クレール日記

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鹿児島県からの施設見学

こんにちは。


先日、27日。

はるばる鹿児島県日置市から、23名の民生委員の方々が施設見学にお越しになられました。




皆さん、日置市どこにあるかご存知ですか?
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日置市は鹿児島県の西部、薩摩半島のほぼ中央部に位置する人口5万人規模の市です。


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日置市は「日本の渚百選」にも選ばれた日本三大砂丘の一つ、『吹上浜』を有する東シナ海に面しており海と山豊かな自然に囲まれた、私たちの紀南地方と似たような風土の街のようですね。
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湖面いっぱいに鮮やかなホテイアオイの花が広がる正円池
日置市観光協会HP http://hiokishi-kankou.com/guide/

私は学生時代に九州熊本に住んでいたこともあり、九州が大好きな私としても…とても懐かしいような気持ちになりましたね。





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事前の問い合わせでは約1時間半の滞在予定でとお話があり・・・



1時間半???

見学だけでは時間を余すことになるかなぁ・・・



せっかくお越しになられる訳ですし… 少し講演みたいなことを企画しました。
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今回お越しになられた方々の年齢層は、50~60代の方が多く見えられていた様に思います。

恐らく昔ながらの特養のイメージをお持ちの方が多いと思いますし、私たちが実践する昔ながらの介護とは明らかに違う『質の高いサービス』、『介護職の専門性』、『介護現場の魅力』をお伝えしたいなぁ~・・と思いお話をさせて頂きました。


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ちょうどご家族の介護をされる、または今後の老後を現実的にイメージされる方々の世代という事もあり、非常に熱心にお話を聞かれていたのが印象的です。

参加されていた方には看護師や介護現場を経験された方もおられましたが、一般の方が大半の中で、24時間シートを用いた、その人の暮らしのリズムを支援するユニットケアや、便秘で悩む高齢者が多い中で、下剤を廃止しオムツに依存しない暮らしを実現するケアの考え方に、大きな関心を持たれるとともに絶賛のお声を頂きました。
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「素晴しい!!」


「こんな施設は鹿児島にはない!!」


「これまでの施設のイメージが変わりました。」


「介護の水準がここまで高いものとは思いませんでした。」


「私も将来ここに入所したいね~。移住しようかしら?」(笑)


「私も!!」(笑)






また女性の方々からは・・・・



お決まりの・・・???





「理事長さん若いね。お歳はいくつ?」


「日焼けされてますけど、趣味かスポーツかされているんですか?」


「握手してください!!」???





などなど・・・・


親近感がありこれはこれで嬉しかったですね。(笑)







今回、男性の参加者も多く・・・




「講師として最高だった。」


「鹿児島でも、こういった考え方を伝えて欲しいなぁ。」


「やっぱり組織はトップがしっかりしてないとこうは出来んなぁ~。」




人生の諸先輩方からのまた違った、数々のご意見を頂き嬉しかったですね。






施設も簡単ではありますが見学して頂きました。
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「やっぱ個室にトイレがいいよね~。」

「建物も開放的で素敵!!」

「自然に囲まれていいわぁ~」

あちらこちらから聞こえてくる絶賛の声が絶えませんでしたねぇ。




大勢の方が来られ、ご入居者もビックリされていましたが…
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鹿児島からのお客様と知ると、「まぁ~!!」と笑顔で迎えられていました。



これまで、医療・介護従事者の方を対象に私たちの取り組みを講演させて頂く機会もありましたが、今回のように一般の方々にお話をさせて頂き、これ程の反響があったことはとても嬉しく思いました。

ご家族、地域の方々に高い評価を頂けることは、私たちの大きなやりがいに繋がります。




「利用するなら黒潮園」「働くなら黒潮園」と自らが地域NO.1と言えるサービス提供を・・・と考える私たちですが…


高齢化が社会の大きな問題となると言われる中で、このように利用する立場の方々からの生のお声、そして絶賛する高い評価を頂いたことは、一方では「目指すのもに間違いがない」という自信にもつながりましたね。



どう表現していいか難しいですが・・・


皆様の反響から大きなエネルギーを頂いた気がします。



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by kuroshioen | 2016-09-29 12:22 | Comments(0)

山の幸



こんにちは。

連続投稿の東潔明です(笑)。






僕が書く記事で海や川はよく紹介していますが…今回は山編です!!



