クレール日記

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職人さんの熱意と工事進行

最終決定した工程表にある12月11日北棟1階躯体コンクリート打設に向け、
工事は急ピッチで進められています。

型枠大工さん、鉄筋工さん、そしてその進行に合わせて段取りよく足場を組む鳶の職人さん‥
それぞれが作業する音が現場に響いています。


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いつものように現場を徘徊し
型枠大工さんの棟梁に声をかけると‥

 
「何とか間に合うように精一杯やるでー!」

総勢16名の体制で頑張って頂いていることに礼を言うと‥

「それぞれ色んな現場の予定もあるけど、職人さんに声かけたら皆集まって来てくれたんや! 長い付き合いとお互いの協力やさかいになぁー」

と威勢のいい言葉が返ってきました。


この現場の活気。嬉しいですね。
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この1週間であっという間に北棟1階部分の型枠の建て込みが進みました。
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その奥、南棟では‥

先日、2階躯体のコンクリート打設を終えた南棟2階では、脱型(型枠を解体すること)が行われています。
搬出される相当な量の板や角材、そして打ち付けた釘を見ると、あらためて建物の規模の大きさを感じます。
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コンクリートの強度はセメント、水、骨材を混合し流し込28日後に100パーセントの強度発生すると言われています。実際にはコンクリート圧縮く強度をテストピースにより測定し、設計上必要な強度が得られたことが確認されれば、この型枠を解体することができるのです。





また既に脱型が終っている1階現場に入ると‥

パイプや電気線などが搬入され、天井裏となるスペースの配管工事や電気の配線工事が行われていました。これから内部仕上げがどんどん進められて行きます。
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今は配管は丸見えですが、天井が貼られると見えなくなります。 天井裏は配管・配線の迷路のようになって建物の機能を担っています。




月曜日からは鈴木設計士が現場事務所に張り付き作業を行います。
この緊張感のある建築の進行により湧いてくるモチベーションでもって、3月末完成に向け全力で取り組んで行きます。

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by kuroshioen | 2013-11-30 18:01 | Comments(0)

照明計画④ 照明機器の種類

照明計画②では照度について、では色温度への配慮について述べてきました。

今回は照明機器の種類とその選択についてお話をしたいと思います。

照明機器の種類ですが、自宅、お店、ホテル‥ そして施設、色々な場面での照明機器を思い浮かべてみて下さい。蛍光灯、ダウンライト、お洒落な間接照明と様々な照明機器の種類があると思います。

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照明機器の種類(室内)

①ブラケット
壁や柱に取り付けるライト(間接照明)です。廊下や階段の全般照明としても使われる他、オブジェとして空間のアクセントとしても有効です。

②ペンダントライト
チェーンやコードで吊下げる照明です。ダイニングや和室で使われる一般的なライトです。一般住宅に古くからある照明ですね。

③シーリングライト

天井に直に取り付けられるライトです。天井ぎりぎりの高さに光源があるので部屋全体を明るく照らすのができます。主照明として最も一般的な照明ですね。

④シャンデリア
装飾的な多灯照明。照明効果の他に華やかさを演出できるライトです。装飾性が高く、リビングや吹き抜け空間などを華やかに演出してくれる照明です。

⑤ダウンライト
天井に埋め込まれている照明です。ライトの下の限定した空間を照らす為のライトです。天井に埋め込まれるため、シンプルで、モダンな空間を創ることができます。

⑥スポットライト
特定の場所に光を当てやすいように集光性が高いライトです。部屋の一部や装飾品など強い光で特定の場所を照らしたいときに使います。



主な室内のライトだけでもこれだけの種類があります。

照明計画の最終段階では、どこにどんな機種を採用し、どのように配置するのか、そしてどの範囲をスイッチのON/OFFでコントロールするのかというゾーニングについて決定していきます。
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照明機器とインテリア

照明の種類やデザインによって部屋(空間)のイメージは全く異なってきます。最近ではお店だけでなく、住宅でも照明を天井に埋め込んだダウンライトが主流になってきています。

では同じ照明機器でもダウンライトと、天井から吊り下げたペンダンライトではお部屋の雰囲気が違ってくるように思いませんか?

