットがあります。




ワーク・ライフバランスを両立できる職場を目指す私たちは、現在、勤務時間12時間の夜勤を採用し、連続で夜勤に入る特殊な勤務を組みます。

これによって、夜勤を終えた非番(明け)に公休を組み合わせて3連休が取れます。今年度はさらに全員の有休休暇取得を推進しています。もちろん基本的に定時に業務を終えます。

年に一度程度ですが、5連休取得も可能となりました。




高森の郷さんは、以前の私たちのように16時間夜勤をされているようですが、色々と悩みも多いみたいで… これには大変興味を持たれていました。参考になればと勤務表のコピーも持ち帰って頂きました。



他、外出支援にどうやって取り組んでいるのか、自立支援の介護の取り組み、毎週実施しているケアカンファレンスや24時間シートの運用について…などなど沢山の意見交換を行ないました。

私たちの取り組みに高い関心を持って頂いたことは、嬉しいことです。





朝10時にお越しいただき… 

昼食を挟んで、気付けば15時を過ぎていましたね。





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今月予定していた2班の見学を終え、次は1月に第3班が来られます。

次回はどんな意見交換ができるか楽しみです。






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by kuroshioen | 2016-12-27 23:13 | Comments(0)

未来投資会議『自立支援と介護報酬』

こんにちは。

今回は事業者向きの内容になりますが、国の重要な動きをお伝えします。



以前、このブログでも『介護度改善で財政支援?』という記事で、2018年介護報酬改定に向け議論を行なっている厚生労働省が、介護予防などの取り組みで高齢者らの要介護度が改善した自治体に財政支援する方針を示したことをお伝えしました。

『介護度改善で財政支援?』
http://kuroshioen.exblog.jp/26175496/

財源に限りのある現状では、介護度の改善などケアの質が評価される(せざるを得ない)ことが今後の介護保険制度で求められてくることが示唆されている訳ですが、今回はこの厚労省のさらに上の内閣といったレベルでの動きをお話させて頂きます。






アベノミクスを進める 政府は、産業競争力会議など既存の会議を統合し、新たな国の成長戦略の策定に向けた司令塔として、安部総理を議長とする「未来投資会議」を設置し、さまざまな議論を進めています。


平成28年11月10日、第2回となる未来投資会議が総理大臣官邸で開催されました。今回の会議の議題を「未来投資の推進」及び「医療・介護の未来投資と課題」とし、介護保険サービスの在り方についても議論が行われました。

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首相官邸HP  http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/actions/201611/10mirai_toshi.html

そこで、国際医療福祉大学竹内孝仁教授が安倍総理大臣や麻生大臣の前で、"自立支援介護"のプレゼンテーションを行われました。参加する閣僚はその成果に大変興味を持たれ、特に麻生大臣は医療費の削減効果につながることに関心を持たれたと聞いています。

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この未来投資会議ではその内容を受け、介護保険制度の方向性を「自立支援型」の介護に革新する方針が決定されました。


未来投資会議(第2回)後の 石原経済再生担当大臣記者会見要旨
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/miraitoshikaigi/dai2/kaikenyoshi.pdf




会議における安倍総理のコメントでは、健康寿命を伸ばすことが喫緊の課題とし、これは社会保障費の削減につながるモノと考え、2025年問題に間に合うよう、予防、健康管理、自立支援に軸足を置いた「新たな医療・介護システム」を2020年までに稼働させ、「スピード感を持ってパラダイムシフトを起こす」と提言されました。


又、これまでの目の前の高齢者のできないことをお世話することが中心であった介護は、現場の労働環境を厳しいものとしてきたとし、今後は高齢者が自分で出来ることを助ける「自立支援介護」に軸足を置くことで、ケアの取り組みで要介護度が下がっていくという達成感を感じることが専門職の働きがいにつながることではないかと、今後の介護職のあり方にも言及されています。


