クレール日記

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初詣

こんにちは、『クレール日記』準レギュラーの東潔明です。

このブログもいろんな職員が記事を書き始めるであろうと思います。僕の準レギュラーを脅かす人が出てくるでしょう。




私ごとですが・・・

今週末には地域の釣り具屋の磯釣り大会があり、大変楽しみにしています。去年から参加しているのですが、優勝すると結構いい釣り竿がもらえたりして盛り上がります。

こういった季節感が楽しめる行事は、年間を通していくつもあります。

クレール高森でも、この「地域の行事」に出来るだけ参加したいと考えています。






今回は熊野三山の1つである、熊野速玉大社に『初詣』に行ってきました。
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「時期的にだいぶおそいんちゃうん?」

と思われる方もおられると思いますが、季節がらインフルエンザなど感染症が流行っている時期はどうしても外出支援が行いにくく…この時期になってしまいました。




この南紀地方、初詣というと、熊野三山である熊野那智大社、熊野本宮大社、熊野速玉大社のいずれかにお参りに行くのが定番です。新宮の人は熊野速玉大社に行く人が多いですね。

もちろん施設に入居されていても、『初詣』に行けます。

結構この初詣、楽しみにしている入居者が多くお年寄りには定番行事なんでしょうね。

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出発前の車内




さて、到着した速玉大社。バリアフリーなどなく砂利道が多いため、車椅子の前輪が砂利に埋まってしまい移動は大変困難です。ではどうやって移動したかというと…動かない前輪を浮かし、大きな方の車輪のみ使って(ウイリー状態?)移動するんですよ~。

知らない方には異様な光景だったでしょうね(笑)。




記念写真
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やはり、お参りする時は皆さん真剣です。
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いっぱいお願い事をしているのでしょうか?


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境内には多くの方が参拝に訪れておりました。

「皆さん元気そうですねぇ~」

など他の参拝者にもいろいろ声をかけて頂きました。



やはり「地域に出る」という事はいいですね!!




お参りも終わり、帰ろうかなと思ったんですがこの近くに『川原屋横丁』という、地場産品の店舗が並び、速玉大社の観光立ち寄りスポットがあるので寄ってみました。

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奥の方にいってみると、なにやら変わった格好の女性がいます。
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この方、この南紀地方の歴史を無料で語ってくれる方のようで・・・

「これはいい!」

と思いお願いしました。



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貴重な経験ありがとうございました。

皆さんも聞き入ってましたね。





春になれば、外出も出やすくなります。

またなにか企画しよ・・・・・。
(やっとクレール日記ぽいブログになったかな?)



PS今週末の釣り大会がんばろ!
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by kuroshioen | 2015-02-22 19:12 | Comments(0)

バレンタイン企画 愛をこめて

はじめまして。
今回、初めて記事を書かせて頂きます 1階南ユニット介護職員の東口です。

クレールでは男性利用者の方は少ないのですが、何か甘いものを食べて頂き、幸せな気分になっていただきたいと思い、バレンタイン企画としておやつ交流会を提案させて頂きました。




この手のイベントは「楽しむ」ことが大切。

2月14日は今やクリスマスと並ぶ「国民的行事」となりつつあるバレンタインデーです。
学校では、あげたりもらったりでドキドキしたり。
職場では義理であげたりお返しが大変だったり・・・






はじめに思いついたときは「お年寄りには馴染みがないかな?」と考えましたが・・・・

私の祖母(94歳)はバレンタインが近づくと必ず、娘婿・孫・孫婿・曾孫全員にチョコレートを用意していました。大人には決まってウイスキーボンボン。 子供たちにはキャラクターものなど。

若かりし頃、思いを寄せる人にチョコレートを渡すという風習は無かったかもしれませんが、
うちの祖母のように孫や曾孫にチョコレートを用意していた方はいたかもしれませんね♪






さて、2月14日当日、休みの職員もヘルプで駆けつけて下さり、ウキウキしながら準備をすすめました。前日はルンルン気分で買出しに走り、主人へのチョコを用意するのを忘れた程です(笑)



13時すぎ・・・クレールでは甘い香りが漂ってきました。
各ユニットから利用者5~6名 総勢、女性20名 男性1名 まさに女子会!!!