地元の川で獲った天然の鮎など、旬のものをご入居者の皆様に食べて頂きたいという企画は色々と行っています。季節は秋です。秋の味覚と言えば、さんま?焼き芋?栗?など色々ありますが・・・




秋の味覚といえばやっぱりコレでしょう!!



『松茸』





第一弾として『松茸ご飯』を企画しました!!
(さんま、焼き芋、栗もちゃんと企画しています!)





正確にはちょっと違うんですがね。


とにかく。


松茸を買って、ご入居者39人分の松茸ご飯を作ろうとすると…どえらいお金になります(笑)







という事は・・・




「採りにいくしかない!」







皆さん。『早松茸(サマツダケ)』というキノコをご存知でしょうか?


松茸と同じ香りをしていて、味もさほど変わらないキノコです。


スーパーなんかでもよく見かけます。


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http://ayakura.exblog.jp

僕が子供の頃、祖母、父親とこの『早松』を採りに行った記憶があります。





という事で・・・・



「親父、早松狩りに山連れって?」とお願いしました。



採れる場所は、親子、兄弟でも教えないという人も沢山いるみたいですが・・・



「かまんよ~。」とあっさり(笑)








当日の朝はあいにくの雨、合羽を着ての入山です。
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合羽を着ての山歩き・・・めっちゃ暑い。
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山の中は道なんて物はほとんどありません。
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道なき道をぶっ飛ばす76歳の父親。


元気過ぎる(笑)


元気の秘訣は好物の「鶏のから揚げ」の様な気がします。実家に行くたびに食べているような気が・・・。やっぱり、高齢者の元気の源は、肉!!タンパク質?アルブミン?







えらい所まで登ってきました。

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そして遂に!

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くたくたになりながら、色んな場所を何カ所かまわりました。そこそこ採れたので、もう帰ろかなと思っていたら・・・




「あの山超えて、次の山の周りにもええ場所あるんや!」


「もうええで親父、、帰ろら。」 ついて行かれへんわ!







という事で下山。



シャワーを浴びたかの様に汗が・・・







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これだけ採れれば、皆様の分も大丈夫!!




クレールに持って帰り・・・
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「ええ匂いするわぁ、松茸みたいやわ」
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視覚、嗅覚で楽しんでもらいましたが・・・


採ったのはいいものの「どうやって調理しよ?」と次なる問題が。




「私、作ろか?」
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とさすが長尾管理栄養士。まさに他職種との連携ですね~。(笑)





そしていい香りとともに炊き上がり!!
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美味しそう!





入居者の方から・・・・


「美味しいわ~」


「こんなん食べれると思ってなかったねぇ」


などなど喜んでくれている様子。
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山の中を歩き回った甲斐がありました。




やはり提供する私たちとしても、入居者の皆さんが美味しそうに食べている姿を見れば、嬉しくなりますね~。


こういったクレールでしか出来ない企画、旬な地の食の提供を継続していきたいと思っています。






いや~・・・・



あの過酷な山歩き。



懲り懲りですねぇ。







次の登場は夜間入浴・・・・かな?




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by kuroshioen | 2016-09-27 11:42 | Comments(0)

ルービックキューブ

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Aさまのお部屋のテレビ台に飾られている物・・・・



その一つ。ルービックキューブがあります。
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皆さん。子供の頃に流行りませんでしたか?

