クレール日記

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IN大阪

福岡への出張の途中で大阪に立ち寄っています。
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目的は竣工記念品を選ぶためです。

以前にお話をしたように、施設名称にある『クレール』とは、フランス語で「明るく、澄み渡った」という意味です。この施設名称には次世代の特養として、どこかお洒落で自らが憧れ感をもって入所して頂けるような、れまでとは一線を画する施設を・・・との想いが込められています。

そのイメージに合った竣工記念品。センスが問われます。


クレールとうい言葉にある「透明感と輝き」、「○○園」といった和のイメージではないですね。
イメージするものはガラス製品でしょうか?
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大きなガラスサッシを多用するクレール高森


大阪での病院勤務時代からの親交で、月二回、黒潮園での摂食・嚥下のリハビリ指導を行って頂いている神代先生も駆けつけてくれました。
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やはり一流のモノは違います。実際に手に取って確かめることは大切ですね。

一流と言える高品質な施設サービスを目指す私たちの想いを込めて、竣工記念品を選びたいと思っています。後は予算の問題ですね。お財布管理の小林事務長の理解が得られるか…?(笑)
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by kuroshioen | 2014-05-31 21:43 | Comments(0)

竣工式日程が決まる

こんばんわ。

クレール高森の竣工式の日程が決まっています。

6月28日(土)11:00~ 竣工式典
同日、午後からは内覧会を予定しています。是非、多くの方にご覧いただければと思っています。


ようやく家具が決定し… 次はソファーや椅子の張り地の選択作業。
まだ各部屋のカーテン選びも残っています。(これがまた気が遠くなりそうな作業です)

行政への開設のための各種申請手続きも必要です。

当然、新しいケア体制の準備も進めなければなりません。

そして何より、竣工式の準備です。
皆様にこのクレール高森をご披露させて頂く重要な式典です。案内状の作成と発送。会場の設営や式次第の企画… すべきことは沢山あります。正直、大きなプレッシャーになっています。


先日の平根介護主任の書き込みにあるように、それぞれの職員がおのおのの役割の中で一生懸命頑張ってくれています。とにかく根気が大切ですね。

私たちらしい、そしてクレール高森が皆様の印象に残るような竣工式にしたいと、想いを廻らせているところです。
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by kuroshioen | 2014-05-30 23:59 | Comments(0)

職員体験会に向けて!!

介護主任の平根です。

休みの前日の楽しみは、もちろん呑むこと!!
健康診断の結果、嫁さんとの約束で、休み明けは休肝日になりましたが(笑)

風呂上がりのビールから始まって
冬は焼酎のお湯割り、夏は焼酎か泡盛の水割りか赤ワイン!




ここ最近は、寝ていても夜中にふとしたときに目が覚めてしまうことがあります。

この日も、明日は休みなのに、夜中に目が覚めてしまい…
「朝から家族サービスするんで今から仕事しよう!!」と決意!!
眠気覚ましのコーヒーを飲んでパソコンのスイッチON!!

7/1から実際にクレール高森にてケアがスタートするので、自分自身も不安ですが、一緒に勤務する職員はもっと不安… 何を準備すればいいのか???頭が混乱します。(これが不眠の原因か?)

とりあえず、業務をシュミレーションする前に「実際にクレール高森を使って体験会をしよう!」と考えました。勤務表を見るとユニットリーダー研修修了者が全員揃うのが6/5しかない… この日に実行しようと決めました。


さて、「よっしゃー!具体的な体験をしよう!」と気合いを入れたのはいいんですが…

「体験会はどんなことしたらええんやろう?」

頭を整理するために「いつ?誰が?どこで?何を?どうして?どのように?どのくらい?」
(5w2h)を基本にして考えていきました。



「入居者になったつもりで、実際にユニットを使ってみて、暮らしを実感しよう!」
まずは、その資料として早番・普通番…勤務別の業務分担表の作成からスタート!

