クレール日記

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クレール高森の開設時期と黒潮園改修計画

今回、計画したクレール高森は平成26年3月末の完成を目指しています。
中期事業計画のビジョンにありますように、その後時期をずらした開設を計画しています。
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この7月1日で現行の黒潮園は、開設36年を迎えます。
昭和56年前に鉄筋コンクリート造の建物の耐震基準が改訂され、以前の建物は現行基準を満たさない可能性があると言われています。
学校や県事務所など公共の建物の耐震補強工事や建て替えが行われているのはこのことが1つにあります。そこで黒潮園の耐震診断を行ったところ、居室棟は全く問題なく、事務棟など一部に軽度の耐震補強工事で十分な安全が確保されることが分かりました。
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黒潮園は築年数が経過した今でも綺麗な状態を保っています。
しかし、様々な課題もあります。
当初の設計ではトイレや浴室においてはプライバシーが十分に配慮できているとは言えません。
また、厨房など水回りの作業を有する部分の老朽化もみられます。
より理想の施設をとの想いを持てば持つほど不満も出てくるものです。



地域福祉を支える高齢者施設としてクレール高森とともに、黒潮園はこれから更に数十年の歩みを必要としています。建て替え計画も一時ありましたが、現在は補助金制度が大きく変わり、大半を自己資金で計画しなければならず非常に難しい課題です。しかし一方で現行の施設の改修工事は、入所者さまを一時的に退所していただく訳にもいかず、大変難しいことです。

そこで、今回、この新しい施設が完成すれば、一時的に黒潮園のご入所者さまに移って頂きながら、空いたフロアーごとに改修に取り組む計画をしています。ですからこの新規事業計画はまたとない施設の改修のチャンスとも言えます。



平成21から平成23年の第一次中期計画では、介護職員の増員や処遇改善など魅力ある職場づくりと、専門的な質の高いケアの構築に向けたケアの見直しなど、全面的な現場改革に取り組みました。
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今回の平成24年からの新たな中期事業計画は、新施設の建設と既存施設の改修というハード面に関するたいへん大きな計画となっています。

黒潮園はこれまで重ねてきた素晴らしい歴史の歩みから、これから永く未来に向けた施設へと、とても重要なターニングポイントにあります。この計画を成し遂げることが出来るよう全力で取り組んで行きたいと思います。
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# by kuroshioen | 2013-07-10 17:37 | Comments(0)

パラマウントベッドショールーム

おはようございます。


全国的に梅雨明けし、今朝もすでに気温がぐんぐん上昇しています。

新宮市の昨日の最高気温は36.1℃だったそうです。
もう体温と変わらない気温ですね。


黒潮園では入所者さまが脱水症状を起こさないよう、お一人おひとりの1日の水分摂取量を記録し個別の水分ケアに取り組んでいます。

水分1日1000mlの摂取が目安となります。
皆様もこまめな水分補給による体調管理にお気を付けください。




さて、先日、小林事務長がユニットリーダー研修を受講した際に、パラマウントベッド大阪支店のショールームに足を運んできました。
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これからクレール高森に導入するベッドやマットレスを検討していきます。
睡眠は生活にしめる割合はとても大きく、安眠や褥瘡予防など高齢者の方々にとってベッドの機能やマットレスの性能はとても大切な部分です。

今回、ショールームでは実際にクレール高森の居室の広さや形を再現したデモストレーションルームを準備していただき、実際のベッドや家具のレイアウトを検証することができました。
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又、マットレスの性能が近年とても良くなっていることに驚きました。
厚さも薄くなりコンパクトな上に、褥瘡を予防する専用のマットレスがなくても十分な性能を発揮するものや、ウォーターベッドの利点を導入したマットレスなど、様々なマットレスに直接寝てみて使用感を確認することができました。

このようにマットレスの種類も豊富です。お一人おひとりの生活スタイルに合わせた個別の支援を目指す「クレール高森」では、このマットレスも自分の好みで選択できるよにしたいなぁ‥と思いました。

毎年、黒潮園で勉強会を行って頂いているパラマウントベッド大西様、今回は大変お世話になりました。
ありがとうございます。
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これからも様々なメーカーのショールームを積極的に活用し、導入する商品を慎重に検討しつつ、モノ選びにとことんこだわっていきたいと思います。
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# by kuroshioen | 2013-07-09 08:51 | Comments(0)