私も一度は手にしてみた覚えがありますが・・・・

知能指数が低いのでしょうか?一面の色を揃えることもできず…直ぐに投げ出してしまった記憶しかありませんねぇ~(笑)。





手持ち無沙汰となって…つい湿疹を掻いてしまうOさまに何かいい物は???「知的なOさまにはルービックキューブとか知恵の輪なんかイイのでは?」と新谷ケアマネのアイデアでご家族が購入。




その後、数週間が経過。

一面の最後の一コマだけが、どうしても揃わず苦戦。





ふとお部屋に伺った時、

「あら?できた!!」

との一言!?






一面完成~!!!!


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素晴しいですね~。

私、今、挑戦しても自信がないです(笑)。

今年、92歳を迎えられたAさまは、難関大学を卒業され医師として活躍されていた方で、とても知的で品のある方です。流石ですね。




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テレビ台には他、ご自宅で大切にされていた趣味のクラシックカーのレプリカ。

そして、任天堂Wiiのリモコンとカセット。
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余暇の時間にはテレビゲームの「囲碁」や「将棋」を楽しまれています。


将棋の腕前もまだまだ落ちることなく、東キヨ主任の真剣対決のお相手もされています。



クレールの『その人らしい暮らし』の一つですね・・・・




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by kuroshioen | 2016-09-25 16:26 | Comments(0)

思い出の外出

こんにちは!!




「ブログアップまだ?」

「最近全然記事をアップしていないね」等・・・・・



周りからの多数の意見もあり、久しぶりの登場となりました、東潔明です。

準レギュラーどころか補欠ですね。






ネタがないわけではなく、たんまりあるんですよ。

ここ最近の僕はと言いますと、海にも川にも行っていなく…山に行ってきました。

その山の話はまた後日・・・。




クレールでは今年から居室担当制に取り組んでいます。誕生日の入居者の方には、居室担当が外出・外食など色々な企画をしています。

買い物だったり、回転寿司を食べにいったり、人によって様々ですね~。





9月19日にお誕生日を迎えたS様。



「どこか行きたい所はありませんか?」と尋ねたところ・・・・



「潮岬に行きたい!」

「なんで潮岬なんですか?」

「昔、子供達を連れてよく行った。」



普段はあまりご自身からどこかに行きたいとおっしゃらないS様。めずらしいなぁ~と思い潮岬に外出する事となりました。

ご家族に確認したところ「子供の頃に家族でよく遊びに連れて行ってもろたんや。」とのお話でした。このS様の希望は昔の一番良い頃の時代を思い出し…潮岬と答えたと思います。

子育てに明け暮れる日々、その頃がS様にとって一番輝いていたのではと感じました。「どうですか?御家族も一緒に潮岬に行きませんか?」とお話しした所、S様の旦那様、息子様、お嫁様、大阪から娘様も来てくれる事になり、家族全員での外出となりました。

ご家族一家での外出ですね。
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出典:www.kumakou.co.jp
潮岬は本州最南端に位置し、広大な芝生があり太平洋を行き来する船舶にその位置を照らす灯台がある場所で観光地としても有名です。
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子供の頃に遠足で来たこともあります。昔は修学旅行なんかに訪れることもあったそうな。僕も釣りに潮岬まで行く事が多いです。潮流が激しく磯釣りのポイントとしても全国的に有名ですね。




当日は雨が降ったり止んだりのあいにくの天気でしたが…昼食は串本のスーパーでお弁当を買い、雨のあたらない場所を喫茶店のご主人が提供してくれ、何とか雨にもあたらず食事する事ができました。
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旦那様も車椅子で在宅からの外出。

喫茶店には気さくなお客様がいて、今日S様が誕生日だと知ると、売店で誕生日プレゼントを買ってきて下さいました。潮岬の地元の方は温かいですね~。



潮岬といえば『潮岬タワー』???