チョコレート作り!? 
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活躍したのはたこ焼き器です!!


ご入居者はそれぞれ好みのデコレーションを…
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「きれいやねー」「美味しそう」嬉しいお言葉をたくさんいただきました。








クレールでは毎日おやつがありますが、みなさんそれぞれご自分のユニットで召し上がります。
他ユニットの方とは顔を合わせることも少ないのですが、この企画では「おとなりどうぞ」「ここ空いてますよ」など言葉を掛け合い、いい交流が出来ました。

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クレール日記でよく登場される2階北ユニットのNさんは、もちろんおかわり!
いつもあまりお食事を召し上がらない方も、おかわりをして下さいました。



「おいしいねー」・・・素敵な笑顔を見せてくれます。

その笑顔を見ると、私たち職員も元気になります。


いつも笑顔を下さる皆さまに、感謝と愛をこめて・・・

とてもいい企画になりました☆
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by kuroshioen | 2015-02-21 11:38 | Comments(0)

職員募集

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先日、新聞折込みにて私たち社会福祉法人黒潮園の職員募集についてお知らせしました。

いよいよ、黒潮園の改修工事も大詰めを迎え… 予定では4月より完全リニューアルされた既存特養黒潮園と、新たに入居者をお迎えする地域密着型特養クレール高森が本格稼働となり、新たな人員配置を行います。

この1月16日採用の一次募集に続き、今回は4月1日採用予定の二次募集となります。
看護師1名と介護職員若干名の採用を予定しています。


私たちは『働きやすい職場づくり』の先進的な取り組みとして、4月1日より導入する新人事制度により、介護職員準職員(フルタイムパート)を廃止し、全員正職員(無期雇用)制度にチャレンジします。

(人事制度については次の機会にご説明したいと思います。)



事前の見学やお問い合わせを随時お受けしています。

どうぞお気軽にご連絡下さい。
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by kuroshioen | 2015-02-16 00:56 | Comments(0)

おむつゼロ達成

こんにちは。

2月11日 黒潮園・クレール高森ともに日中おむつゼロを達成しています。


これは現在参加している、全国老人福祉施設協議会主催の「第11期介護力向上講習会」、和歌山県老人福施設協議会主催「第1回介護力向上講習会 和歌山分校」における、おむつ外しの取り組みと定義に準ずるものです。




実はクレール高森では昨年12月20日におむつゼロを達成しました。


今回なぜ黒潮園・クレール高森ともに… なのかと言いますと、2つの異なる特養なのですが、昨年4月に特別養護老人ホーム黒潮園として介護力向上講習会に参加後、改修工事計画に伴いそのうち29名のご入居者にこの地域密着型特養クレール高森に移って頂きました。現在、この2施設のご入居者でもって黒潮園として介護力向上講習会に参加している形をとっているためです。

あと数名で達成なるか…という所で、黒潮園の2フロアー、そして離れたクレール高森に4ユニット。2つの施設全体としておむつゼロを達成することは大変でしたね。

目標に向かい一丸となって取り組んだ職員の頑張りがあって初めて実現できるものです。




黒潮園では、『医学的根拠に基づく質の高い専門性のあるケア』を大きな方針とし、従来のケアの全面的な改革に取り組んだのが平成21年度。そして翌年22年度に知ったこの「第7期介護力向上講習会」に参加し… 早くも5年目になります。

この5年、おむつ率10%前後で参加施設の上位にありながら「おむつゼロ」は達成していませんでした。(この講習会ではおむつ率により施設ランキング表が示されます)





以前、このブログでも『おむつゼロ特養』という記事で書かせて頂いたように、私はおむつゼロが全てではないと考えています。そこにケアの最大の価値を見出すという考えもありません。

介護力向上講習会に参加する者は、その内容を『竹内教授理論』と言うようですが、身体の仕組み(生理学)に基づくケア手法の展開は何も特別なことではありません。看護師も理学療法士も医療専門職ならば当然のことと言えます。大切なのは基礎医学を学ぶことです。

これまでの特養介護の分野が遅れをとっていたというだけでしょう。
(これは『第11期介護力向上講習会』の記事でお話をしました。)