ご利用者さまが食事をとり、くつろぐリビング(共同生活室)の照明ですが、会議室のような蛍光灯を並べるのは少し違う気がします。ダウンライトでも十分に照度を確保することができます。しかし、クレール高森ではダウンライトに加え、あえてテーブルの上にペンダント式の照明を吊り下げるよう計画をしています。
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またソファーのあるサブリビングでは、一般住宅のようにシーリングライトを設えています。

この吊り下げられた照明の雰囲気によって、家庭的で安らぎのある空間を演出するのが狙いです。そもそも昔の家庭ではいくつもダウンライトが埋め込まれている天井というのは見慣れないものですよね。施設でありながら暮らしの場としての雰囲気作りにはこの天井から吊り下げるペンダントライトはとても有効な手法だと考えています。

そして夜は全体照明であるダウンライトの明かりは落とし、吊り下げた照明の明かりが、テーブルを中心に暖かい明かりだまりをつくります。そこで眠れない認知症の方が椅子に腰掛けてくつろいでいる‥ という空間をつくります。





生活のシーンと照明


以前にも述べましたが、認知症の方の不穏な行動と周囲環境は大きく関連します。

病院や施設では夜間も照度を確保するためにローカが明々としていることが多いですよね。
クレール高森は暮らしの場として、夜間はローカを含め出来るだけ明かりを落としたいと考えています。

そこで各居室の入口には玄関灯のような、壁を照らすブラケットを設えています。
これはリビングでくつろぐご利用者さまが、この各居室に並ぶ小さな玄関灯のような明かりを眺めることで、就寝時間であることの認識を促すイメージです。(発想は路地に並ぶ昔ながらの町家の夜の風景です。)またこの明かりは夜勤者が居室を巡回するときには、足元を照らす常夜灯として機能することでしょう。
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日内リズムが乱れやすい認知症の方を無理にベッドに誘導して就寝を促すのではなく、眠気を自然に感じて頂けるような環境を提供することが大切ではないでしょうか? その一つとして照明(明かり)の計画はとても重要と考えます。

このように照明機器の選択では、特養という施設と、住まいであり暮らしの場という2つの側面から考察を行っています。ですから照度の確保だけでなく、インテリアとしてどのような暮らしの場を設えるのか、そして生活のシーン(ケア)に合わせた照明のあり方に配慮し計画を進めています。

(掲載する照明機器はイメージです)
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by kuroshioen | 2013-11-28 16:11 | Comments(0)

3月末完成に向けて


こんにちは。

日に日に寒さが増し、紅葉していた黒潮園の沿道の桜の葉も落ちてしまいました。

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型枠を建て込む金槌の音や鉄筋の金属音、職人さんの掛け声が響き‥
今日も現場は活気にあふれています。
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現在、北棟の型枠建て込みが急ピッチで進められています。
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ご心配をおかけしている工期についてですが‥

今朝、夏山組社長と打ち合わせを行いました。

前回工程表が再度見直され、来年3月末の補助金検査に間に合わせるために躯体工事の工期が見直されました。年内12月末までに北棟2階までのコンクリート打設を進めるということです。

そうすると年明けから北棟も内部仕上げ作業に取り掛かることができ、躯体が正月までに建つかどうかは大きな違いです。これで年度内完成に向けた目処がついてきます。設計士と私どもも現場事務所に常駐し、検討内容の即決体制を取るなど全力で取り組みます。


今日から型枠大工さんは、これまでの倍の16名体制(地域の型枠大工さん総動員?)で作業に取り掛かってくれています。



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by kuroshioen | 2013-11-26 16:13 | Comments(0)

ひかり電話(IP電話)

こんにちは。事務部・越水です。

クレール高森の開設後のネットワーク環境については以下の記事でご紹介しました。

 黒潮園のネットワーク

これを機に現在アナログ加入回線を使っている電話についてもひかり電話(IP電話)に変更しようと検討中です。


             現在黒潮園で使用中の電話機。アナログの加入回線です。
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IP電話については既にご家庭で使用されている方も多いかと思います。インターネットなどのIP(Internet Protocol:パケット通信プロトコル)を使って提供される電話サービスのことです。

インターネットが本格的に普及し始めたのは90年代半ば頃、Windows95が登場した辺りからでしょうか。当時は個人で使用できる通信回線は電話回線しかありませんでしたのでインターネットへの接続もダイヤルアップという方法で電話をかけて行なっていました。パソコンのデジタル信号をアナログの音声信号に変換して電話回線で送り、再度デジタルに変換するという方法でパソコン通信を行っていたわけです。

2000年代に入るとADSLやCATV、FTTHなどブロードバンドと呼ばれる高速で定額制のインターネット向け回線サービスが提供されるようになります。そうなるとインターネットで音声信号も送れますから電話もインターネットを使って通話する方が従来の電話回線を使うよりも安く利用できるようになりました。以前とは逆に、アナログの音声をデジタルに変換してインターネットで送り、再度アナログ音声に変換する方法で通話するわけです。

