クレール日記

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人体の構造と建築?


先日、配線工事の様子をお伝えしました。

照明やあらゆる機器は電気がこないと機能しましせん。無数の電線が天井裏や壁に配線されていますが、その様子は素人から見ると何が何だか見当がつきません。
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太い幹線ケーブルから、細い弱電関係の線まで、躯体内を末端まであらゆる方向に走行する様子をみていると、ふと医療現場で前職である理学療法士の時に勉強していた『人体の解剖学』が思い浮かびました。

「ヒトの神経系と、建築の電気系統がよく似ているなぁ‥」
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人間の『神経』は体のあちこちに網の目のように張りめぐらされ、無数の細胞や組織と連絡して、その機能を調整するはたらきをしています。

実は神経は活動電位という電気を通すこととで筋肉を動かすなど指令を伝達しています。まさに建築の配電と同じ働きをしているんですよね。



と考えると‥ 給排水の配管は『血管』? 

お風呂や洗面など色々な場所への水を送る給水関係の配管は、キレイな血を運ぶ『動脈』?
 
そして排水関係の配管は『静脈』? 

となれば躯体構造はそのまま『骨格』ですよね。
浄化槽は『腎臓』かな?

‥そうみるとなかなか面白いものです。
(こんなことを思うのは私だけでしょう!)



人間が活動するには全身をめぐる神経系や血管系が正しく機能しなければ始まりません。同じように建物も形が完成しても電気や水道が使えなければ始まりません。その背景にはこの複雑な配線や配管があるのです。

私たち医療専門職はこの全身の神経や血管の位置から名称まで全て理解する必要があります。
「設備屋さんも同じなんだろうなぁ‥ 」 

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by kuroshioen | 2014-02-28 17:57 | Comments(0)

「せーのっ!!」


クレール高森のそばにある黒潮園で机に向かっていると‥
現場から「せーのっ!!」「せーのっ!!」という掛け声が響いてきました。

これは電気工事の職人さんの声です。

電柱から建物のキュービクルに送られた電気を、建物内の配電盤までつなぐ幹線ケーブル(電線)を、数人で『綱引き』のように引いています。

電線の始まりはユニット玄関から‥
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ユニットの中を通り‥
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天井の梁をくぐり抜け‥
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さらに進み
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電線の端を引く職人さんはユニットの奥に居ました。
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太さも重さも相当のケーブルを最長で100m程、迷路のような建物内の天井裏を這わせていきます。 何人かで部屋から部屋に、掛け声と同時に息を合わせながら線をずらし引き込んでいるのです。結構と大変な作業です。



各職人さんが黙々と作業に取り掛かっている中‥

「現場で掛け声を張り上げているのは電気工だけですねぇ~」と勝山電気さん。
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by kuroshioen | 2014-02-27 18:17 | Comments(0)

第24回定例会議 仕上げ方法の議論

現場は職人さんの活気で溢れています。

工事が最も先行する南棟1階の仕上がりに注目ですね。

今週の工程はいよいよ、フローリング床張り、壁クロス張りといったインテリアの最終仕上げ作業です。


現場に運び込まれたダンボール箱の中は天井仕上げボードです。
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悩みに悩んで選んだ床材がようやく届きました。


南棟ユニットは単純な四角形ではありません。そこで問題となるのはフローリング床張りの方向です。基本的に外に面するサッシ面と平行に張ります。
さらにユニットの形状が「く」の字に折れているため、二方向の板目が合わさる部分(取り合い)の施工が難しいということです。
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二方向の板目の付き合わせの部分に、縦に1枚板を挟めば比較的容易に施工できるということですが‥ これではせっかくのデザインが生かされません。






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こんな感じで突き合わせて仕上がるとキレイですよね。


イメージが伝わるように画像を逆さまにしていました(笑)
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先日紹介した南棟 軒天檜張りです。


そこで現場で施工する職人さんと、建材屋さん、設計士と我々でどう処理して仕上げるか議論を交わしました。
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「かなり手間がかかり、工程表の期日に張り終えることが出来るかが問題」と職人さん。

