クレール日記

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もう1つの家族宿泊室

先日、クレール高森の家族宿泊室『GUEST ROOM』

宿泊者第一号について記事を書かせて頂きました。



今日は、もう1つの家族宿泊室をご紹介したいと思います。
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それは黒潮園の看取りケアに対応するお部屋です。




私たちは、これまでも多くの方の看取りケアを通じて、その人の最期に寄り添い、お見送りをさせて頂きました。



いよいよ、その時を迎えられ…

多くのご家族に囲まれ、手を握り… 

温かく見守られる中で、最期の大きな深い息とともに旅立たれる…

そういった穏やかな看取りを支援することも私たちの役割です。






入居施設によっては、病状が重度化すると見られないという理由で、病院への転院を勧められることも多くあります。

今後、一層、重度な高齢者を受け入れることを進めたい国としては、特養がこの「看取りケア」に積極的に取り組むことを求めています。

その一つとして、介護報酬に『看取り加算』という料金を設定しています。お亡くなりになられる前1ヶ月間、一定の条件を満たした手厚いケアを行うことで算定できるものです。

大幅な基本報酬が引き下げられた平成27年度介護報酬改定の中でも、プラス改定報酬(料金UP)となった加算の一つです。






これまでもこの『看取り加算』はありましたが、私たちは看取りケアを行っているにも関わらず、ご利用料金を頂いておりませんでした。

そのお部屋など、十分にご家族にお応え出来ていない… という思いからです。

看取りを行っていた静養室
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ここに簡易折りたたみベッドとパイプ椅子を用意していました。





そこで昨年に行った黒潮園改修工事では、以前から職員から要望の上がっていた『看取り室』を計画してきました。

壁を抜いて広くし… 新たに設けたお部屋。
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ミニキッチンやクローゼットなど完備しており、周りに気を遣うことなく、お泊り頂き過ごすことができるよう、配慮させて頂いております。

同じホテルライクインテリアでも、暖かさと落ち着きのあるインテリアとしました。


クレール高森『GUEST ROOM』
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今回のリフォームでは、介護報酬改定において、この『看取りケア』への取り組みが評価されることを想定はしていませんでしたが、「あるべき姿を追求することは必ず結果につながる」という信念に、自信を感じることになりましたね。一歩先をいく介護です。






超高齢社会を迎えようとする我が国ですが、今後の医療・福祉のあり方が大きく問われています。そこで、健やかな老後の生活とともに、最期の時はどのように迎えるか?という問題にも向き合っていかなければならないことにもなります。

実は「最期の時はどこで迎えたいか?」という厚生労働省の調査によると、約70%の人が「自宅で最後を迎えたい」と答えられています。

しかし現実には80%近い人が医療施設でお亡くなりになられており、自宅で看取られた方は10%程度となっているんですね。

本来、理想である在宅介護の継続は大変難しい昨今、私たち施設の役割りとして『看とり介護』に向き合っていくことは大変重要なことと考えております。


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最期の大切な時間をご家族と共にお過ごし頂くお部屋です。
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by kuroshioen | 2015-04-29 17:10 | Comments(0)

春の陽気に誘われて…

こんにちは。

いよいよGWが間近ですね。

雨の多かったこの春ですが、

ようやく陽気な日が続くようになってきました。

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春の陽気と青空。

クレール高森の周りには色々な花や緑が元気づいてきました。

あまりにも建物にマッチしていて、気に止まることなく…

知らない間に満開となったツツジ。
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ツツジにはピンクや赤など色々な色がありますが、クレール高森にはこの上品な色、白い花が何とも言えずマッチしています。

気にしてみると… 駐車場の法面に植えた緑も、可愛い花を咲かせています。
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施設に居ながらにして、自然と感じる四季の風景を…と進めた植栽計画。
益田設計士がイメージした、クレール高森の『春』でしょうね。

おそらくご入居者さまも、五感で感じて頂いていることでしょう?




皆様もご存知のことと思いますが、この4月の介護保険法の改正にて、特養の入居対象者が原則、要介護度3以上となりました。今後さらに特養の重度化が進みますね。

従来型多床室の黒潮園を重度介護者の受け入れ施設と位置付け、比較的お元気な中等度要介護者からの入居を受け入れている個室ユニット施設のクレール高森ですが・・・

この春の陽気に誘われ外に出られ、花を摘んでおられた所を発見!?
(テラスの柵をくぐり抜けて出られたのかな?)