先日、休みの中、家具選びで来られていた岡理事長に作成した業務分担表の説明をすると、
「朝は無理に起きてもらわず、個々の起床に合わせなるべくゆっくり食事をしてもらいたいですね」
と今は従来型の業務からイメージをしてしまうとは思うけど、段階を踏むことも大切ですが、ユニットケアの原則に基づいて出来ることはやってみようとアドバイスをいただきました。

そこで、以前、クレール日記でも「想いをカタチに…」で紹介した『暮らし』が思い浮かびました。
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再び、「どないしたら、ええんやろ?」とあれやこれやと悩みながらパソコンとにらめっこして作業
開始。「これならできるかも!」と気が付けば、その日は家の外はすっかり明かるくなっていて…スタートしてから、なんと4時間が経っていました...。

でも頑張ったことで、かなり整理できました!!


6/3には食事体験
・ユニットでの盛りつけ作業を実際にやってみます。
長尾管理栄養士からも「私も参加していいですか?」と言われ、「もちろんお願いします!」と即決しました。(こんな時、みんなで力を合わせることが出来るってうれしいですね)

6/5の体験会の内容としては
・起床時間をゆっくりとした勤務別の業務分担表(理事長から頂いた提案です)
・各ユニットの部屋割り表、職員配置の発表(勤務表は、小林事務長が作成してくれます。)
・個浴体験(実際に個浴槽に入ってみます)
・排泄体験(実際に手すりを工夫したトイレを使ってみます)

新しいケアを実行するためには、その準備、決めなければならないことが沢山あります。

そこでこの6/5の体験会までに、クレールに移動する職員全員に役割分担をお願いしました。
多忙の中、夜勤の落ち着いている時間や休日などを利用して、各自資料をまとめてくれています。
いろんな方々に支えてもらってありがたいし、 本当にうれしいです!!

みんなで協力し、前進していくことは大変以上に『やりがい』があります。




7/1からのスタートに向けて、どれだけのプロセスを実行できるか?

今さらですが

「いつやるの?」

「いまでしょ!」

(お後がよろしいようで…)
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by kuroshioen | 2014-05-29 23:18 | Comments(0)

第36回定例会議 いつ引渡しができるか

定例会議を実施しました。
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2つの現場事務所が解体され、新たな益田設計事務所新宮支所(鈴木部屋?)は奥に見える小さな白いプレハブに…


400箇所以上あった建物のダメ工事はようやく目処がついてきました。
しかしまだ引渡しには至っておりません。予定では5月20日でしたが… 

空調や水道などが正常に作動するか全箇所のチェック。

夜間の照明点灯チェック。

風呂に湯を実際にはって、給湯・排水のチェック。

自家発電機を実際に稼働させる試運転。

当然、ダメ工事の最終確認…

と建物引渡しまでやらなければならないことが沢山あります。
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ダメ工事が終わった居室から美装を終えています。

先日の強雨で備品を置いていた地階が水浸しになるハプニング。単なるサッシの閉め忘れなのか、致命的なな問題なのか???

先日補修のプロの職人に手を入れて頂いた、杉板型枠コンクリート打ち放し…
順調に作業が終わったようですが、その後行った撥水剤の塗りにローラームラが… まぁ、十分な仕上がりと言えますけど… やっぱり残念です。
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相変わらず、色々とありながら進んでいます。

外構工事の予定では、6月2日・3日にようやく敷地のアスファルト舗装が行える見込みです。
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全工程を終え、最終的には引渡し日は6月20日となりそうです。
すでに1ヶ月遅れです。根気がいります。
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by kuroshioen | 2014-05-28 22:55 | Comments(0)

クレール高森 住人第1号

今日も一日、なんとか仕事を終えました。

頭脳が飽和状態です・・

依然、建物の引渡しには至っておらず、外構工事も時間を要しています。
開設準備においてまだまだ課題は山積みです。
もちろんそればかりが仕事ではありません。


さて、そんな状況の中ですが、クレール高森住人第1号を紹介します。
こ窓の先にある北棟2階の屋根ですが… その軒下をよく見ると。
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換気フードの上にツバメが巣を作っているではないですか!?
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それも二世帯? 二つの巣をせっせと建築中です。


「新築の家にツバメが巣を作るとご利益がある」と言われるそうで…とっても良いことの様です。
しかも2つ。ご利益も2倍あって欲しいなぁ~!!