工期を優先すべきか‥
 

仕上がりにこだわるか‥

やり取りの結果
「収まりに不安があるけど、何とかやってみますわ!」と職人さん。


私「期待してますよ!キレイに収まったら感動ですね」  

職人さん「プレッシャーやけど頑張ります!」


定例会議では仕上げ方法や施工方法について、私たちと設計士の求めるものと、施工側の意見をぶつけたり、すり合わせることの繰り返しです。現場監督さんを始め、職人さんが応えてくれて初めて私たちの思いがカタチとなっていきます。

施主・設計士・施工者の三位一体となり完成に向かいます。

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by kuroshioen | 2014-02-26 00:58 | Comments(0)

和歌山県初のユニットリーダー実地研修施設

以前に関西では和歌山県にはまだ『ユニットリーダー実地研修施設』が無いというお話をしました。

先日、ユニットリーダー研修から帰ってきた宮上介護職員が

「理事長!和歌山県の実地研修施設の方も参加していて一緒になりました!?」

との報告がありました。

なぜこんなに驚いているかと言いますと‥
研修参加に先立って面談にて「私たちが開設するクレール高森は、必ず実地研修施設を目指す!」と言うことで、しっかりと勉強して来て欲しいと話をしていたからです。

今回から新たに実地研修施設に認定されたのは、温泉とパンダで有名な白浜町にある特別養護老人ホーム白浜日置の郷さんです。(ホームページより)
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同じ和歌山県ということで大変興味が引かれます。
宮上介護職員は色々な話を聞けたと大変刺激を受けていました。

もちろん次期のユニットリーダー研修の申し込みでは、希望する実習地先として申し込みをしました。このクレール高森が無事竣工し落ち着いたら是非、施設見学に伺わせて頂きたいと思います。
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by kuroshioen | 2014-02-25 13:16 | Comments(0)

ユニットリーダー研修参加報告 宮上編

皆さん、こんにちは!! 

介護職員の宮上 慶一です。「クレール日記」は初登場となります。

今回、私は大阪のホテルコスモスクエア国際交流センターにおいて行われた、ユニットリーダー研修座学に三日間行って来ました。

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私は従来型の特養施設での現場経験しかない為、ユニットケアについての知識は情報として知りうる程度でしかなく、全く新鮮な気持ちで話を聞いてくることができました。




ユニットケアの理念、意義とは何か‥

「その人らしい暮らしの継続をサポートすること」です。

三日間の中で何度と繰り返し聞いた言葉です。「理念」「意義」堅苦しい言葉ですが、けれどこれってとても大切です。というのはやはり『ユニットケア』に携わるスタッフがこれをはき違えてしまうと、方向性を見失いユニットケアではなくなるからです。

いくら形のいい施設でも、環境がよくても、またはシステムがきちっと構築されていても、そこで働くスタッフの意識が理念と外れていてはダメですよね。よりよいケアにはつながりません。

講師の方をはじめ、参加している現場の方がおっしゃっていました。「この理念が浸透しきれていないのでは?」「理解できてないのでは?」自分たちの方向性を見失いそうになる時、この理念の意義に立ち戻り再度考えるそうです。大切ですねー。理念!! 各施設でもこのユニットケアの理念に基づき試行錯誤しながらも「その人らしい暮らしの継続」をサポートする為に日々取り組んでおられます。その内容を知り、とても刺激になりました。

課題もたくさんあると思いますが、この理念をモットーにクレール高森でも新しいケア『ユニットケア』が始まるわけです。何かワクワクしてきますね。



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三日間の座学では、この理念の大切さ以外にも、ユニットケアにおける高齢者の暮らしと環境、ユニットケアの具体的方法等、グループワークを通して様々なことを学んできました。このような研修に参加する機会を頂き、私にとって大変有意義な時間となりました。