参加当時の講習会の要項では・・・
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「おむつゼロ」はゴールではなく…と書かれていました。




しかし、ただどれだけ持論があったとしても、この取り組みに参加する以上、「おむつゼロを達成できていない施設」ということも事実です。否定されても仕方のないことです。

ですから…

今回、各介護主任と講習会に参加する職員であらためて話し合いを行い、私たちが取り組む『専門性に特化した質の高いケア』を証明するためにも「おむつゼロを実現する」という強い方針を立て、施設全体として取り組んだということです。

『おむつゼロ』はゴールでも何でもありません。これからも私たちは引き続き「ケアの質」「ケアの専門性」を追求し取り組んで参ります。
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by kuroshioen | 2015-02-12 11:56 | Comments(0)

お灯祭り その2

こんにちは。

日記のむちゃぶりされている東潔明です。

もうお灯祭りネタは限界だろうと思いましたが、このブログの管理人が振りに振ってくるので、僕なりのお灯祭りを書きたいと思います。




お灯祭りの歴史については、管理人が以前の記事で書かれています。

僕も新宮に帰ってきてから、この祭りには毎年参加しています。

この祭り仲の良い友達同士で登る(神倉神社の階段を上がる事で、新宮の方はお灯祭りに参加するとは言わず、お灯に登るという言葉を使います)のが風習になっています。

不思議なもので、「じゃあ来年はあの人と」というのではなく、だいたい毎年同じ友達と登ります。それもごく自然に、誰から言われたでもなく、2月6日に集まり一緒に登ります。

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毎年この幼馴染と2人で登ります。
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今年は先輩達も合流しました。




この2月6日の日は、身を清めるということから、その日は白い食べ物しか食べてはいけないという風習があります。(僕は朝から黄色やら、茶色やら色々食べましたが)

昔は2月1日から6日まで白いものしか食べなかったそうです。

昔の人はすごいですね。




僕はこの祭りで神秘的に感じるのは、2月6日の夜に自然と新宮の男が暗闇のなか白装束をまとい、松明を持って神倉神社を登っている風景です。春に鮎が誰にも言われず海から溯上するように、この2月6日は、新宮の男の生物的行動に思えます。

この祭りここ近年、県外の方の参加も増えて来ています。

色々な著名人も参加され、中でも俳優の故原田芳雄さんはこの祭りに魅了され、20回近く登られとの事。新宮は第二の故郷とまで言われたそうです。
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登るきっかけとなったのは、新宮を代表する作家中上健次と親交があり「一緒にお灯まつりに登ろう」だったそうです。残念ながら中上さんは病を患い…一緒に登る事は実現しなかったとのことです。




この原田芳雄さんのコメントでこう書かれています。

「祭り当日の昼、新宮駅に降り立ってみて、あまりの静けさに調子抜けしました。笛や太鼓の音が聞こえてこない。人々もざわついていない。祭りの日にちを間違えたのかなと思ったぐらいです。」

関東の人間にとって、祭りとは歌舞音曲で盛り上がり、色彩があでやかなものというイメージでしたから。思わず通りすがりの人に「今日は祭りですよね」と確かめたぐらいです(笑)。とにかく何もない、普段の生活、そのままの街があるといった感じでした。これがこの祭りの凄さだと後で感じたのですが・・・・。




初めて白装束を着け、松明を持ち街に出て見ると、先ほどまで何もなかった街の辻々から、白装束に身を包んだ男たちが湧いてくるようにどんどん繰り出してくる。あっという間に、何とも言えない異様な雰囲気が漂い始めました。

原田芳雄さんもこの新宮の男の生物的行動を感じたのではないでしょうか。




今年は原田さんの息子さんで、原田喧太さん登られました。
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男前でしたね!(写真左)





この祭りの好きな所は、いくつかあるんですが、登り子同士松明をたたきあって

「頼むで」
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と声を掛け合う所です。これは「なにかあった時頼むよ」という意味だそうで… 助け合いの声掛けだそうです。

あちこち「頼むで」の声が聞こえてきます。





僕が毎年お灯に登る理由は、神秘的な光景を見に行くのと、1年間の悪い膿を出しに行っているからです。悪い膿がいっぱい溜まっていますからね(笑)