天気のいい日には太平洋と丸い水平線が一望できます。



昼食も食べ終わり、家族での記念写真
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ええ写真ですよね!良い時代の頃にタイムスリップできたかな?何十年前ここで子供達と楽しく過ごした記憶が心に残っていたんでしょうね、僕は近くで見ていて、なんかええ気分になれました。




帰りの車中では、息子様、娘様が「この前は、ばあちゃん勝浦の花火に連れて行ってくれんや!」や「潮岬ら家族で行くの何十年ぶりやろ?」などお話しに花が咲いていました。

最近思うんですが・・・「こういった外出支援は在宅生活では難しいのではないか?」「施設介護だから出来るのではないか?」とうことです。

多くの御家族様は、施設に入居した事になにか後ろめたい気持ちを抱いていて、お父様、お母様に「申し訳ない」という想いがあるように感じます。しかし、僕は逆に施設でしかできない支援が沢山あり、在宅生活より充実した生活が送れるケースが多々あるのではないかと感じています。




このような日々の私たちの支援に、ご家族様が「クレールに入居して良かった。」と本当に感じていただけ、そして精神的負担が少しでも軽減出来ればと考えています。


そんな事を考えさせてくれた『思い出の外出企画』でした。




次回は山編?でクレール日記に登場する予定です!




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by kuroshioen | 2016-09-24 15:35 | Comments(0)

9月 絵手紙教室


こんにちは。



先日。9月15日は中秋の名月でした。

「十五夜お月さん」とも言い、お月見をする日ですね。

あいにく紀南地方は天候が悪く、月を見上げることはできませんでした。



実は「中秋の名月」の日は正解には満月では無いんですよね〜。 今日、17日が月齢の満月の日です。


雲が多い天気ですが…

お月さん見えますかね〜。




受付には、お月見の供え物に似合う『ススキの穂』が飾られています。



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秋の訪れを感じますね~。

あれ?グレ夫君も夏祭りの景品とならずここに居座っております(笑)。





『絵手紙教室』9月の作品です。
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季節のものを画材にそれぞれ味のある作品です。



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皆さんは何を見て秋を感じられますか?




これからの季節『食欲の秋』とも言いますね~♪


今月下旬には、毎年恒例の『秋刀魚の炭火焼』が企画されています。

屋外で食する炭火焼サンマは最高です!!


お楽しみに~ ♫

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by kuroshioen | 2016-09-17 11:29 | Comments(0)

新宮高校文化祭『彩雲祭』


前日の大雨から、出番を待っていた秋風が高い空を連れてきた。


今日は彩雲祭(あやぐもさい)。地元にある和歌山県立新宮高等学校の文化祭へご入居者さま4人と付き添いスタッフは出かけた。見学させてもらったのは、琴の演奏、合唱部、書道部のパフオーマンス。
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暗幕で囲まれた講堂に、全生徒さんが椅子に座り鑑賞している。


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舞台だけに照明があたり、舞台に立つ発表者の緊張が後席にも伝わってくるようだ。そんな彼らに声援と拍手を送る生徒さん達。いやー、若い人のノリっていい。制服姿の生徒さんが眩しく見える。





この日、文化祭見学に至ったきっかけの一つは「孫の通う学校の文化祭に行ってみたい」という、あるご入居者さんの呟きからだった。
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このお孫さんは当日、琴の演奏を発表した。



施設では、日頃より、買い物や外出で地域に出かける機会を持っているが、これまで地域の学校に出かけることはなかった。




ご入居者Hさんの一言から・・・

「高校生ならではの生き生きとした姿をみてエネルギーをもらおう!」

「地域で介護を必要とする高齢者のことを生徒さんに知ってもらうきっかけにしよう!」

をねらいとし、文化祭見学の企画を立てた。



企画者は当施設スタッフであると同時に、こちらの高校に子供さんを通わせる保護者でもある。生徒ごさんが担任の先生に、入居者さまの呟きとこのスタッフの想いを伝えたことが実現の糸口となった。