さぁ、座学三日間は終わりました。次は大阪にあります特別養護老人ホーム「ちくりんの里」さんでの実地研修が控えております。早くみたいですねぇ~現場を! 色々と吸収できることを今から楽しみにしております。


それでは皆さん、失礼いたします。
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by kuroshioen | 2014-02-24 16:13 | Comments(0)

内装作業だけでなく‥

同時に外装仕上げ作業も行われています。

南棟から開始された外壁の塗装作業
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色艶ですが、あまりツヤツヤしていると建物の質感が安っぽくなるので、こだわりの5分ツヤ(半分程度の艶)での仕上げです。 塗りムラが出やすいとの懸念もありましたが、問題なくいい感じの仕上がりです。



南棟2階バルコニーの下面にあたる軒天は檜板張り仕上げです。

【軒天】とは屋根など外壁から外側に出ている部分を軒(のき)といいその裏側、天井のことを言います。「軒裏天井」ともいいますかね。

1階リビングから外の風景を見上げた時に、サッシ上方から視界に入ってくる重要な部分です。
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一見存在感の低い軒天ですが、仕上げ材や色選びが家のイメージを左右する大切な要素です。 屋根色に揃えて濃色にすれば重厚で落ち着いた印象に、壁の色に揃えれば壁の延長 としてのびやかな印象になります。雨に直接さらされない部分であり、板張り仕上げとしても劣化しにくくとてももいい雰囲気となります。

回廊と平行にのびる檜材は、「リビングから少し外にでてみたい」という気持ちになるような、屋内空間と屋外空間をゆるくつなぐ重要な存在です。そして外に出れば無垢材が温かい空間を演出してくれます。
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建物の水平方向に伸びる直線的なラインを引き立てるとてもお気に入りの仕上げです。
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by kuroshioen | 2014-02-21 23:43 | Comments(0)

第23回定例会議 現場視察

完成目標の年度末に近づいていますが、同時に私たちもこのクレール高森の建築に関する内容のほか、家具や購入美品の検討などに追われています。

また「クレール高森」完成に次いで行われる、既存特養黒潮園の耐震補強・改修工事の計画も進めなければなりません。またこの時期は『平成26年度事業計画』策定の時期でもあります。

時間に追われる毎日で‥
第23回定例会議での現場視察の様子をお伝え出来ていませんでした。


という事で気になる現場工事の進行状況を簡単に報告します。



【南棟1階】
フローリング床の下地に次いで、ちょうど天井の下地ボードを張り終えた所でした。
床と天井、壁と空間を形どる面すべての下地が完了しました。
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あとは最終仕上げを行います。思案してきたフローリング床や壁紙クロスなど仕上げ材が張られたユニットを見るのが楽しみです。意図した空間が演出できるのか‥?


【南棟2階】
サッシ廻りや天井などがピンク色に色づいています。
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そうです。これは少し前に1階の工程で終えた、発泡ウレタン断熱材の吹付けを終えたという事です。


【北棟1階】
ちょうど発泡ウレタン吹付け作業中でした。さすがに近づいて写真は撮れません。
(専用のマスク装着などが必要となります)
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横付けされた発泡ウレタンをつくるトラックです。


【北棟2階】
造作大工さんがこの間まで作業をしていた1階の工程を終え、2階の木建具の造作に取かっています。
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【共用棟1階】
型枠を解体しまだコンクリートだけの空間に、間仕切り壁の下地となるLGSを組んでいます。
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事務所、相談室、職員更衣室などの各部屋の区画をするところから仕上げ作業スタートです。


【共用棟地階】
地域交流室となる地階では床に先行して、天井から仕上げ作業が行わてれいました。
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まだ下地といえども壁と天井が貼られるだけで、視覚的に『部屋』って感じがします。
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by kuroshioen | 2014-02-20 22:27 | Comments(0)

第23回定例会議 完成できるか‥?


緊張感が高まってきました。

3月末完成に向け多岐にわたる内外装仕上げ作業がある中、それぞれに多くの職人さんの出入りがあります。この全体を統制するためには、その個別の期日目標を明確にしマネジメントできているのか‥? 