管理人も、平根主任も北村主任も森沢さんも… とんでもない悪い膿が溜まっているからお灯に登るんでしょうね(笑)



というのも、お灯祭りとは、火祭りです。神倉神社で松明に火を灯します。この火を付けた時、けむくて目から涙が出て鼻からは鼻水が、そこにいるのが辛く難行です。
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悪いものが炙り出されます。




神倉山を下った時には、本当に清々しい気持ちになれます。膿を出し切ったみたいな感じです。

神倉山を降りると、女性達が出迎えてくれます。

クレールの女性入居者でも

「迎えにいきたいなぁ。」という方もいました。




これを実現してこそ「地域に出る」ではないでしょうか。

この季節がら「行きましょう」とは言えなかったですね。本当は参加してほしいんですが、今後参加できるようにしたいなと思います。

地域の行事ごとは参加したいですもんね。




せめて雰囲気だけでもと思い・・・ 僕もクレールに行きました。

「気いつけていっておいでよ、兄さん!!」
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喜んでくれました。

祭りの雰囲気を少しは感じてくれたかな?





また来年も登ろう!
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PS・・このお灯ネタ限界ですぜ、だんだん個人ブログに変更しているような・・・


記事:『お灯まつり 2015』も是非ご覧下さい。
http://kuroshioen.exblog.jp/23650001/
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by kuroshioen | 2015-02-10 22:19 | Comments(0)

「頼むでー!!」

こんにちは。

先日、『お灯祭り2015』の記事にて祭りの様子を「上り子」の視点で紹介しようと記事を書いたのですが、東潔明ユニットリーダーも考えることは同じ???

記事のUPは明日の予定だそうですですが、内容が似かよってしまい困っているとか?





さて、お灯祭りの日。

毎年、まず施設に立ち寄りご入居者さまへの披露と挨拶をしてから登ります。
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この白装束に腰縄の姿で施設を歩くと、皆さん「お灯祭り!?」と口にされます。




先日の記事で女人禁制のお灯祭り。男と女の役割分担について紹介しましたが… 男性と女性の入居者によってその反応も違うんです。


女性のご入居者さまは衣装をまとった子供の愛らしい姿に、「頑張っておいでよ。」「気をつけてね。」と皆優しい声をかけられます。
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そして新宮節に唄われている「お燈まつりは男のまつり山は火の滝、下り竜・・・」と歌を口ずさまれる方も・・・。






それに変わって、男性のご入居者。

まず関心を持たれるのは「松明」です。



松明を握って頂くと・・・・

「頼むで!!」の掛け声とともに、力強く松明を叩き合ってくれます。
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そうです。街中ですれ違う上り子同士が行う、「頼むでー!!」です。
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この時の、ご入居者さまの普段とは違った目力と掛け声。そして松明を振る力には本当に驚かされます。例え認知症を患っておられても、この松明は特別なものなのでしょう。

松明をお見せしてこのような普段にはない様子を垣間見みることができるのは、新宮にゆかりのあるご入居者さまだけなんです。

隣町の方に松明を持って頂くも「ふーん」と感心されるだけの反応でしたね(笑)。




これまで数々のご入居者の想いを実現してきた私たちの『外出支援』。

この様子を見て・・・・

「お灯祭りを見に行こう!!」もありかも?

と頭に浮かぶのです。



上り子が順に参拝する阿須賀神社や熊野速玉大社あたりで、間近にその臨場感を感じることが出来たら素敵なことではないでしょか?



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「私は毎年、欠かさず神倉山の麓まで行ってたのよ。」とクレール高森ショートステイのご利用者。
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by kuroshioen | 2015-02-09 23:59 | Comments(0)

お灯祭り 2015

2月6日 お灯祭りから無事帰ってきました。

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あの伝説?の松明も無事、御神火を頂き火を灯すことができました。

今年のお灯祭りの様子は、別グループで登った東潔明ユニットリーダーが記事をUPする予定なのですが・・・ 先ずは私たちのグループの様子を紹介させて頂きます。





私たちのグループはクレール高森平根主任と黒潮園森沢介護職員に北村主任と2人の息子さん。友人の下平君親子。そして私と次男の隼。大人と子供を合わせて9名です。
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お灯祭りに登る者を「上り子」と言います。白装束に腰縄姿で松明を手に神倉山を目指します。

