クレール日記

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黒潮園のネットワーク

こんにちは。事務部・越水です。

クレール高森の開設により、当法人は3つの事業所で6つの事業を実施することになります。
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現代社会においてはどのような業種であれ仕事にコンピュータは欠かせません。当法人でも様々なソフトを日々の業務で使用しています。法人として一元管理する必要のあるデータや各事業所で共有しなければならないデータがありますので各事業所間を結んだ法人としてのネットワークを構築する必要があります。

これらの3事業所は隣接はしているものの別棟ですから相互に接続する方法を検討する必要があります。
一昔前ですと専用線を用いて接続していましたが、インターネット環境が整備された現在においてはVPN(バーチャル プライベート ネットワーク)と呼ばれる手法が一般的に使われるようになりました。
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VPNとはインターネットのような共用ネットワークを経由して拠点間を結び、あたかもプライベート接続されているような環境を仮想的に作り出すものです。専用線による接続と比較して以下のような特徴があります。

VPNのメリット

 ・コストが安い
   それぞれの事業所にインターネット接続環境さえあれば構築が可能。

 ・1対多の接続が可能
   インターネットに接続さえすれば複数拠点との接続が可能。

 ・リモートアクセスが可能
   出張先や自宅からでもインターネット環境があればアクセスが可能。

VPNのデメリット

 ・セキュリティの問題
   共有回線を使用するため、情報の漏洩や改竄等の危険がある。

 ・安定性には劣る
   安定性や通信速度は利用するインターネット環境に依存する為、場合によっては不安定となることもある。

メリット/デメリットを比較するとコストが安く、また自由度も高いVPNは魅力的です。
セキュリティ対策は十分に行う必要がありますがインターネットVPNを導入したいと思います。
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# by kuroshioen | 2013-10-30 13:14 | Comments(0)

照明計画③ 色温度の選択

照明計画②では照度(明るさ)についてお話しました。

照明の光はその明るさ以外に、青みがかった白い光や黄みがかった光といった色合いの違いがあることに気付きませんか? 家電量販店やコンビニの照明は、白っぽくて活発なイメージで、ホテルのロビーや高級感のある飲食店の照明は、オレンジっぽい落ち着いたイメージです。その色の違いを色温度といいます。

今回は照明計画における色温度についてお話をしたいと思います。


色温度とは
明るさはlx(ルクス)という単位で表されます。色温度とは光の色を客観的に表す指標で、K(ケルビン)という単位で表されます。色温度が低いほど赤っぽい色になり、色温度が高くなると白色から青みがかった色になります。色温度は人間の心理や時間感覚にも影響し、また、照度との関係も無視できません
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色温度と生活リズム
太陽が昇ると活動をはじめ、夜になると休息するという人間の生活リズムには、光の色温度も関係していると言われています。もっとも影響しているのは自然光(太陽光)です。日中の仕事や学習を行う時間帯は、昼白色の蛍光灯といった昼間の太陽光のように高い色温度の照明の方が活動的になります。逆に日が沈んで自宅でリラックスするような時間帯は、電球色といった低い色温度の照明が適していると言われています。


色温度と空間イメージ
同じダイニングであっても、照明の色温度によって空間のイメージは全く異なります。その空間の目的に会った色温度の照明を選択する必要があります。

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ちなみに蛍光灯のような昼白色と、色温度の低い電球色では、どちらが食卓の料理が美味しそうに見えると思いますか?

料理の良し悪しは盛り付け次第とも言いますが、照明によっても見栄えは変わってきます。
答えは意外にも電球色なのです。

ショッピングモールで服のショップに入ると、白く明るい照明で綺麗に照らされたショーウインドウの服を見ると、「あの服ええなぁ‥」って思いますよね。いろんな建物やお店に行った時に、普段は気にしていない照明について、その仕掛けを少し気にかけてみると面白いものですよ。

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クレール高森照明計画と色温度
人は無意識のうちにその周囲環境から大きな影響を受けています。そしてその環境に適応するために変化していきます。「生活環境が変わったとたん認知症が急速に進行した」と言ったように、特にお年寄りの方はその影響が強く、精神状態や認知症の進行、健康状態を左右します。施設設計はその点に十分に配慮したものである必要があるのです。照明計画もその一つとして大変重要なものと考えます。