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今回はいつもの週間実施工程表ではなく、新たに大きな用紙に記入された工程表が配布されました。
北棟、南棟、共用棟とそれぞれの棟ごとに3枚に分けて完成までの詳細な作業工程が示されています。

南棟から最終仕上げが完了していき、共用棟が最終となります。
そして、すべての工程を終えるのは、各種検査日程の前日です。

この工程表は各作業がその日で終えるべき期日とも言えます。

1日たりとも遅れることができません。




しかし‥ 人材不足が深刻です。

太地町の特養
串本町の特養
那智勝浦町の中学校
ほか多数の現場

東牟婁管内の今年度末完成が必要な工事全て、連日、夜まで猛烈な突貫工事が行われている状況です。どこの現場も応援を呼ぼうにも地元、県内外どこからも集まらないとの事です。

県は大規模災害など不可抗力による理由での工事の遅れといった補助金の繰越し(事故繰越し)は一切認められないと見解を出していますが、災害復興、消費税増税前の駆け込み需要、建築不景気における職人削減による影響など様々な要因により、全国規模で起こっている人材不足による工事の遅れや入札不調、さらには資材・人件費の高騰‥ この異常な社会事情を事故繰越しとは言わずにしても多少は勘案して頂きたいものです。


この社会事情‥
現場の工程管理不足‥
色々と歯がゆい思いをしていますが‥

とにかく私たちの想いが沢山つまったこの「クレール高森」が、十分な余裕を持って丁寧に計画を進めることができないことは本当に悔しいですね。


設計士、現場監督、施工者‥皆、緊張感をもって作業に取り組んでいる状況です。
最後まで精一杯やります。
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by kuroshioen | 2014-02-18 23:51 | Comments(0)

消臭する壁?

前回ブログタイトル『色、色々‥』にて壁紙(クロス)のカラー選択について述べました。

壁紙はここ数年ではデザインだけでなく、様々な効果をもつ「高機能壁紙」が注目を集めています。これは従来のビニール壁紙に消臭、汚れ防止、吸放湿性、抗菌、表面強化など様々な機能を持たせたものです。そこでインテリアとしてだけではなくその部屋の用途・特性に応じ、その必要な機能を選ぶこともポイントとなります。
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施設設計では特に、「消臭機能」のある壁紙は大変興味深いもので、各社ともに様々な製品が開発されています。消臭機能のある壁紙(クロス)には大きく2つの種類があります。消臭剤を配合したものと、酵素や触媒を利用してニオイを分解するものです。
ペットやタバコ、トイレの臭いなどに効果があると言われています。

リリカラ㈱エアリフレ
光触媒と消臭剤のハイブリッド効果
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ルノン(株)空気を洗う壁紙プラスケア
介護環境に特化した12物質消臭(吸着・分解)タイプ
触媒機能を用い吸着した臭いを水と二酸化炭素に分解、放散してしまうため、半永久的に臭いを取り続けるのです。
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東リ㈱ エアファインパワー(抗菌防臭・消臭タイプ)
短時間で優れた抗菌性能を発揮する銀イオン(Ag+)をプラスし、臭いの元となる雑菌の繁殖を速やかに抑え、臭いの発生を未然に防ぐ「防臭効果」タイプ。抗菌防臭と消臭のダブル効果があるもの。
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「消臭壁紙」に加え施設設計で関心のあるものは「汚れ防止壁紙」「スーパー耐久性壁紙」です。

施設では車椅子や機器を壁にぶつけてしまうことや汚れが気になることが多くあります。せっかくキレイな施設でも壁紙が破れていては台無しです。

「汚れ防止壁紙」は表面に特殊フイルムをラミネート加工されており、汚れを水拭きや中性洗剤を使って簡単に落とすことのできるものです。さらに「表面強化」タイプの「スーパー耐久性壁紙」は、一般のビニール壁紙と比べて、ひっかき傷に対して10倍、衝撃に対して3倍もの耐久性があります。
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実はこの高機能壁紙はコスト的に、これまでの一般的なビニール壁紙とそれほど大きな差がなく是非採用したいものです。