目まぐるしく忙しい毎日ですが… ほんの少し心が安らぎました。
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by kuroshioen | 2014-05-27 19:22 | Comments(0)

気になること… 杉板コンクリート打放し

おはようございます。

今日は第11期介護力向上講習会2日目。テーマは認知症の改善です。

ケアを医学的な理論で紐解く…やぱり楽しいです。
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認知症の症状に寄り添う、否定しない、共感する声かけ…確かに大切です。
もし、そこに医学的根拠に基づき原因を紐解くことができたら… 
そうでなく具体的な改善する方法が生まれます。

認知症を改善できるなら…介護職は間違いなく専門職でしょう。
可能性がありまます。

ケアを語ると熱くなります。またの機会ですね。




さて、一方で大変気になることがあります。
それは、クレール高森の杉板コンクリート打ち放し壁の仕上げです。
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正式には杉板型枠コンクリート打ち放しといい、型枠に本物の杉板を用いてコンクリートを打つもので、型枠を外すとコンクリートに杉の木目や板を張り合わせたような模様が現れるというものです。なかなかお洒落な仕上げです。

どうでしょう?和歌山県では施工例を耳にしたことがないですねぇ~。 
当然、施工者もこのクレール高森が初めてということです。

この杉板コンクリート打ち放し仕上げの壁は、クレール高森に入った正面にある壁です。
喫茶コーナーを囲み、玄関ロビーから吹き抜け天井の共用ロビーにつながり、計画の段階からこだわて設計した場所です。
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この打ち放し壁の補修最終仕上げについて、相当な議論がありました。

この杉板模様の補修を専門にする職人がおり、左官作業だけでなく、杉板の木目や節を筆で絵を書き入れる様にして芸術的に仕上げられるもの… これが我々の見解です。

施工者としては施工実績がなく、「このままの状態でも、十分問題ないのでは?」
当然、この地域には補修ができる職人がおらず、県外から専門の職人を呼ぶとなると相当な費用もかかります。

「いや、本物はもっと素晴らしい。こんなものではナイ。専門の職人は必要。」
と鈴木設計士もここは一歩も譲らず…



激論の結果

近くでは京都に専門の職人がいることが分かり、手配することになりました。

ちょうど私が東京に来る前日に、長髪を束ねた独特の雰囲気のある職人がやって来ました。
その壁を見るなり「なるほど…分かりました。完璧に仕上げます!」と自信に満ち溢れたコメント。
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どうやら安藤忠雄氏の建築物や大手ゼネコンの仕事を主に受けているということです。
ご存知の方も多いと思いますが、安藤忠雄氏はコンクリート打ち放し壁の建物が有名で、日本を代表する建築家です。

安藤忠雄設計レストランCANOVIANO CAFE(カノビアーノカフェ)

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益田・鈴木氏と東京での設計打ち合わせの際にここで食事をしましたが、コンクリート打ち放しの素晴らしいデザインの建物でしたねぇ~。



しかし、どのように仕上げるのか?その匠の技に興味津々です。
(地元の職人さんも注目しています)
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残念ながら一部始終を見ることができません。今日も現場では、この杉板打ち放しの補修作業が行われているのでしょう。やはり最後は筆を使って板目を書き入れるようです。どんな仕上がりか気になりますね~。

出張から戻った頃には完成した杉板型枠コンクリート打ち放しの壁が見られるのでしょう。



<追伸>
宿泊ホテルから研修会場への道を歩いていると… 
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な、何と… オフィスビスに杉板打ち放しの壁が
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by kuroshioen | 2014-05-23 10:51 | Comments(0)

第11期介護力向上講習会

こんばんわ。

今日は東京に来ています。
(事務長からはこんな忙しい時に行かなくても… と言われていますが)

公益社団法人 全国老人福祉施設協議会主催の第11期介護力向上講習会に参加しています。

何かに取り組むのであれば、組織のリーダーとして「自分自身が率先して勉強し、そして皆でやっていく!」がモットーです。
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全国から162施設 379名が参加