電話回線を使ってインターネットに繋いでいたものが、ブロードバンドの登場で逆にインターネット回線を使って電話をかける時代になったことは古くからコンピュータを使っていた世代にとっては感慨深いものがあります。

もちろんIP電話にもデメリットはあります。まず通話品質です。交換機を使って専用回線を切り替える加入電話に比べ、データをパケットという単位に分割して共用回線で送るIP電話は通話品質の確保が難しい面があります。ただ近年では技術が進み、加入電話と比べても遜色ないレベルになっているようです。

対障害性の問題もあります。電話回線の場合は局給電により停電しても電話は使えますがIP電話の場合は使えません。この点については非常電源の整備やいざとなれば携帯電話で代替できることから大きな問題とはならないでしょう。

IP電話への移行によりかなりの通信コスト節約が期待できます。




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by kuroshioen | 2013-11-25 15:53 | Comments(0)

ユニットリーダー研修 実習編

こんにちは。

また登場しました、介護職員の東潔明です。
前回は座学の紹介をさせて頂きましたが、今回は実習について書かせて頂きます。

10月7日~10月11日の5日間、奈良県大和高田市の特別養護老人ホーム和里(にこり)さんに実習に行ってきました。このブログにも何回か紹介されてますが、関西にリーダー研修実地施設は8施設しかなく、残念ながら我が郷土和歌山県にはありません。



5日間なにをするのかというと、ただ「座っている」だけです。
この実習の狙いは”入居者体験”です。ですから実習生は一切職員の手伝いをしない、入居者様のお手伝いもしない、座っているだけの実習なのです。

入居者体験した自分はどうだったかというと、1時間に1回は立ち上がり歩きましたね。
座ってられないんですよ!

将来自分が施設入居したら「東のじいさん、立ち上がり多いな」って言われるでしょうね。それだけずっと座っている事は苦痛です。歩きたいと感じます。そういったご利用者さまに私達は「もうすぐ御飯ですから座ってませんか?」とか「座ってテレビでもみませんか?」という声掛けをよく使います、これはこの実習中の私には苦痛だったでしょうね。

実習の感想というと「しんどい」です。しんどい理由それは緊張感です。なにも知らない環境に誰も顔見知りの人もいない、そこでただ座っているだけの時間は本当にしんどいです。これはショートスティの方や、新規の入居者の方と一緒の気持ちだと思いました。

こういった入居者様、ショートの利用者様によく見られるのが「立ち上がり」「徘徊」という行為です。
私達介護職員は転倒事故の防止のためこの「立ち上がり」という行為に非常に神経を使います。何故神経を使うのか、それは認知症のある方で、御自身の下肢筋力の低下を認識できず、「歩ける」と思い立ち上がり、歩行、転倒というケースが多いからです。高齢者の転倒骨折は寝たきりになるリスクが極めて高いです。

”徘徊”という言葉がありますが、私自身この「徘徊」という言葉はあまり好きではありません。徘徊とは目的もなく歩くとかうろつくという意味があります。高齢者の徘徊には必ず目的があり、トイレに行きたいや、家に帰るからとか、様々な目的があると思います。

徘徊ではなく「どこかに行く途中」という表現のほうがしっくりくる様な気がします。私が実習でおこなった「歩く(徘徊?)」は何も目的はなく、ただ座ってられないから歩くでした。こういう歩くもあるんだなと感じ、必ず目的があるという事ではないことも実感しました。




このように5日間ユニットで”座っていた”実習での体験と気づきは、私自身にとって貴重な経験になりました。

日頃の入居者様とかかわりを通じて、その方の事を良く理解しているつもりでいますが、それは職員目線であり入居者様の本当の生活は見えてないことも多くあると思います。あらたに取り組むユニットケアでは、一人ひとりの入居者様をより深く理解し、寄り添うケアに取り組んでいきたいと思います。
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実習で出会った仲間との記念撮影(中央が私です)



この実習では実習生が私を含め5人いました。この仲間がいた事は非常に助かりました、同じ環境、立場が一緒で共通、共感できる事がたくさんありました。刺激し合る仲間が出来た事で、この実習を乗り切る事ができたと思います。

また私のしつこい質問にも嫌な顔ひとつせず答えてくださった和里の職員の皆様方に感謝申しあげます。





最後に‥

またまたクレール日記に登場するかも???