外に出て体操をしていた…

という申し送りもちらほら・・・。

もし、周りにお花が咲いていない施設だったら、こんなことも起こらないのかも知れませんね。
(ノーリスク?)




暮らしを提供するクレール高森。

暮らしの中ではごく当たり前のことも、施設では安全管理という視点を外すことはできません。

そこで、この様なご本人の主体性のある行動を束縛するのではなく、このクレール高森ならではの環境を生かした『暮らしの支援』をどう工夫できるかが『鍵』となりますね。

早速、フロアカンファレンスで話題となっています。

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『鍵』をかけるのか…???







枯れたのでは?と心配していたシンボルツリーのヤマボウシ。
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しっかりと新緑が芽吹いています。
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by kuroshioen | 2015-04-28 15:21 | Comments(0)

家族室の宿泊者…

クレール高森にある家族宿泊室

GUEST ROOM

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その宿泊者第1号・・・・

ついに私。






ではなくて…
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先日、人事制度説明会に同席頂いた、日本経営の宮本さん。

職員の勤務の都合から、こういった職員全員に周知する集まりは、夕方6時すぎから2回実施することになります。

大阪から来られる宮本さん。当日の夕方に説明会を終えると、翌日の夕方までは空き時間となります。多数の福祉施設のコンサルティングを担当しており、非常に多忙ということで、昼間、他の作業をできるようにクレール高森GUEST ROOMにお泊り頂きました。
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部屋に入るなり感嘆の声が…



1日ゆっくり過ごすことができたようで…良かったですね。






このホテルのツインルームと変わらないインテリア。
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カリモクの家具で落ち着きのある色にまとめました。


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造り付けのデスクは設計士さんが、家出をした私の作業場に…と(笑)。


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もちろんユニットバス完備です。







この計画で興味を持ったのが、一流ホテルのベッドメイキングです。

色々なパターンがあるんです。

何でも勉強!?

色々調べましたねぇ~。





ベッドにかけているカバーはベッドスプレッドと言います。
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ベッドスプレッドは、羽毛インナーの入っていないカバーのことで、デュベ(専用のシーツ)等でベッドメイクされた上から掛ける、ホテルスタイルのベッドカバーです。





こういった一流ホテルのベッドメイキング用品は、普通に小売もしており、一般の者でも通販で購入できるんですよ~。
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(ご興味のある方は是非、調べてみてください。)





住宅の建築事例においても、マイホームの寝室をホテルの様なインテリアにして、スタイリッシュな暮らしがしたい… というニーズも結構あるんですよね。

出張の多い私もその一人かも…?

宿泊先のホテルのインテリアには、ついつい目がいってしまいます。





クレール高森GUEST ROOM

まさに『ホテルライクインテイリア』です。
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by kuroshioen | 2015-04-26 21:39 | Comments(0)

クレール高森の七不思議

クレール高森の七不思議!パート1!・・多分ね・・・




今日はまぁまぁのお天気になりました。



こんにちは。

介護職員の峯です。





4月23日の出来事

だっ!!(゜ロ゜;)<
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なぜかこんな所に…生えるはずのないタケノコ?




通り過ぎる職員の中には気づかない職員もいましたが・・

「えっ!?タケノコ?!」

「えっ!?何で?!」ってな感じで皆不思議がり、誰がしたのかと思っていた所に・・・



ん?あ?



どぅぇいっ!犯人発見!

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北村主任じゃ~(ΦωΦ)只今腰痛治療中なんじゃ~



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「このタケノコは硬いなぁ~。」だって( ̄∇ ̄)


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案外、面白い事が起こるかもしれないから…

まぁ、しばらくはこのままにしておこう(ノ^^)ノ


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by kuroshioen | 2015-04-24 23:20 | Comments(0)

お茶会 ♫

こんにちは。介護職員の赤澤です。

先日のこと....




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最近は雨が多く、こんな良い天気になったのは久しぶりのような...

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景色も最高です!!


外に出ないのはもったいないと思い、今日のおやつは2階のテラスで頂くことに♪
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外に出てみると、思ったより陽が当たっていて皆さん…

「マブイわ~!」と。

まさか皆さんの口から「マブイ」がでてくるとは..(笑)。

まぶしさのあまり、皆さん目が開いていません!!