私は理学療法士であり、医療専門職として十数年、リハビリテーションに携わってきました。
初めて施設ケアに関わることになった5年前、特養ケアの現状を目の当たりにして複雑な気持ちになりました。 現場では皆、一生懸命に頑張っています。しかし、まだ専門職としての資質に多くの課題があります。

介護職が寮母さんと呼ばれ、専門的な勉強をする機会が無かった時代から始まった特養ケアですが、そこから発展できず、経験的な介護が継承されるばかりで、変わりきれていない介護現場がまだまだ多くあります。

医療専門職の立場から敢えて言うなら…ケアの水準が低いということです。

介護職がケアの根拠となる医学的な専門知識(身体の仕組み)をもっと勉強し、「お世話をする」ではなく、「自立を支援する」というリハビリ的な視点をもってケアをすれば、高齢者の方がもっともっと元気になって頂けるという現状が、高齢者ケアの現場に沢山あるのです。

「ここを何とかしたい」

ということで、私が着任後、施設内研修会を頻繁に実施し、ケア改革に取り組んできました。
この介護力向上講習会では、講師がリハビリ医をされていた国際医療福祉大学の竹内孝仁教授です。講習会の趣旨に賛否両論があるようですが、このように医師が介護職にケアの根拠となる知識を教えてくれる講習会は他に類を見ません。ここに魅力があるのです。



この介護力向上講習会はこの10年間の実績として『おむつゼロ特養』を輩出しており、今年度は認知症を改善させるケアの確立、刻み食やミキサー食から常食化へのアプローチに力を入れて行くというのものです。

特養での仕事=おむつ交換。大変な仕事…

ではなく、介護は高齢者の自立度やADLを改善させることができる、自信をもって専門職と言える素晴らしい仕事です。おむつを必要とする原因をアセスメントし、排泄を自立するケアを実践し、おむつを外すということができる仕事なんです。

理学療法士が行うように歩行練習にも取り組み、要介護度4,5といった重度なの方の歩行能力を回復させることもできます。 また、胃瘻や鼻腔経管栄養を必要とする高齢者の、再び経口で食事を摂れる成果も出せるのです。
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こんな素晴らしい成果を出せる介護職。これこそ専門職です。

そして、このようなケアが提供できる特養って本当に素晴らしいことではないでしょうか?
(外からみると、ケアの質の違いは目にみえないものですが…)

ケアの根拠となる知識さえ習得すれば必ず実践できます。恐らく数年後にはこのようなケアが当たり前と思える時代が来るでしょう。いや、そうでなければ介護職の専門職としての社会的地位向上や、特養の存在意義は確立できていないことになります。

私たちは、『おむつゼロ特養』が必ずしもゴールだとは思っていません。介護が専門職として『根拠のある(本当に)質の高いケア』が提供でき、自信と誇りのある仕事にしていきたいのです。


こんなに勉強が好き?になったのは大人になってからですね(笑)。
理学療法士となり専門職としての使命感を持つことを学びました。

知ること… 知識は実力。専門職の最大の武器です。
知らぬは一生の恥… 知ることがなければ、何も生まれません。

『知る(勉強する)こと』が、そのまま自分の実力になるんです。これが専門職という仕事です。
そして知るだけではなく、専門職の使命『実行する』です。

そんな専門職としての介護職員が集まれば、(本当に)質の高いケアが確立できるものと確信します。そして介護の仕事が本当に魅力的なものになるものと思います。


何事においても、絶えず勉強ですね。


PS 私たちは2月11日「おむつゼロ」を達成しました。
  参照:『おむつゼロ達成』
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by kuroshioen | 2014-05-22 21:51 | Comments(0)

第35回定例会議 サインロゴ決まる

定例会議が行われました。
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いつもの打ち合わせ現場事務所が解体され、小さなプレハブになっています。
(いつもと違い、狭くなったことに気がつきましたか?)