ここで悩ましいのは「消臭機能」に特化したもので「表面強化」という商品が数少なく、どちらかを優先しないといけないということです。

特に各居室にトイレを設置しているクレール高森では、ニオイ対策としてこの「消臭機能」を採用したい所です。一方で車椅子での頻繁な出入りのある個室トイレ、おそらく壁が傷つくことは避けられない‥ 必要とする機能性を悩んだ結果、「表面強化」を優先した壁紙を採用することにしました。

トイレの消臭に関しては換気扇のダクト径を通常の100φではなく、キッチンのレンジフードで用いられる150φとし、換気能力の高い換気扇の採用など換気に様々な工夫をこらし対応しています。
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by kuroshioen | 2014-02-16 20:38 | Comments(0)

色 色々‥

躯体が完成し内部仕上げ作業が本格化しています。

そこで床材の選択に次いで、壁のクロスや建具の部材、色など内装関係の詳細を全て決めて行かなければなりません。

いつも打ち合わせ場所となる現場事務所の棚には、カタログや取り寄せた建材のサンプルが沢山ならんでいます。もうここまでくると打ち合わせ場所というより‥
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益田一級建築士設計事務所の新宮支所と言える状況ですね。

そして所属設計士は益田滋子氏、鈴木義一氏、そして私も一員‥? といった感じで、あーでないこうでもないと、時には夜まで議論をし最終決定していきます。



先日、リビング、居室、トイレ‥とそれぞれの部屋の壁紙(クロス)を決定しました。
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実は部屋で最も広い面積を占めるのは壁紙(クロス)なのです。またそのカラーは部屋のイメージを決める重要な要素です。一般的には白を基調にしたクロスが用いられていることが多い壁紙ですが、素材感や色、柄の違うものが沢山あり、カタログはとても分厚い一冊となっています。

また壁紙はここ数年ではデザインだけでなく、様々な効果をもつ「高機能壁紙」が注目を集めています。これは従来のビニール壁紙に消臭、汚れ防止、吸放湿性、抗菌、表面強化など様々な機能を持たせたものです。そこでインテリアとしてだけではなくその部屋の用途・特性に応じ、その必要な機能を選ぶこともポイントとなります。


鈴木設計士 
「僕は子供の頃から絵を書くのは得意だけど、色を塗ると次々と重ねてしまって、絵を台無しにしてしまうタイプです。」「益田のセンスは素晴らしい‥。」

という事で‥

設計デザインは鈴木設計士。カラーコーディネートは益田設計士が中心となり進められています。
そこで私を加えた3人で作業に取り組んでいます。

ちなみに、介護現場での経験が豊富で、作業性や効率の検討が得意な小林事務長は‥
「色に関してはイマイチよく分からないので、決定は理事長に一任で‥」と一線を外すことが多いですかね。

このように1年近くもこのメンバーで様々な検討を重ねていると、お互いの特性が見えてきて面白いものです。そしてそれぞれのセンスとアイデアがまとまり最終決定に至ります。

沢山のサンプルの中から候補を選ぶ益田設計士
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有力候補を壁に張り、視点を変えるため日を改めて再度検証

益田設計士の提案でユニットごとに表情の異なる空間設計と、フローリング床材の色‥ に合わせ、居室の壁面の一面だけ色を変え、アクセントとなるよう特色を持たせた壁紙を選んでいます。
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壁の色は基本的に白系統ですが、リビングは開放的な色を、居室に入れば落ち着いた色という考え方で、その色合いは4つのユニットで全て異なります。指し示す組み合わせは南棟1階の居室壁紙です。アクセントとして選ばれたのはうすいうぐいす色の壁紙です。

しかし、色は本当に色々とあります。

カラーコーディネート‥ センスが求められます。
その中からの選択って相当大変だということが伝わりますかね~???
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by kuroshioen | 2014-02-15 22:19 | Comments(0)