この腰縄を巻く数は奇数と決まっており、初心者など基本は7本です。経験者は?5本もありです。威勢のいい者は3本、1本も… 私たちは1本を「喧嘩上等」といいますねぇ~。

この身体を守る腰縄は街の熟練者が縛ります。私たちは毎年、北村主任の親父さんにお願いしています。今年もスタートは「北村表具店」。




縛り方を少し紹介。
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最後に縛る部分を残して上り子は肩の上で縄の端を持ちます。


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縄が締まる方向に捻りながら、1回、2回… と回って縄を巻き上げていきます。


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そして最後の余りを、着物の帯のように後ろで束ねて縛り上げます。このあたりが技でしょうか?

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完成!!
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伸びる縄の端は、子供など後ろから着いてくるものが握ることが出来るようにしているんです。




松明は5角形で、それぞれの面に願い事を書きます。
家内安全、交通安全、無病息災…武道上達…  北村主任は?
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快晴爆釣(魚が沢山釣れる事)。願い事は人それぞれです(笑)。





準備が整ったら先ずはお神酒を一杯。そしてお豆腐やかまぼこなど口に出来るものは全て白い物というのがこのお祭りの仕来りです。ちなみに息子の学校給食もご当地メニューということで、白いものしか出なかったようです。

その様子は2014-02-07『お灯まつり』の記事で紹介させて頂いたので… そちらをご覧頂いて、今年はもっと臨場感に満ちた記事を…とデジカメを巾着袋に入れ・・・GO!!



神倉山に向かうまでに新宮市内を歩き、順に阿須賀神社、世界遺産である熊野速玉大社、神倉山の麓にある妙心寺を参拝し、最後に神倉山の石段を上り神倉神社を目指します。

途中ですれ違う上り子は「頼むでー!!」という掛け声とともに、互の松明をぶつけ合います。
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また通りでは、地域の方が応援に並んで「気をつけてねぇ~」「行ってらっしゃい!!」と声をかけてくれます。またお神酒や白い食べ物などを振舞ってくれる方もおられ・・・ 日が暮れるとともに…お酒の美味しさも後押しし、次第に気分が高揚しお祭りムードが高まってきます。
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「よく寒いでしょう?」と聞かれますが、正直、全く感じていません。(不思議です)

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今年も途中。国の重要文化財に指定されている西村記念館の前で記念撮影。以前お世話になった医師の米良先生も一緒に… お祭りは人の絆も深めてくれるものです。 




阿須賀神社からさらに練り歩き… 速玉大社につく頃には空は真っ暗に。
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写真を撮る手が定まらず・・ピンボケ。酔っ払ってるのか?

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初登りの4歳の息子さんの父親として、お酒を我慢して頑張る北村主任。その歩き疲れた子供を担ぐのは平根主任。こうやってみんなで協力しつつ次の行き先を目指し・・・・




最後に太鼓橋を渡り…いよいよ、ここから538段の石段を上り、御神体のゴトビキ岩のある神倉神社の境内を目指します。特に登り始めは急な段が続き、ほのかにお神酒がしみこんだ身体には堪えます。
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なかなか進まない上り子の列に、どこからとなく「ワッショイ!!」の掛け声が上がり・・・

これに続いて集団も「ワッショイ!!」と声を張り上げ・・・

男衆がこの石段を踏みしめ一団となって頂上を目指しまます。





もちろん子供も、その中で一生懸命登るのです。





大の大人の集団に揉まれる子供に… 周囲も「子供おるでー!!」「頑張れ!!」と声を掛け合ってくれます。こうやって新宮の子供たちは強くなるのかもしれません。

この熱気を是非写真に… と思いましたが、流石に無理です。






ようやく頂上にたどり着くと暫く待機。ホッと一息です。

子供連れは奥に。そして威勢のいい者は山門近くに…が暗黙のルールです。ここからは私と息子は皆と別れて前列近くに… 息子に男の世界を。
 





しばらくすると、奥のゴトビキ岩で火打石で火が起こされ、暗く静かな境内が一転し、沈黙を破るように燃え上がる御神火が明かりとなり周りを照らします。

すると待ちに待った上り子たちが口々に「ウォー・・」という声が上がります。個人的にこの瞬間も好きですね。御神火が大松明に移された後、各上り子たちに火が行き渡ります。
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非常に狭い山上の境内にすし詰め状態の中で2000本もの松明に一気に火がつけられる訳で… 炎とその煙の勢いは半端ではありません。子供も大人も耐えます。