でもおやつがでてくると… 皆さん楽しく召し上がられていました。
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この日は日差しが強く、ゆっくりできませんでしたが、「風にあたれて気持ち良かったよ」と喜んでいただけました。
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リビングからバリアフリーでつながるテラス。
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いいですよね~♪

これから暖かくなってくるので、こういう機会を増やしていきましょうね(^O^)
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by kuroshioen | 2015-04-22 17:27 | Comments(0)

新入社職員

今日も雨、恵みの雨が続く今日この頃。



こんにちは。


介護職員の峯です。




4月から本格的に始まったクレール高森のユニットケア。

職員の異動に加え、新しく職員の方々が入職しました。
ついでに、私もショートユニットから1階南のユニットの担当となりました。




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咲く中庭の桜も最後の一輪





入社された介護職員の中には、経験者や未経験者の方もおられます。また、介護職経験者の中にはユニットケア未経験者の方もおられます。
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新宮市の丹鶴城の桜です。今年は雨ばかりで花見外出はできませんでした。(´ー`)





新しく職員が入職する事により、職員の人数が増えれば増えるほど、様々な新しい視点や気づきが増えていきます。特に介護職の未経験者の職員の意見には、介護を携わって数年にもなる私達介護職員にとっては、まったく違った角度からの視点での気づきがあるのではないかと期待しているところです。



そして、私達職員はその新しい意見に耳を傾け、取り入れていきながら、それぞれのユニットが今よりももっと豊かになるようにしていかなければならないと思っています。




新入職員の方々に、ユニットケアの『暮らしの継続』という事について伝えていかなければならないと日々考え、見本になるよう職務に取り組みながら、これからも皆で頑張っていきたいと思っています。
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芝桜が咲き始めましたよ~(*´ー`*)


参照記事:『3140株』
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by kuroshioen | 2015-04-20 21:00 | Comments(0)

人事制度説明会

こんばんわ。

とにかく疲れ果てた週末です・・・。



一昨晩と昨晩、2日連続で、またまた職員全大会議を実施しました。
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内容は今年度より実施する新たな人事制度の説明です。

特に職員の皆さんが、気にかける新給与制度の解説を行いました。

配布する冊子「賃金ガイドライン」。編集と修正を重ね完成したのも説明会当日。

本当に精一杯ですね。




社会福祉法人黒潮園が設立されたのは昭和51年。今年で39年を迎えます。このように歴史の深い社会福祉法人ですが、それゆえに様々な課題もあります。

その1つには給与規定など人事制度のあり方が挙げられます。



公益、公共性をもって事業を営む法人ということで、当時、行政(市役所)の給与体系を用いられた法人が大半です。私たち黒潮園もこの38年間、この給与体系の見直しは全くされてきませんでした。

現状とのズレ…

その都度、個別事情に対応してきたことによる不合理な点…

年功型賃金制度の限界…


前年度の事業計画にて「未来に輝き続ける法人を目指して」ということで、これまでの経営陣の誰もが手をつけてこなかった、給与体系の全面的な見直しに着手しました。
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働きやすい職場には、透明性のある公平なルール(仕組み)が不可欠です。





そこで1年前より、主任、各所属長を中心とした人事制度プロジェクトを立ち上げ検討を重ねてきました。制度はみんなで作るもの。これはとても大切なプロセスです。
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第1回目の打ち合わせでは、「そんな人を評価するなんて、私たちにはできるのか…。」と不安ばかりの始まりでした。初めてのことばかりで、当然、前向きな気持ちにはなれなかったものと思います。




もちろん素人でできることには限界があります。

コンサルティングには医療・福祉のマネジメントに力を入れている㈱日本経営に依頼し、専門家を交えて制度設計を進めてきました。

家の設計と同じで、設計士に全て丸投げをしてはいい物はできません。黒潮園の課題、実態をしっかり分析し、私たちがどのようなことを実現したいのか、その目標を達成するためには、専門家との協働によるオーダーメイドでなければなりません。

その分、かなりの労力が要りましたが… 

これまでの現場の課題を網羅した、バランスのいい制度が出来上がったと思います。

この1年間みんなで議論を繰り返し、プロジェクトを通じて役職者の意識も大きく変わり、私たちのさらなる成長となったと言えます。




制度説明会の様子
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㈱日本経営 宮本氏による詳細説明
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質疑応答も…
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私たち社会福祉法人黒潮園はこの先5年、10年と永続的に地域に貢献し続ける必要があります。もちろん働く職員の生活を保障していくことも同じです。