先日、サイン壁に記す施設名の書体についての検討についてお伝えしました。
そこで、職員の投票では2位だった『 I案 』ですが、書体が細いとの意見が聞かれました。

最も人気の『 A案 』は確かに無難なところですが、ごく一般的で今ひとつこの施設のイメージとは違う気がします。そこでこのI案のフォントを少し太くした修正案『 I案ー1』が検討され、最終決定となりました。
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今日は、サイン作成の業者さんが、実寸大のサンプルを持って来たので、実際に現場で確認をしました。やはり少し太くした方が正解でした。しっくりきますねぇ~。
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周りは芝生で囲まれ、ステンレスの切り文字がライトアップされます。




午後からは家具メーカーさんとの打ち合わせスケジュールがぎっしり・・・
各メーカさんに順次採用案をお伝えし…終われば日が暮れていました。
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沢山並んでいたサンプルの椅子たちは、このクレール高森をあとにし、次のお客さんの元に旅立っていきました。各メーカーさんがこのサンプルを持参し何度も足を運んで頂いたお陰で、色々と比較検討をした上で最終決定することができました。感謝申し上げます。

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さて… どんな家具が並ぶのか楽しみにしていて下さい。
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by kuroshioen | 2014-05-20 23:59 | Comments(0)

イメージふくらむ… 家具最終決定

おはようございます。

今日、椅子・ソファーといった家具の最終案を決定します。
イメージはまとまってきました。 



休日もクレール高森に足を運び、サンプルの椅子を持って、あっちに、こっちに置いてみてと… ユニットをうろうろしていました。この実際の空間で検証する時間って大切なんです。



椅子ってそれぞれに個性があります。

椅子それぞれのプロポーション(デザイン)があります。それが個性ですね。



その場所に置いてみて・・・

近くから眺めたり…

遠くから眺めたり…


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写真のように絵として、クレール高森のインテリアのイメージと合っているかです。

もちろん高齢者の目線からの安定性や座り心地など機能面のチェックは欠かせません。



一般的に、使用環境がハードな施設向けの椅子には、比較的安価な形成合板が用いられたものが多く見られます。これをクレール高森のユニットに置くと… フレームの木質などインテリアに全く合わないんですね。
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手前の椅子と奥の椅子ではどちらがしっくり来ますか?
(手前:形成合版 奥:オーク材)

このっひょうにフレームに用いられる木の種類や、カラーによってもその表情は全く異なります。この木質の表情がフローリングやテーブルと合っているかも重要な要因となってきます。

大切なことはインテイリアのトータルコーディネートです。 カタログだけで選ぶのは中々難しいと思います。 実際にサンプルを目で確かめて「これいいなぁ…」って思っても、実際に現場に持ち込むと「あれ?何か違うなぁ…」ってことが結構あります。




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資料が山積みに・・・

建築の内装色の決定も同じです。とにかくサンプルを目で確かめ、実際の現場で確認する。を繰り返すことが大切です。またその日だけでなく何度か足を運ぶうちに見えてくるものもあります。

とにかく現場に繰り返し足を運びイメージをふくらませることが重要ですね。


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椅子のデザイン、そしてフレームとフローリングのカラーコーディネート。そうなると次は椅子とセットになるテーブルの天板もオーダーとしないと全てがマッチしません。 オーダーするメラミン化粧板木…どれが本物?参照も持ち込んで全てのバランスを見ます。
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微妙に板目や色合いが異なります。
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大きなガラス窓の吹き抜けのある共用ロビー2階部分です。チェアのレイアウトとテーブルの配置を視覚的に把握。
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実際に配置する場所に、仮に置いてみてそのスケール感も確認します。置いてみると、意外にカタログの寸法でイメージしていたより大きかったり、小さかったりするものです。

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ここは光が差し明るく、中庭の緑、遠くには水平線を眺めることができます。丸テーブルをお洒落なチェアで囲み、カフェでご家族と入居者さまがくつろぐ様子をイメージしています。1階には喫茶コーナーを設けており楽しみです。 こんな場所でスタッフが休憩する職場も素敵ですね。

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受付カウンター周りはホテルのロビーのように、少し高級感と落ち着きのある雰囲気を演出家具がいいですね。