これは私が着任し、一連の現場ケア改革を進める際に、常に発信してきたことです。


そして、医療・介護の報酬や人員配置基準といった制度の改革に踏み込んでいくと明言されています。具体策としては、2018 年度の介護報酬改定で、要介護度を改善させた事業所の報酬を引き上げることや、18 年度以降には、自立支援を提供しない事業所や、回復に向けて後ろ向きな事業所の報酬を減額することが検討されているようです。



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 安部総理の提言動画 
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg14479.html
 (是非ご覧下さい)


いかがでしょうか? もうここまで来ているんです。





今回、プレゼンテーションを行った国際医療福祉大学竹内孝仁教授が講師をされている、おむつゼロ特養を目指す介護力向上講習会にて、私たち黒潮園・クレール高森ともに『おむつゼロ特養』の認定表彰を受けています。


この業界では色々と賛否の議論があるようですが、私たちは「おむつゼロ」「竹内理論」や「科学的介護」といったキーワードに固執しませんし、興味がありません。目指しているのは「質の高い専門性のある介護」です。



介護職が誇りと自信を持ってケアを実践する。

ご本人の残存能力が発揮できる自立支援の介護。

そして、年を重ねても健やかに過ごす暮らしの提供。


・・・・そういったことが実現できる施設介護を目指しています。






この国の動きにしても、何か新しい動きには必ず反対論が起こるでしょう。



介護保険制度はどこに向かっているのか?

自施設がどの方向に向かえばいいのか?




「自立支援」「看取り介護」・・・・

今、あらためて施設介護の在り方に向き合うことが重要と言える時期にあるのではないでしょうか。







皆さんはどんな施設に入所したいですか?

どんな介護を受けたいですか?

最期をどう迎えたいと考えますか?




激変が予測される国政の動きに対応できる、良質なケアを実践する施設。

そうでない施設・・・・





医療・福祉は理念を遂行するものです。


理想とする介護を追加し続けることに、必ず結果が付いてくるものと思います。


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by kuroshioen | 2016-12-09 08:40 | Comments(0)

稼働率99%の特養


こんにちは。




月日が経つのは早いものです。

施設ではもう、忘年会の企画が始まっています。(笑)




事業では上半期を終え、今年度も折り返し地点を過ぎました。

そこで先日、当法人恒例の職員全体会を実施しました。



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事業の経営・運営は職員と一体となって初めて成果の上がるものです。

これは私が着任して以来、毎年必ず、年度初め4月と、上半期を終えた10月に、全職員に向けた情報発信・共有の場として実施しているものです。

事業方針はもちろん、業績についても理事会・評議員会と同様、職員にも報告します。(これは一般的な事業所ではあまりない事でしょうね)
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平成二八年度事業計画ではテーマを『安定した財務基盤と質の高いサービスの提供』とし、今年度の実績を検証し、中長期の財務の見通しを立てる方針を立てています。
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この上半期の事業実績にて特筆すべきことは、『非常に高い稼働率』と言えます。





ショートステイと入居を合わせた施設の稼働率は、


黒潮園99.4%

クレール高森99.2%という、


全国でも類を見ない驚異的な実績となっています。



稼働率とは、入居ベッドがどの程度効率的に稼動しているかを示す数字です。 100%に近いほど空いているベッドが無い状態で利用されていることになります








介護事業所では・・・

「経費がかかるので、新しい備品がなかなか買ってもらえない。」

「人件費がかさむので人を雇ってもらえない。」

という声が聞かれます。介護のお仕事をされている方の共通の悩みでしょうね。






どうでしょうか?


またはそのような環境で本当に行き届いたケア、質の高いケアが実践できるでしょうか?

そのような環境で本当に職員がやりがいを持ち続けることができるでしょうか?

では、どうすれば改善できるのでしょうか?