そして山門の前では、我こそ先にと熱気に満ちた男衆が押しあったり、もみ合いになりながらその時を待ちます。いわゆる喧嘩ですね。今年は大きな事故はなかったという事で安心です。
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そこでほら貝の合図とともに閉められていた山門が開けられ、燃え盛る松明を手にした先頭集団が「ウォー」という雄叫びとともに一気に駆け下りていきます。

そして、山の麓には多くの観客や、無事帰ってくることを待つ家族が沿道に列を作って待っているのです。そこに男は御神火を持ち帰ってきます。そして家まで火を持ち帰ります。
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お灯祭りは1400年もの歴史があり、日本でも大変珍しい祭りです。これは女人禁制の祭りで、その由来は色々あるようですが、先日、息子の学校の授業で「お灯祭りの神様は女の人で、ヤキモチを焼くから男の子だけしかアカンのやって!?」と習ったそうです。(ほんまかな?)





この勇壮な男の祭り。

よく祭りで見かける華やかな露店など出店も全くないお祭りです。

女が祭りの準備をして、男は御神火を頂きに山を上り…そしてその帰りを待つ。

幼い子供も大人と同じことを経験し、お父さんの背中を見て育つ。

男仲間、男の親子でしか経験できない世界がそこにあります。


上手にお伝えできませんでしたが… 
日本古来の文化であり、昔からこの新宮の暮らしにある文化。とても不思議な魅力があります。




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家まで持ち帰った御神火



今年は金曜日とあって昨年より100人近く多い、2057人が下り龍のごとく神倉山に松明の火を灯したということです。



東潔明ユニットリーダーからの報告は『お灯祭り その2』の記事をご覧ください。
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by kuroshioen | 2015-02-08 23:59 | Comments(0)

検索キーワード

いつもご覧頂き有難うございます。


前回、訪問者TATAL50000達成をご報告しました。

このブログは管理画面から、日ごとの検索キーワードや記事別アクセス数などの簡易な統計が見れるようになっています。(訪問者数に関しても一部スマホからの方はカウントされない?など正確ではないようです)




検索キーワードですが、この『クレール日記』を閲覧する方が増えれば増える程(人気ブログになると)、何かを検索した時にこのブログが検索ページ一覧のトップに上がってくるようになる訳ですが…

やはり「ユニットリーダー研修」関係で検索された時に、この『クレール日記』にと出会う方が多いようです。そこでたどり着く記事は以下の3つが多いみたいですね。

『ユニットケア研修に行ってきました』平根主任
『ユニットケア研修実習編』東潔明ユニットリーダー
『ユニットリーダー研修報告第2弾』小林事務長 (なぜか第2弾・・・)

これまでユニットリーダー研修に参加した職員は、全員その報告の記事をアップさせて頂いています。その中でもこれらが閲覧回数が多い記事となって繰り返し閲覧されているようですね。

是非、他の報告や内容もカテゴリーをまとめたタグ「ユニットケア」から、ご覧いただければと思います。




さて、昨日の検索キーワードのトップ10

1.おとう祭り
2.松明
3.お灯祭り
4.ユニットリーダー研修
5.新宮
6.クレール高森
7.介護力向上
8.ユニット
9.検品室
10.おとうまつり


やはり多くの方が本日の『お灯まつり』に関心を持たれているようですね。介護のブログなんですが、昨日このブログをご覧頂いた方の大半が「お灯まつり」から検索して入ってこられているということです。

特にお祭りと関係のない介護関係のブログであるこの『クレール日記』にたどり着くということは、日頃より多くの方がこのブログを見て頂いている証拠ですね。



試しにヤフー(YAHOO JAPAN)で、「お灯祭り」で検索してみると・・・
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何と!!838,000件の2ページ目の上にクレール日記「お灯まつり」の記事があがっていました。





さて今宵の『お灯祭り』。 

私たち昨年メンバーのほか、このブログ準レギュラー?の東潔明ユニットリーダーも当然登ります。今年は彼が面白体験記をこのブログにアップしてくれることでしょう??? 