にぎわう文化祭で、車椅子を使用する利用者さんの見学にあたり、駐車場の確保、舞台見学の席の確保をお願いし了承いただいた。そしてせっかく普段接点のない学生さんの集団場所へお邪魔するので、車椅子を押してもらったり、会場案内の協力をお願いし、これについても有難いことに了承をいただいた。



杖歩行の利用者さん介助の際、誘導するペースが速くちょっと焦ったけど、生徒さんに手を握ってもらい足並みをそろえようと歩くうれしそうなご入居者さまの後ろ姿を見て、日頃と違う様子を見たように思った。

車椅子のまま乗降できるリフト車の操作も体験していただいた。
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車いすを押したり、声をかけてくれたり・・・・
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また、以前に施設ボランティアに来られていた生徒さんも駆け寄ってくれた。
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再開にともに笑顔が溢れる。

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対応して下さった10人組の男子生徒さん、ありがとうございました。



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このような機会の快諾をしてくださった、校長先生をはじめ、担任の先生、出迎えや何かと細やかに声をかけ、対応して下さった先生方、ありがとうございました。そして生徒さん方、本当にありがとう。「しっかり勉強して立派になってね。」

帰り際、生徒さんと握手するご入居者さまの傍で言葉をおかけした。生徒さんは、はにかんだ表情を見せ、利用者さんはだまって目を細めていた。
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わずか1時間足らずだったが、生徒さんの生き生きとした姿に、付き添いスタッフも感動しウルウルしてしまった。利用者はもとよりスタッフも良い時間を過ごさせていただいた。



私はここの学校の卒業生でもないし、保護者でもない。普通だったらこの文化祭に来ることもないだろう。しかし利用者さんのおかげで地元の高校生の活動を見て、感動をいただくことができた。「文化祭にお連れしたつもりが、連れてきてもらった。」介護を必要とする利用者さんだかからこそ、与えてくれた機会である。



今日のきっかけとなったご入居者のHさんは、お孫さんの琴の演奏に「こんな本当に来れるなんて…夢みたいやわ~」と感慨深げな様子だった。

生徒さんに車椅子を押してもらってニコニコ顔だったOさんは、実は外出を好まず、出かける前にも「行かなあかんのか!」乗り気でなく、二人がかりで車椅子に乗りしぶしぶの出発であった(帰園後はまずまずの表情)。

一人の方は機嫌よく文化祭に参加したもの、その日の夕方、険しい表情で「物を盗られてしまい辛い」、と事実でない物忘れ症状を訴え、心身の介護を必要とする日常に戻っていた。




高齢者の時間の流れは若い学生さんとのそれと全く違うのかもしれない。一瞬のきらめきは本人の記憶に残らないこともある。しかし一瞬がゆるやかな大河となり全うする。弱さも強さも、高齢者は兼ね備えている。歳を重ねるという修行により得とくできるものかもしれない。



ケアマネ 西村
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by kuroshioen | 2016-09-16 10:46 | Comments(0)

ソフトクリームを食べに行こう!!

こんにちは。

以前に入所者様と約束をしていました。



「ソフトクリーム食べにいきたいね!」

「絶対行こうね!」と・・・・



そう・・・

確かあれはあれは暑い7月か8月のこと。





やっと、やっと実現できましたemoticon-0155-flower.gif

しかもこんな涼しい9月の曇りの日に・・・(笑)




気を取り直していざ出発!

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2階南ユニットのM様、1階南ユニットのO様・E様、職員3名が同行します。

今日の予定は、那智の青岸渡寺でお参りし、那智ねぼけ堂で黒飴ソフトを食べるというコースです。



青岸渡寺に到着! 

今日は、階段下からお参りさせていただきました。
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那智の滝も今日は水量があり、綺麗に見えています。
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東主任と一緒に記念撮影
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そんなこんなしているうちに、雨がポツポツ・・・emoticon-0156-rain.gif
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とっさにタオルでほっかむりをしたO様とE様。
よく似合ってますemoticon-0115-inlove.gif

これからねぼけ堂へ黒飴ソフトを買いに出発!
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雨も降ってきたので、車内で食べながら帰ることに・・・

『くずもち入り黒飴ソフト黒蜜』を注文。
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いかにも甘そ~うな名前ですが、しつこくなく黒飴の味がしっかり付いていて美味しいです!