介護事業はこれから儲かる?と短期的な見通し(採算)により、事業に新規参入されるケースが非常に多い訳ですが、現実的には今年度介護報酬の減額改定にあるように、社会保障費の財源が非常に厳しい実情のなかで、その場の経営ではなくて長期的な安定と持続は厳しい状況を迎えます。

社会福祉法人のこれまでの意識では、これからの厳しい経営状況に対応できなくなるでしょう。






私はこの事業を営む上で様々な矛盾を感じています。

人を手厚く配置し、充実した労務環境を整備し、行き届いた介護に取り組む。

人材育成に取り組み質の高いサービスを提供する。

介護の仕事を魅力的なものに… と職員処遇に力を入れる。


どれだけ前向きな取り組みをしても収入には反映されません。劣悪な労務環境や、ケアの内容を提供する施設があったとしても、報酬は全く同じなのです。
(それ所か、制度改正で報酬は下がる一方…)




これは一般的な市場では有り得ない原理ですよね。
普通は、いいものは高価。 安価なものはそれ相応のもの… ですよね。

残念ですが、人員を減らした方が利益は残る。
職員の処遇を下げると利益は残る。
だから介護現場の労務環境が良くなって行かないんだと思います。





お陰さまで、私たち社会福祉法人黒潮園は今年度の新規事業拡大に必要とする20名程の職員雇用が
できました。また年々、離職者も減り人材が定着する職場となりつつあります。

そして何より地域の方から、こだわり続けている『サービスの質』を評価する声を頂いています。




本日も新規入居のご家族へ、契約に伴う説明をさせて頂きました。

「本当に黒潮園に入れて良かったです。」

「周囲の者からも、黒潮園はこの辺りで一番いい所よ。本当に良かったねって言われます。」

「ここなら、安心してお任せできます。」

との声を頂きました。嬉しいですね。






さて、この様に人が定着する職場を実現してきた今、次の問題がでてくるのです。

何だと思いますか?



報酬×定員で決まる施設報酬収入は、年度ごとに増えることがありません。

しかし、人が定着するということは、これから5年、10年と昇給しますので、年度ごとに人件費は増え続けるのです。(昇給を定期的に実施していない施設もありますが…)

ということは、高齢化の進行に伴い介護保険財源が底をつくのと同じで、年々、利益が圧迫されていき… いずれ赤字になるかもしれないということです。一律昇給の年功型賃金制度は、もはや存続不可能と言えます。


人が定着すれば赤字になる事業?

やはり矛盾だらけです。


ではどうすればいいのか?

現場職員は専門職として、日々のケアにおいてチャレンジしています。
経営者はここで理想を捨てるのではなく、課題があるからこそ、解決にチャレンジするべきです。これが経営者のプロ意識と責務です。


 

ですから、今年度の人事制度改革では、いかにして魅力的な労務環境を維持し、かつ長期的に経営が安定させることが実現できる制度をつくる事ができるかという事への挑戦なのです。

人事制度を導入すると言うと、人件費を下げるためと思う方もおられるかも知れませんが、全く視点が異なります。




そこでこの1年間、私と小林部長、東課長、堀部事務主任を中心に人件費分析と、新制度の構築に相当な時間と労力を費やしてきました。

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歴史のある法人では、若くて主任になって頑張ってる者の給与が、年配の一般の職員より給与が低いということがよく見受けられます。この点についても見直しが必要です。
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年功により給与を支給することは一見、『平等』であると言えますが、限られた人件費の原資の中では、働き方や、役割、責任に応じて一定のルールに基づき適正で効率的に配分する、『公平』な制度が重要となります。

目指すのは『平等』ではなく『公平』です。

意味の違いがわかりますか?


当然、医療も介護も基礎医学という根拠に基づいたサービスの提供が重要です。賞与の支給額の決定、賃金制度の決定には、ちゃんとした数字による根拠が必要だと言えます。

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私たちは、この1年間をかけて、職員の年齢や職種。賃金、扶養手当などの有無など、135名全員のデータを入力し、新制度に移行しても賃金を下げない工夫ができないか? また、このまま5年、10年と職員がキャリアを積み重ねていっても赤字にならない制度を作れないか… 収入に対してどこまで処遇を高くし還元できえうのか・・・

繰り返し、繰り返し、検討を重ねてきました。




そこで、最終は3月末、予算理事会の前日の夜まで検討を重ね、何とか形が見えてきました。

そして、この4月からの新人事制度の導入に至りました。

ちなみに、制度移行には3年間の移行措置期間を設け、資格の有無などにより給与が下がる方は3年間は給与を補填します。(職員の給与は下げません)