私は、介護事業では立ち遅れている、この『充実した職場環境』『サービスの質向上』の両立を実現したい、という強い想いを持ってこの法人に着任しました。
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そのため平成21年より、目標とする稼働率を高く持ち、適正な事業収入の確保の重要性について、役職員を初め職員全員で共有し、まずは収入のポテンシャルを最大限に発揮する必要性を説いてきました。

もちろん主要な会議では職員と共に検討しています。

このクレール高森を建築したのは、次世代の方のニーズにお応えできるよう個室特養を整備したいという想いがありましたが、また経営基盤の安定化における事業規模の拡大としても、重要な計画と言えました。
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一方で、新宮市の人口の減少傾向に歯止めがかからず、高齢者人口そのもの減少が危惧される当地方です。事業者の考えは様々ですが、私は必要以上に事業拡大するリスクを感じます。
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今後の介護事業経営では事業拠点を増やすのではなく、必要な事業をしっかり見据えて磨き上げることが重要と考えます。








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こうやって中期事業計画を遂行し、事業規模に見通しが立った今、求められる事は… 10年先、20年先を見据えているか?そしてこれからの未来に輝き続ける事業所であることができるか?だと思います。

135人の職員の雇用を保障し、高齢者福祉を地域の中核法人として、要は潰れない事業所として、かつ職場環境が整った事業所として走り続けることができるのかという事です。




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あくまでも上半期実績という途中経過ではありますが、上半期の実績は各事業とも過去最高の稼働率、増収という結果となりました。

これは今年度予算にある利益が上半期で達成されたことになります。

これは何より、私たちが積み重ねてきた取り組みと変革が、地域において高い評価を頂いていることを示すものと言えます。




施設における稼働率が99%を超えるということは全国的にも類を見ない実績といえますが、この要因の一つに、入居する高齢者が健やかに過ごされており、入院者数が少ないことがあげられます。

これは質の高いケアが実践されていることを示しており、数年かけて築き上げてきた、『専門性のある質の高いケア』への取り組みが成果として現れているとも言えます。


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また、生活相談員、各部署の所属長を始めとするスタッフの意識向上と連携により、新規入居の受け入れ、短期入所の空床利用が効率的に運用されていることも大きな要因と言えます。


このようなスタッフ個々の主体的な行動力が発揮される人材の成長は、『働きやすい職場づくり』を常に掲げ、職員の処遇改善と現場改革に取り組んでいることが形となっていることを示していると言えます。






若輩で未熟な私ですが、経営改革が順調に進み、やはりこのような成果を上げる法人に変革をとげたことは、素晴しい人財に恵まれているからだと思います。そして、そのような法人の代表を担うことが出来ていることに誇りに思います。

信念を貫き取り組んできた7年間。ようやく『充実した職場環境』『質の高いサービス』そして『安定した経営』、これらを高い次元で実現することが、ようやく形として見えつつあることに大変嬉しく思います。

そして、その歩みと向かう方向性に間違いがない、という結果を示しているものと思います。

そこは経営マネジメントの真髄でもあり、やりがいですね。






来年は法人設立40周年。

この高い実績に、開園記念日に職員に喜んで頂けるサプライズをできないかぁ~なんて考えています(笑)。

(厳しい声が聞かれる介護事業において、こんなことを思えるって幸せですね。)





厳しい社会情勢だからこそ前向きに、そして結果を出す。

これが経営者に求められるミッションですね。



これからの季節柄、風邪やインフルエンザの流行などご利用者の体調不良等により、稼働率が低下することも予測されますが、引き続き目標を高く持ち下半期の事業に臨んで参ります。
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by kuroshioen | 2016-11-11 20:01 | Comments(0)

介護度改善で財政支援?

こんにちは。



介護保険制度に関する報道も多く目にしますが、

総費用の増加が大きな課題とされていることは皆様ご存知ですよね。




制度が始まった平成12年3.6兆円だった費用は、急速な高齢化に伴い年々増加する一方をたどり、今年度には約3倍の10兆円に達する見込みとなっています。
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http://www.minnanokaigo.com/news/
またこの介護保険制度は5年ごとに見直しがされており、平成30年の改正に向け、制度施策を検討する厚労省も、お財布どころの財務省においてもこの介護費の抑制について常に議論がされています。