前述したように物の見え方や、部屋の雰囲気は色温度によって変わります。

以前、黒潮園のデイルームをリフォームした際、認知症の方の落ち着く空間づくりとして電球色の照明を採用しました。と同時に床材の色も数多くのサンプルから検討し決定しました。いざ完成すると通常の蛍光灯の下で選んだ床の色が、実際の電球色のもとではイメージしたものと違いを感じ大変勉強になりました。
ですからクレール高森ではさらに慎重な検討を重ね床材を決定しています。
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電球色はたいへん落ち着いた雰囲気となります。しかしユニバーサルデザインという視点から、白内障や視力低下といったお年寄りの方にとってはどうなのか?という迷いもあります。

ですからクレール高森の照明計画における色温度の決定は、実際にサンプルで比較し最終確認をしますが、現時点では落ち着きを演出したい居住空間では、昼光色と電球色の中間にあたる温白色を基本としたいと考えています。当然、ユニットスタッフコーナーや事務所など作業性に配慮すべき箇所には昼光色で明るいものを考えています。

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一方で実際にケアにあたる職員が使いやすさの検証も不可欠です。照明計画が複雑なものであっては意味がありません。スイッチの位置、ON/OFFのゾーンニング、また人感式センサーによる点灯など細部にわたって使いやすさを検討し設計を行っています。

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次は照明計画④『照明機器の種類』にてダウンライトやシーリングライト、吊り下げ式のペンダントライトなど、照明の種類の選択についてお話をしたいと思います。
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# by kuroshioen | 2013-10-27 23:38 | Comments(0)

やっと天気に‥

おはようございます。

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数日続いた雨がようやく上がりました。
心配された台風27号ですが、進路がずれて南海上を通過しました。

しかし、この雨は後期には辛い雨でした。


現場では南棟2階の型枠建て込みが続けられていうます。
雨の日も休まず頑張って頂き、ありがとうございました。
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南棟は屋根など複雑な構造となっており、型枠大工さんが加工図面を工夫しながら進めてくれています。


1階の躯体コンクリートが固まり、強度が確認されたので、型枠を支える数百本のサポート(鉄製の支柱)が外されています。壁や柱、天井の形づくる空間の広がりが感じられます。
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ここは1階南ユニットのリビング(共同生活室)です。広くていい感じです。


居室の窓が切り取る緑の風景‥ 設計で思い描いた通りです。
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今日は午後から、社会福祉法人黒潮園の理事会・評議員会が開催されます。
上半期の事業概要に加え、このクレール高森新規事業の進捗状況を報告、協議したいと考えています。
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# by kuroshioen | 2013-10-26 12:07 | Comments(0)

ユニットケア実地研修に行ってきました

クレール日記2回目の登場の平根です。

9/30~10/4の5日間、ユニットリーダー研修の実地研修として、京都にある特別養護老人ホーム「天神の杜」に行ってきました。今回は講義ではなく、実際ユニットケアを行っている施設で5日間の実地研修ということで、不安と期待で前日から浅眠でした。

事前課題として出発前に「ユニットケア導入・運営計画書」(自施設にて具体的な行動計画書)を作成し、理事長と事務長からのコメントをいただきました。これを手にプレッシャーで気持ちがいっぱいでしたが、頑張ろうとの意気込みで京都に向け出発しました。


1.実地研修のねらい
ユニットの運営上の留意点や工夫について理解し、自施設でどのようにユニットケアを展開するか検討するというものです。
①利用者それぞれの時間の流れや生活の流れを体験する。
②利用者の1日の過ごし方とそれを支える職員の動きを体験する。
③スケジュールのない施設のケアを体験する。
④ユニットにおける起床・食事・排泄・身だしなみ・入浴・就寝を体験する。
⑤申し送りや記録、合同カンファレンスやミーティング等の情報伝達や情報の共有方策を知る。
⑥施設内の研修体制やプログラム、職員間のサポート方法を知る。
と、いろんなことを実際の現場(施設)で体験することができます。