乞うご期待下さいませ。
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by kuroshioen | 2015-02-06 14:25 | Comments(0)

松明

おはようございます。

あす2月6日は新宮の夜街が活気で満ち溢れる『お灯まつり』の日です。

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ちょうど一年前の今頃… クレール高森は建築の真っ只中。

追い込まれる工期に、大突貫工事となり激闘の日々を過ごしていたことを懐かしく思います。

不思議なもので… 人生の中でもそうそうない程に大変だったその頃が、すでに遠い過去のように感じますね。






さて、去年の『お灯まつり』。

この大変な工事の合間でしたが、又とない機会です。是非、東京出身の鈴木設計士にこの男祭りを経験してもらいたい…ということで私たちと一緒に登りました。

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その様子は、このブログ2014-02-07『お灯まつり』の記事でお伝えしましたが・・・・





お神酒を飲みすぎた私たち???

神倉神社に登る石段の途中… 気付けば鈴木設計士とはぐれてしまいました。




その後、鈴木設計士は神社の境内にたどり着けず… 

松明を燃やすことが出来ないまま下山してきました。

「是非、来年こそは松明に火を灯しましょう!!」とリベンジを約束していたのですが… 今回、どうしても都合がつかず、新宮にくることは難しいということになりました。






そこで先日、鈴木設計士から荷物が届きました。

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この細長い荷物・・・

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もしかして・・・




松明(たいまつ)!?



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煤で汚れ、一部割れた松明。 

去年、火を灯すことができなかった… あの松明です。





この松明にはちょっとしたエピソードがありまして・・・・

実は、鈴木設計士、境内の門前まで辿り着いたものの、男衆のケンカに遭遇し… ようやく安全な場所に落ち着いた時、「持っていたはずの松明がない!!」ということに気が付いたそうです。



この混乱の中探し出すのは、ほぼ不可能・・・・



途方に暮れていたその時、



そこで離れた所で若者の声が・・・




「おい。なんやこの松明。 クレール高森なんやかんや書いたーるで!」

「医療福祉建築賞GET? なんやそれ?」





ん?




それはもしや・・・ ???




「俺の? 俺の松明~!!」


とその声のする方に這って行き・・・


奇跡的に再び手にしたものなんです。






5角形松明に書かれた願い事。


亀裂が入っているのは・・・

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(笑)


鈴木設計士の依頼を受け… 明日、この松明をかついで神倉山を登ります。
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by kuroshioen | 2015-02-05 11:46 | Comments(0)

クレールでの『節分』!!

みなさん こんにちは!!

クレール高森 介護主任の平根です。



2月3日は『節分』の日です。

我が家でも、毎年、近くの神社で行われる厄年の方による、『餅ほり』に参加するのが恒例です。

今年はみんなでお餅を100個拾いました(笑)。






さて、クレール高森での『節分』
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お昼のメニューはお寿司です。
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地元で捕れたマグロやアジのお寿司は特に大人気で、皆さん次々におかわりをされていました。

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この日、一番おかわりされたのはN様で、1人前をぺろりと食べられた後、「おかわりいかがですか?」と伺うと「もらおうかな!」とさらに一口でぺろりと食べられなした。その様子を横で見られたいた理事長もビックリ!!

ユニットにキッチンがあるので、状況に合わせた工夫もその都度できます。
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飲み込みの悪い方には、できるだけ形は崩さないように気を付けながら「ねた」を刻んで提供しています。







と・・・



そこに登場したのは・・・


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北村鬼? と 西鬼?
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「鬼は外!! 福は内!!」 と鬼にぶつけるのは『豆』ではなく、小袋に入った甘納豆?
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皆さんからの猛攻を受けた、鬼は「参った!!」「参った!!」と降参。


実はこの二人は、気の優しい鬼さん。
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ベッドで過ごされていた方のお部屋を回り、ぶつけられた『甘納豆』を「おやつにどうぞ…」と配っていました。
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by kuroshioen | 2015-02-04 16:40 | Comments(0)