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女性職員2名も、ちゃっかり東主任に買ってもらい・・・
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運転は東主任にお任せし、女5名仲良く食べながら帰りました~emoticon-0110-tongueout.gif
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あら?O様、ほっかむりしたままですよ~(笑)




気分転換できたかな? 

また行きましょうね~emoticon-0159-music.gif



介護職員 東口

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by kuroshioen | 2016-09-14 16:10 | ユニットケア | Comments(0)

正しい努力

7月に京都で開催された近畿老人福祉施設研究協議会に参加させて頂いたことを紹介させて頂きましたが、その夜、他施設の方々との交流を深める懇親会がありました。


平成28年度 近畿老人福祉施設研究協議会 京都大会(1日目)
http://kuroshioen.exblog.jp/25499473/


紀北のある施設の副施設長さんより、このブログ『クレール日記』を楽しく読ませてもらってるよ~との声を頂きました。他、多数の施設関係者からも同様の声を頂いています。

つたないブログですが、多方面よりご注目頂き有難うございます。





そして、その懇親会を終えて締めのラーメンを・・・

と向かったのが、この天下一品ラーメンの総本店です。
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前回に引き続き、グルメブログとなってしまうことをお許し下さい(笑)。


「正しい努力」という言葉は、天下一品ラーメンの創始者である木村勉氏の座右の銘です。

総本店にその言葉が記されていました。
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皆さんご存知の天下一品ラーメンは、鶏と11種類の野菜から作られた、他店に真似のできない秘伝のスープが特徴で、ポタージュのように濃厚で麺によく絡むこってりラーメンです! 

口当たりはこってりでも、後味は比較的すっきりしていて、やみつきになる方もおられるのではないでしょうか?
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おてふきの「京都北白川本店」の文字がいいですね~(笑)


私も大阪で勤務していた頃はよく行ってましたね~。

残念ながら…わが街新宮市には店舗は無いんですよね。




この天下一品ラーメメンは京都が発祥の地です。

木村社長がそれまで15年勤めていた会社が倒産し、持ち金3万7千円で屋台のラーメン屋を始めたのが今から46年前です。初日の売上は11杯。今や全国に243店舗 (2016/09/06 現在 ) も展開するまでの人気ラーメン店となっています。

始めた当初の苦労から成功まで…40年以上にわたる道のりは、以前、TVでも見たことがあります。
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「お客様を待たせてはいけない。
しかし、お客様に待たれる店にならねばならない。
”正しい努力”を重ねれば、必ず、”お客様に待たれる店”になる」


そして、試行錯誤を重ね…あの唯一無二の秘伝のスープが生まれたのです。



天下一品ラーメンHP
天下一品誕生秘話
http://www.tenkaippin.co.jp/story.html



あるメディアの取材で社長は、人生色々な出来事が起こりますが、その全てに何か意味があります。 何事でも投げ出したり逃げ出したりせず、最後までやり抜くことが大切です。 才能とは、情熱や努力を継続できる力のことである。と話されています。





才能とは情熱や努力を継続できる力かぁ・・・


どんな事業でも、大きな情熱や努力ナシには成し得ないものと思います。





才能は生まれ持ったものと考えがちですが、


『情熱』や『努力』は、志すものがあれば誰でも持つことができるものですね。私も常に大切にしたいと思ってます。






社会福祉法人黒潮園も来年で40周年を迎えます。


これからも、この『正しい努力』を大切にしていきたいと思います。







『本店の味は他店とは違う?かっこと言われる総本店のこってりラーメンを食し・・・・
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店を出て記念撮影!!
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「いつかクレール日記に登場したい!」

とおっしゃっていた、紀北の特養の副祉施設長様。

こういった形でよろしいいでしょうか?(笑)

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by kuroshioen | 2016-09-10 21:39 | Comments(0)

緊張の昼食・・・

先日の『自立支援ケアセミナーIN和歌山』セミナー報告の番外編です。



私たちの施設がある新宮市から、紀伊半島を北上しセミナー会場のある和歌山市まで車で約3時間。その道中は海が綺麗でドライブには最高です。

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海の好きな私と東キヨ主任は、景色を眺めながら会話が弾みます。





昼前に和歌山市に到着。

ここまでは至って順調!!