とにかく納期があるので今日中にモノを発注し、その後、椅子の張り地の色を決定していくことになります。

今から、再度、現場でイメージを確認し… 最終決定したいと思います。
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by kuroshioen | 2014-05-19 10:56 | Comments(0)

シーティングと家具選び

依然、家具の選定に悩んでいます。
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現在、クレール高森南棟2階には様々な種類の椅子が並んでいます。
カリモク、オリバー、アイリスチトセの3メーカーの椅子やソファーが合計25脚あります。

ここまでくれば、家具メーカーショールームです。




高齢者ケアにとって椅子の選択はとても重要です。
座位保持能力が低下した高齢者にとって、体格に合った椅子のサイズや座り心地(安定性)が生活に大きく影響してきます。

皆さん、「シーティングテクニック」ってご存知ですか?

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体格に合っていない状態では、体が側方に傾いたり、前方にお尻がずれてしまったり(よくズッコケ座りと言います)不良姿勢となります。これは不快感なだけでなく背骨の変形や、お尻への圧が偏り褥瘡(床ずれ)の原因ともなります。

現在の特養ケアでは、「寝たきり防止」ということで離床を促すケアが当たり前となりました。しかし、一方で「座らせきり」?と言う状況を生んでいる可能性があります。特にこの「シーティング」の知識や、姿勢を整える「ポジショニング」の視点が不十分なケアは要注意です。


入居者が椅子から立ち上がろうとしたり、故意にズレようとする場面… よくありますよね。

「もう少し、しっかり座ってくださいね。」と声かけ…

原因は椅子や車椅子がその人の身体状況に合っていないことによる不快感が原因かもしれません。
だとすれば、「寝たきり防止」のための、長時間の座位保持はご本人にとっては大変苦痛であり、いわゆる「身体拘束」となってしまっているかもしれません。
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また、座る姿勢によっては、食べ物が誤って肺に入ってしまう「誤嚥性肺炎」を起こす可能性が高くなります。顎が上がってしまう、いわゆるズッコケ座りは要注意です。 このズッコケ座りとなる要因の一つに、奥行が深すぎその人に合っていない椅子が挙げられます。
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現在の高齢者の方は小柄な方が多いため、相対的に椅子が大きくなり安定しないことがよく見られます。そこで「シーティング」の知識のある施設では小さな椅子を選んだり、椅子の脚を切って高さを低くしたり工夫をしています。車椅子も調節式(モジュールタイプ)で小型タイプを選ぶことが多いですね。
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しかし…これからの高齢者。徐々に体格は大きい方が増えます。

本当に「小さな椅子の選択」でいいのか?難しですね。

一つ言えることは、重度要介護者でない、比較的身体能力が高い方(自分で座る姿勢保持や姿勢変換ができる)の場合は、そこまでシビアに考えなくても問題はありません。

従来型特養黒潮園を重度要介護者の受け入れ施設とし、サテライト型で併設するクレール高森は比較的軽度の方の暮らしの支援を目的としており、基本的には標準的なサイズの椅子を選択すればいいと考えています。



このように椅子はデザインだけでなく、機能性も重要になってきます。



とは言え、やっぱりデザインはポイントになりますねぇ~。
床材はフローリング張りで、建具などに木調を多用したインテリア。更にはその色もお洒落なものを選択したクレール高森です。一般的な「介護施設向け椅子」では全くマッチしません。床が本物志向の木調であるため、椅子のフレームの木材もオークやウォールナットといった本物志向でない合わないんです。どこまでこだわるかですね。
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クレール高森は全てのユニットが異なる設計の上、フローリングの色も違います。今回はそれぞれのユニットのインテイリアのイメージに合った家具を、各メーカー適材適所で選択しまとめたいと考えています。

月曜日の朝イチの発注まで許された時間はわずか。

価格、機能、デザイン…

悩みますね~。


メーカーさんと現場で打ち合わせを繰り返し…
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ユニットでの勤務を担当する職員に見てもらったり…
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定例会議の合間に益田・鈴木両設計士にも…
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家具選び… 本当に奥が深いんですよ。
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by kuroshioen | 2014-05-17 12:59 | Comments(0)