職員処遇の維持と経営の安定化に全力で取り組んできた、この新人事制度の構築への強い想いがゆえに、長文で熱い記事となってしまいました。お許し下さい。




息をつく間はありません。まだ詳細な財務分析と人件費推移シュミレーションを終えていません。また人事考課の評価項目の仕上げが残っています。

今年度の事業計画として、もう一息、頑張っていきます。



今年度事業計画のテーマ『新たなビジョンに向けた財務基盤の安定化』

その先の未来において… 私たちの法人は輝き続けていると確信します。

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クレール高森夕景 撮影:田中宏明
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by kuroshioen | 2015-04-18 23:11 | Comments(0)

平成27年度事業計画書

所でみなさん。

仕事場の『事業計画書』って、目にすることがありますか?

経営セミナー等でコンサルタントは「ちゃんとした職場かどうか、ここで判断できますよ。」
と話されることが多いですね。




私たち社会福祉法人黒潮園では、先日お話した年度初めの職員全体会議で、この『事業計画書』を全職員に配布しています。
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私は全員参画型の経営を目指しています。そしてそのビジョンをどうやって共有するのか・・・
そこで最も重要なものは、その手本となる年度事業計画書だと考えます。




法人によっては理事会承認に向けた、形式的な事業計画書を作成し、一般の職員にはほとんど目に触れない…、 現場の内容が反映されていない…などという声も耳にします。

私たちは所属長を中心に現場職員が中心になって、担当部署の課題抽出と計画立案を行います。
その内容は31ページにわたる1冊の冊子にまとめられ完成します。



そこには社会福祉法人黒潮園のビジョンや…
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法人の基本計画
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その重点実施項目など…
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そして委員会活動や会議など組織の仕組み、各部署の部門計画などが記されています。



着任当初、このような仕組みがなかった中で、事業計画書を一から作ったあの頃…
本当に本当に大変な作業でしたねぇ~。

率先し全部署の計画を一人で作ったことを懐かしく思います(笑)。



現在、このように充実した冊子を皆で協力してまとめることができるのは、各部署の所属長を初めとする私たち職員の成長と、組織力の高まりがあってのことですね。

これが私たちのパワー!!です。


※詳細は以下をクリックしご覧下さい
『平成27年度社会福祉法人黒潮園事業計画』
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by kuroshioen | 2015-04-17 12:18 | Comments(0)

職員全大会議

先日、職員全体会議を行いました。

これは事業年度の上半期と下半期の年2回、パートを含む職員全員を対象に行うものです。
勤務の関係を配慮し、多くの職員が参加できるよう、同一内容を2回実施します。

計100名以上の職員が参加します。

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一部の社会福祉法人では、運営方針や経営状況などが働く職員や地域に十分に公表されておらず、透明性に欠けることが、国が進める社会福祉法人改革法案の審議指摘されています。

この『職員全大会議』は私が着任した平成21年度から毎年実施しています。


目指すビジョンの実現と組織の成長。

そして「働きやすい職場づくり」の第一歩は、

職員への情報公開と共有だと考えます。





さて、その職員全体会議の様子です。

やはり今年度は何と言っても、介護報酬改定(マイナス改定)がされたことですね。私たち介護保険事業者の経営に大きく影響することです。もちろんその内容は職員に解説します。
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日本の財政を家計に例えると・・・
1世帯収入40万円に、必要経費77万円。
毎月借金33万円。
そしてローン残高6,661万円!? 
(平成23年度財務省ホームページより)

この先不透明な介護保険事業…職員皆で共通の認識が必要です。





続いて今年度事業計画の説明です。
今年度法人基本計画については、法人の代表として私が説明をします。

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平成27年度事業計画のテーマは『新たなビジョンに向けた財務基盤安定化』です。



その冒頭の内容を以下に紹介します。

私たちは平成21年度に中期ビジョンを打ちたて、質の高いサービスの提供と職員処遇の改善に取り組んできました。前年度事業計画では、テーマを「未来に輝き続ける法人を目指して」と掲げ、新施設地域密着型特養『クレール高森』の開設、老朽化した既存施設黒潮園改修計画、法人初の給与規定の見直しと新人事制度の構築に取り組んで参りました。