そこで、


「昼食は何を食べる?」

「せっかくやから和歌山ラーメンにしよう!!」


ということで有名な井出商店へ。

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和歌山には古くから醤油ベースの中華そば文化があり、この井出商店は1998年元日に放映されたTVチャンピオン「日本一うまいラーメン決定戦」で、全国の並み居る強豪店を押さえて優勝したことで一躍有名となり、これを機に「和歌山ラーメン」の名が全国に知れ渡るようになりました。
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あれッ!?


看板には定休日毎週木曜日と書かれています。


定休日???





残念・・・・・・






そこで…交流のある和歌山の施設長さんが、ずっとオススメと言っていたラーメン屋さんに行くことに。




そのお店は・・・



『麺屋ひしお』
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紀州湯浅吟醸醤油ラーメンです!!




湯浅町は醤油醸造発祥の地として有名ですが、その創業明治14年の丸新本家の湯浅醤油を使ったラーメンです。
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国産丸大豆にこだわっているだけでなく、大手メーカーの醤油とは醸造方法も違い、一般的に加温速醸で約3~6ヶ月でいわば強制的に醤油にしているのに対して、湯浅醤油は天然杉樽醸造で最低でも1年3ヶ月は熟成させ、自然の旨みを引き出した醤油なんです。

そのルーツを聞くだけでも興味が湧きますね~。







注文を済まし、東キヨ主任に目をやると・・・

言葉数が少なく・・・

よく見ると緊張の面持ち(笑)。






「引き受ける時は、よっしゃ頑張ろ~!!」 って思うんですけど、


直前になると「何でこんな事をするって言うてしもたんやろ?」って憂鬱になるんです・・・・


とのコメント。


その気持ち分かります。



その緊急感。その立場になって初めて分かるもんですね。






この麺屋ひしおの湯浅醤油ラーメンは、いわゆる一般的な豚骨しょうゆの「和歌山ラーメン(中華そば)」とは一線を画す、また違った味わいのラーメンです。本格醤油の真っ黒なダシですが比較的あっさりしていて、魚介系のスープと醤油の香と甘みが混じった旨味が何とも言えない味わいです。


私は・・・紀州湯浅吟醸醤油ラーメン
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チャーシューともやしのトッピングがおすすめと書かれていたので…盛りだくさん。


久保総括主任は湯浅白醤油ラーメン
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白醤油って珍しいですね。鶏がらとのあっさりスープに平打ちじれ麺です。




人に何かを伝えるって簡単なことじゃないですね・・・
(東キヨ主任)



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・・・昼食終了。







こうやって、緊張にドキドキして食べたラーメンの味の記憶もそこそこに・・・

・・・・会場に向かったのでした(笑)。
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主催者からは、東主任の発表原稿以外に話されていた、現場に則したお話はとても説得力があり、参加者が惹きつけられていました。と好評のお声を頂きました。

こうやって、施設の取り組みを外部発信できる人材が育ってくれることは、本当に嬉しく思います。



職員の成長は施設の成長です。



主催者アンケート
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ちょっとグルメブログになってしまいましたが・・・(笑)
和歌山ラーメン。是非、皆様もご賞味ください。

和歌山市観光協会HP http://www.wakayamakanko.com/gurmet/grumet1.html

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by kuroshioen | 2016-09-09 12:26 | Comments(0)