ユニットリーダー研修受講

おはようございます。

紀南地方では真夏のような日差しが照り付けています。
本日も全国的な猛暑が予測されており、暑さ対策には十分に注意が必要です。

工事の方は、クレーン車が現場に入り、南棟の基礎部の配筋が始まりました。
引き続き、共有棟、北棟は掘削造成作業が進めれています。
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さて、新しい施設では、これまでの作業的となりがちな集団ケアではなく、個別ケアと自立支援のケアを目指しています。できる限り、入所者一人ひとりの生活に合わせた暮らしを支援できるよう、9名を一つの単位(ユニット)とした新しい形のケアを取り入れていきます。

これを『ユニットケア』と言います。

その理念や意義、具体的な方法は日本ユニットケア推進センター主催の研修会で学ぶことができます。せっかくユニット施設というハード面を整備しても、ソフト面でこれまでと変わらないケアを行うようであれば、全く意味がありません。

先日、この「ユニットリーダー研修」を小林事務長が受講して来ました。
来週には実習研修があります。
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今年度は志望する介護職員2名の出張も決定していますが、まず先陣を切って事務長が受講してきました。
この新しいケアを実現するためには、高齢者の目線やケアの側面から細部まで検討された設計は当然のことながら、やはり、ケアスタッフのスキルが全てといえます。そこでまずは企画主導するものが内容を十分に把握することが重要であると考えます。

介護職から就任した事務長自らが率先してセミナーを受講するなど、その行動力が黒潮園の持ち味です。そして医療現場でリハビリを専門としてきた理事長の理念、私たちのケアへの思いを一つにして『ユニットケア』を実現していきます。


事務長はそのついでにパラマウントベッドさんの大阪ショールームにも足を運んだとか?
その内容は次回にお伝えします。
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# by kuroshioen | 2013-07-08 10:21 | Comments(0)

今日の工事  「 残土搬出と交通整理 」

敷地造成に伴い、しばらく残土を搬出します。
これに伴い10トンダンプが往来します。
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黒潮園へつながる市道は狭く、何ヶ所か勾配が強い上大きく蛇行した場所があり、見通しが悪いところがあります。現在、旧国道からの入口、途中、そして現場付近の3ヶ所にガードマンを配置し、工事車両の通行に伴う交通整理をさせて頂いております。
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交通安全には最大限に配慮させて頂きたいと思います。ご理解ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。




今年の雨は短時間の豪雨となることの多い当地方です。

昨日もかなりの雨が降りました。
那智勝浦町では時間雨量70mmを記録しました。

本日、ダンプのタイヤや雨による泥水によって汚れた路面を散水車によって清掃をしました。
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# by kuroshioen | 2013-07-05 11:09 | Comments(0)

なぜクレール高森を計画したのか④ 新宮市に不足するショートステイ

ショートステイ(短期入所)は、ご自宅で要介護状態の方を介護しておられるご家族の冠婚葬祭や病気、旅行などの急な用事、また日常の介護における身体的精神的な負担を軽減するために、一時的に入所していただくサービスです。

しかし、実際には地域全体で定員が不足しており、黒潮園においては2ヶ月前に予約が埋まることもあります。ですから急な用事でショートステイを申し込みされてもなかなか予約が取れないという現状があります。

新宮市の床数は全施設で40床しかありません。隣の三重県紀宝町・御浜町では合わせて123床あります。那智勝浦町と太地町あわせても44床あるわけですから、人口の割合からみても明らかに新宮市にはショートステイが少ないと言えます。
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この度、「クレール高森」では10床のショートステイを併設します。入所を申し込んでいるも施設が少ないため待機が必要。そこでデイサービスやショートを利用しながら、何とか在宅で介護されている方のニーズが多くあります。決してこの10床の増床では決して十分とは言えません。

しかし、3ユニット29名を基準とされる地域密着型特養への併設の場合、夜勤職員の配置が基準上2ユニットに1名とあるため、ショートユニットの抱合せは1ユニット10名もしくは3ユニット30名といったように、ユニット数が偶数となるように併設しなければ運営が難しくなります。

ですから、クレール高森では入所3ユニット29名+ショート1ユニット10名の計4ユニットで計画を進めることになったという事です。
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# by kuroshioen | 2013-07-04 17:04 | Comments(0)