特養介護における費用では介護度が高いほど介護報酬(利用料金)が高く設定されています。
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介護保険制度の設立にあたって、その目的・理念にその人の尊厳の保持自立支援が明示されていますが・・・・


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ここで特養の現場で起こってくる矛盾の一つに、良質なケアを実施することにより、ご本人の自立度が改善され、要介護度が軽くなると施設の収入となる介護報酬が減額となってしまうという事が挙げられます。



それだけではありません。

平成27年4月より、特養に入居できる方が、原則要介護度3以上とされ、特別な理由(特例入所の要件を満たす)がなければ要介護度1・2の方の入所ができなくなってしまいました。

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要介護度3以上で入所されても、施設ケアによって元気になられ要介護が2となってしまった場合、退所を迫れるということになります。

黒潮園でもこれにより退所となった方がおられます。
行政に特例入所を認めて頂けるよう強く訴えましたが叶いませんでした。

在宅では暮らすことが難しいために施設入所される訳ですから、当然、退所となっても行き先はなく、取り敢えず老人保健施設等に入所することに・・・こんな酷い話ありませんよね。



頭の硬い行政に引き続き訴えかけて行きます。








このような現状から・・・・

決して安定していると言えない介護事業です。経営重視の施設では高い介護報酬(収入)を得るために、元気になって頂きたい…ではなく、できるだけ要介護度が軽くならないように・・・といった考えにも発展しかねない状況があるのです。

そうなると、介護保険制度の理念にある『尊厳の保持』『自立支援』とは全くかけ離れた姿と言えます。




・・・矛盾します。

良質なケアをし、自立支援に取り組めば取り組むほど施設収入は減少。また、場合によってはご利用者が退所へ追い込まれる。

現状では質の高いサービスを提供することが全く評価されないんですよね。

要は事業所の理念や方針に委ねられているだけで、より良い介護を提供しようが、しまいが何も変わらないってことです。







そこでこんな一報が・・・・


『厚生労働省は23日の社会保障審議会の介護保険部会に、介護予防などの取り組みで高齢者らの要介護度が改善した自治体に財政支援する方針を示し、おおむね了承を得た。年末にまとめる2018年度介護保険制度改正案に盛り込む方針。』とあります。


国としては、今後、予防を通じた高齢者らの要介護度改善などを評価し、これに応じ自治体を支援する仕組みを検討し、健康な高齢者を増やし、介護費の抑制につなげたいという思惑があるのです。 




これは今後のケアのあり方を左右する可能性がありますね。

実際に要介護度を改善できるかは行政の力量ではなく、その地域の事業所の力量にかかってきます。望むところはこの財政支援を受けた費用を、実際に介護度改善の実績をあげた事業所に支給されることです。

私は行政の介護保険に関する会議に出席する機会が多くあり、ここはしっかりと訴えかけて施策を動かしたいと思います。





実は厚労省も施設ケアの事業所間の質のばらつき、また発展的なケアを行っている施設とそうでない施設のケア水準が二極化していることを把握しています。


介護保険制度の方向性にて、このように志高く理念を遂行している事業所と、そうでない事業所で明暗が分かれることを示唆されることは、ある意味必然なのかもしれません。




私は医療現場を離れ介護事業に関わらせて頂いた6年前から、介護の施策は医療のあとを追いかけている印象を強く感じており、機能や質が評価される時代が来ることを職員全員に伝え、ケアの質向上に努めるべきと重ねて訴え、業務改善を進めてきました。


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よく他の事業所の経営者との交流では、人材不足や報酬改定による減収など… 悲観的な話題をよく耳にしますが、経営センスマネジメント力が問われる、いよいよその成果が試させる、こんな時代だからこそ経営者の存在意義があり、前向きな気持ちになりますね。

(スリルがあるとワクワクする性格でしょうか…笑 )





社会情勢は刻々と変化しています。





『質の高いケア』を提供する事業所…




『働きやすい職場づくり』を実現する事業所…





永い未来において輝き続けることは間違いないと確信します。







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by kuroshioen | 2016-10-01 11:39 | Comments(0)