上司の講演を聴いて・・・

こんにちは。

介護職員の東口です。

先日、水溶性食物繊維『サンファイバー』のメーカーである(株)太陽化学さん主催のセミナー『自立支援ケアセミナーIN和歌山』に参加してきました。

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講師は私たちの上司の理事長、東主任、久保介護総括主任です。

普段から施設内研修会で講義を受けてはいますが、このような講演会でどのようなお話をされるのか興味があり、個人的に申し込みをさせて頂き参加しました。





特別講演『介護・看護で実践する自立支援ケア理論』
~質の高い専門性に特化した福祉サービスの提供を目指して~
社会福祉法人黒潮園理事長・理学療法士 岡 司
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下剤の廃止と座位で排便する事の大切さ、最近特に注目している腸内フローラと腸内環境の改善、低栄養への対応など、ケアに応用できる知識をきちんと理解し、実践していこうと改めて思いました。

水分ケアにおける血清アルブミンの話はとても興味がわきました。ただただ水分アップを目指すのではなく、血液検査データーやBMIからその人に合った水分量を目指す事、高齢者に多い低栄養への対応の重要性など、とても面白かったです。




実践報告①『尊厳を守る排泄サポート』
~おむつゼロ・下剤廃止への取り組み事例報告~
地域密着型特養クレール高森 介護職 東 潔明
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クレールの東主任の講演でした。内容は、実際に排泄自立に向けたケアを実践するためのカンファレンスといった体制、アセスメントシートの紹介があり、取り組み事例はクレール1F南にご入居されたS様の実践報告です。

私は1F南でS様に関わらせていただきましたが、最後まで排便コントロールが難しく… 講演を聞きながら皆で取り組んだことを思い返し、改めて大変だったなぁと思いました。
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看取り目的でご入居された方で、本当に苦労しましたが、水分摂取量、食事摂取量が少しづつ改善してきた時、失敗し続けていた排便が成功した時、初めて言葉を発せられた時・・・ 

徐々にお元気になられる様子に、同時に私たち職員のモチベーションも大きく向上していました。



S様に関わらせていただいた日々は、介護という仕事をしていく上でとてもプラスになった毎日でしたし、言葉を間違っているかもしれませんが、その達成感から『介護』という仕事が本当に『楽しい』と思えました。





『専門職連携による経管栄養からの経口移行への取り組み』
~急性硬膜下血腫に起因した93歳の事例報告~
特別養護老人ホーム黒潮園 介護職  久保 和枝
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経管栄養から経口摂取できるようになっただけでなく、座位保持から始め、積極的に歩行訓練に取り組み、ご自分で歩き、馴染みの料理店でお寿司を食べられた時の本人様の喜びはとても大きなものだったと思います。

専門職同士の連携があり、同じ目標をもって取り組み成果を挙げたこと。改めて、すごいなぁ~と感じました。

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また、28年間黒潮園で勤められ、この度定年退職を迎えられる久保総括主任が、以前の施設介護と自立支援を実践する今の介護の違いを語られ、学ぶことの大切さをコメントされていたことが印象的でした。

最後に質疑応答の時間が設けられており、会場から多数の質問があり、3名が壇上でそれぞれがコメントされ大変充実したセミナとなりました。





今回のセミナーに参加させていただき、参加者の多くの方から黒潮園はレベルが高いという声が出ていました。そして、自分はとてもレベルが高い職場にいるんだと再認識しました。

緊張感が伝わってきましたし、職場の上司が壇上で講演しているのを見る事が出来た事、会場の雰囲気を感じる事が出来た事、今回参加させて頂いて本当に良かったと思います。



自分自身も常に学びレベルを上げて行かなければついて行けないし、ついて行きたいと思いました。そして、関わる職員のスキル、暮らす施設によって、入居者の人生は良くも悪くもなるという事を痛感しました。



講演内容については理事長がこのブログでご紹介するとのことです。
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by kuroshioen | 2016-09-07 12:56 | Comments(0)