ただし、ユニットケアの基本は講義で学んだものの、この実習ではテーマはなく、「自分自身がいかに目的意識を持って実地研修に参加するか?」が大切です。

そこで私は‥
①入居者になったつもりで体験する。
②ユニットケアで実際に働いているリーダーや職員の人材育成について
③地域との関わりでボランティア参加の仕組みや仕掛けについて
を自分自身のテーマに実地研修に参加しました。



2.実地研修に参加してみて
同じ時期に5名の参加がありました。既にユニットケアを実践している施設、黒潮園と同じく今から新しくユニットケアに取り組む施設など様々ですが‥ なんと全員男性ばっかりでした。(最初は「男だけか・・・」と思ったのですが)みんな同じ介護職ということで思いや悩みも同じで、すぐに意気投合し‥初日から飲みに行き、みんなで熱いトークで盛り上がりました。

実習最初の3日間は、「早く帰りたいなぁ‥」と思う気持ちもありましたが、4日目になると受講者同士の気心も知れてきて、みんなで「明日で終わりと思うと何か寂しくなってきたなぁ」ってお互い言い合う程の関係を築くことができました。

私は、黒潮園に入職して以来、様々な勉強会や研修に参加させてもらっていますが、このように実際の現場で長期にわたり見学、体験できる実習は初めてで、そこで働く職員さんや、施設長さんとの交流を通じてとても貴重な経験をさせて頂きました。特に施設長さんと熱い想いを語り合うことができ、大きな刺激を頂きました。

これは、これまでの研修にはない感覚といいますか‥心の奥底からやる気になり、是非ユニットケアを実現したいという想いが、フツフツと溢れてくるような研修でした。すべてを言葉に表すことは難しいですが、是非、この実地研修で見出した想いを必ずカタチにしていきたいです。
(5日間の研修の詳細は後日改めて報告させてもらいます。)




3.これからの目標について
まずは、入居者の生活習慣や好みを知り、寄り添うケアを行い、落ち着く居場所の提供。
入居者は「ここに来て良かった」、職員は「ここで働いて良かった」、また自分や家族が入りたいと思える施設づくりを目指していきたいと考えています。

次の目標は、和歌山県ではユニットケアの実地研修施設はまだ無いので、クレール高森が和歌山県で初めて指定してもらい、今回大変お世話になった「天神の杜」の皆様への恩返しを行い、日本ユニットケア推進センターの研修会で自信を持って発表できるように取り組んでいきたいと考えています。

最終日に共に学んだ仲間と施設長を囲んでの記念撮影
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ピースをしているのは私だけ?
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# by kuroshioen | 2013-10-25 22:17 | Comments(0)

雨‥ 今日も雨‥ そして台風

今日も一日雨模様です‥。
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工事に着工した6月は梅雨にも関わらず雨量が少なく工事は順調に進みました。
しかし、ここに来て台風の発生が相次ぎ、雨の日が多くなっています。

今週末にかけては北上する台風27号、28号の2つの台風の影響により雨が続く予報が出ており、週明けまでは本格的な工事は難しい状況です。
特に台風27号はスピードが遅く、秋雨前線の活動の活発化と合わせて大雨への警戒が必要とされています。
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このような2つの台風が発生し動きが複雑となる現象を『藤原の効果』と言うそうですね。

藤原の効果
2つの熱帯低気圧が接近した場合、それらが干渉して通常とは異なる進路をとる現象のことである。1921年に当時の中央気象台所長だった藤原咲平が、このような相互作用の存在を提唱したためこの名がある
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この雨の中、今日も南棟2階部分の型枠の立て込み作業は進められました。
しかし、今日も北棟の基礎の埋め戻しといった、土をいじる土木作業、そして配筋作業は行えませんでした。
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今日も活躍することなく北棟脇にたたずむ重機

この天候の不順により、特に北棟の工期がじわじわと遅れてきています。
今年の台風発生件数は例年になく多くなると予測がされています。
天候の影響は私たちにはどうしようもないことです。 はやく天候が安定することを心から願うところです。




また今日は第10回になる定例会議を行いました。

悩みに悩んできた、各ユニットの床材(フローリング)を決定しました。
また、検討を重ねている照明計画についても、多くの時間をさいて検討を行いました。
その内容は改めて照明計画①からお伝えしている連載で紹介したいと思います。
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# by kuroshioen | 2013-10-23 17:41 | Comments(0)