3つの法人基本計画は、団塊の世代の高齢化など今後多様化するニーズへの対応、不足する介護人材の確保など、刻々と変化している高齢者福祉の課題に対して、この先の未来に求められる福祉施設の在り方、魅力的な職場の在り方を見据えた非常に大きな変革への取り組みであったと言えます。特に新施設の建設と既存施設の改修工事には多額の資金を投下してきました。

一方で、今年度は介護報酬改定が行われます。その内容は大変厳しいものとなっています。平成12年度の介護保険制度開始時、約3兆6千億円であった介護保険費用が、平成26年度は約10兆円を超過するまで膨れ上がっています。また消費税再増税延期により約1,5兆円の税収減が見込まれており、国家財政の赤字解消においてこの介護保険給付の削減が優先課題として議論されました。結果、報酬全体で2.27%減の大幅な減額改訂となり、特に特別養護老人ホームとデイサービスの基本サービス費の削減が大きく、大幅な減収が見込まれています。 

新施設の開設による事業拡大など中期ビジョンを実現してきた今、この厳しい社会事情の中で、新たな次期法人中期ビジョン立案のために、その成果の検証と新たな課題抽出を必要とする時期にあります。そこで、この介護報酬減額改定の影響は大きく、質の高いサービスの提供と職員処遇改善のために取り組んできた、手厚い人員配置と、高い職員処遇の維持は大変難しい状況に立たされています。このように限られた財源の中でこれをいかにして維持し、経営基盤を安定化させることができるかが今年度事業計画では求められています。

今年度は黒潮園の改修工事も終え、新特養クレール高森、デイサービスセンター悠久と法人3事業が全面的な運営を開始します。また新人事制度を導入し、法人独自のケア理論やケア方針など、これまで積み重ねてきた「質の高いサービス」を、組織全体の水準となるよう標準化し、これを実行できる個々の資質向上、人材育成体制の整備を重点項目とし進めていきます。又、事業規模が確定した中で、適正かつ効率的な人件費配分、報酬改定の収入への影響を検証し、内容を反映した長期財務計画の立案と、次期中期ビジョンの策定に取り組む1年間としていきます。

私たちは、より良い職場があって初めてより良い人材が集まり、そしてより良質なケアにつながるものと考えます。「福祉サービスを利用するなら黒潮園」、「介護の仕事をするなら黒潮園」と地域の皆様に信頼して頂けるような法人を目指し、施設環境の整備、必要備品の充実、人員配置の適正化と取り組んできた現在、この厳しい状況であるからこそ、その成果をしっかり出して行かなければいけないと決意する所であります。

理事長 岡 司




続いて各部署の部門計画の説明です。


事業規模の拡大に伴い、今年度は3事業所を統括する法人本部を設けました。

小林事務長は本部部長に…
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黒潮園介護部計画は北村主任が…
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クレール高森の計画は…
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今年度介護主任に昇進した東潔明ユニットリーダーが説明。


デイサービスセンター悠久倉本主任
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田ノ上主任生活相談員は職員互助会の会長でもあり、
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毎年、バーベキューやボーリング大会など互助会の企画を話され、場の雰囲気を和ませてくれます。


この様にして、私たち社会福祉法人黒潮園の1年間の取り組みが始まるのです。
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by kuroshioen | 2015-04-15 23:59 | Comments(0)

引越しを無事終えました!!

こんばんわ。

久しぶりの登場のクレール高森 元介護主任の平根です。




4月は色々と新しくスタートするときですよね!!

我が家でも

長男がピカピカの新1年生!

次男が年長さん!

嫁さんはさらにドタバタ!



そして・・・

私は、介護主任から生活相談員に!?
(ちなみに介護主任には東潔明ユニットリーダーが昇進しました)


初めての業務に戸惑いもありますが、皆さんのご協力、ご指導頂きながら精一杯頑張りますので、

今後とも宜しくお願いします。





昨日、無事、黒潮園に戻られるご入居者の引越しを終えました。

でも……

その準備が進むにつれて、正直、何か寂しかったです。




そこで思い出したことが

この前、長男の卒園式での来賓の小学校の校長先生のお話です。

「卒業することは寂しいです。でも、また新しく入学してくることが楽しみです。」

まさに、同じ思いです。

新しく入居される方の手続き等の支援を行うのが生活相談員の仕事です。新たな気持ちで頑張ります。

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お年寄りの方への環境変化によ影響を心配しましたが、皆さん穏やかに過ごされており…

一安心です。
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by kuroshioen | 2015-04-13 22:55 | Comments(0)