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by kuroshioen | 2013-11-22 15:14 | Comments(0)

第12回定例会議 再提示された工程表

昨日、20(水)は第12回定例会議が行われました。

第11回定例会議では、工期についての議論を行いました。
これまでの工事の進行と工程表にずれがある印象があり、実態に即したものに修正し再提出をお願いしていました。

今回、その工程表が提示されました。
その内容は到底私たちが納得できるものではありませんでした。

これまで度々、工期の遅れに対する対応を求めてきました。
着工前、着工後8月末、先日と夏山組社長とも協議を行っています。
そこで工期は間に合うと説明を受けてきました。

工期を絶対条件として入札を行った工事です。
天候、人材不足いかなる理由があろうとも想定外とは言えません。
結果が求められています。

あらゆる可能性を模索しながら、協議を進めていきたいと思います。

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by kuroshioen | 2013-11-21 23:44 | Comments(0)

いよいよ南棟屋根

こんにちは。

工事現場は活気にあふれています。
北棟・共用棟・南棟それぞれの工程の職人さんが作業に取り組んでいます。

黒潮園へ上がる市道ではを生コン車が次々に上がってきては往来しています。
今日はいよいよ南棟躯体2階部分と屋根のコンクリート打設です。
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今現在、最後の西面の屋根をコン打ちしています。

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南棟2階部分全体なので生コンの量も相当です。
生コン車48台分を効率よく打設するために、ポンプ車2台を駆使し生コンを打設箇所に送っています。
1台のポンプ車は、生コン車から生コンを受け取ると、連結したパイプで20m程先の南棟脇の2台目のポンプ車にまず送ります。そして2台目のポンプ車から2階屋根まで生コンが送られ作業が行われています。
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2台の生コン車を駐めることのできるスペースから、ポンプ車を中継して生コンを送ることにより効率的に作業が進められており、予想よりも早く作業が進んでいます。 狭い工事敷地でもいかに効率よく作業をするか‥これも現場監督さんの工夫ですね。



さて、ビルの屋上のように平坦な屋根ならともかく、傾斜のあ屋根のコンクリート打設。大変興味深いものです。 これは通常より硬めに配合した生コンを使い、傾斜でも流れないようにしているのです。

仕上げは職人さんが、田んぼの作業のように長靴でコンクリートに入り、表面を手作業で仕上げていきます。
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順調に作業が進んでおり、日暮れまでには終えそうです。


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by kuroshioen | 2013-11-16 16:26 | Comments(0)

続くコンクリート打設

昨日の共用棟・北棟の基礎コンクリート打設は特に問題なく終えました。

日暮れが早くなり‥
作業を終えた夕方5時すぎには、暗くなっていました。
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明日は、いよい南棟躯体2階部分から屋根までのコンクリート打設です。

予定では10t生コン車48台分と、今回の倍近くの量になります。
何より勾配屋根のコン打ちと仕上げ作業もあります。
作業が終わるのは何時になるでしょうか‥・?
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これで南棟躯体が完成すれば、先行して内部仕上げ作業が開始されます。
内装までいくとユニットの様子が見えてきますね。

時間(工期)との戦いは続きますが‥ 楽しみです。
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by kuroshioen | 2013-11-15 21:49 | Comments(0)

RC造 ラーメン構造と壁式構造

こんにちは。

本日は予定通り共用棟・北棟基礎のコンクリート打設が行われています。

朝から生コン車が往来し、ポンプ車がコンクリートを流し込む音が響いています。

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急なカーブも何度か切り返し10t生コン車が上がってきます。
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鉄筋コンクリート造(RC造)
鉄筋コンクリート構造とは、鉄筋コンクリートを用いた建築の構造もしくは工法のことを言います。英語のReinforced-Concrete(補強されたコンクリート)の頭文字からRC構造またはRC造と略されます。

実はRC造とひと口に言っても、その構造はいくつか種類があります。
クレール高森では北棟と南棟はラーメン構造ですが、その間にある共用棟は壁式構造となっています。

コンクリート建築の様々な種類
【ラーメン構造】
ここで言うラーメンとは中華麺のことではなく、ドイツ語で「額」や「枠」を意味するラーメンに由来し、柱と梁が剛結合して建物をさる構造のことを指します。木造住宅では木材を使用する柱と梁に鉄筋コンクリートを用いていると考えれば分かりやすいでしょうか。耐用年数、耐火・耐震性の他、開口の大きさや間仕切りの位置を自由に設定できデザインの自由度にも優れ、広く一般的にもちいられている工法です。

【壁式構造】

柱や梁を設けず、壁で荷重を支える鉄筋コンクリート造で、内部空間に梁や柱がないため、室内を広く使用できるというメリットがあります。壁の中には柱や梁に相当する量の配筋が設けられます。一般的には5階建て以下の低層から中層建物に多く用いられる工法です。

【鉄骨鉄筋コンクリート構造】
鉄筋コンクリートに鉄骨を内蔵させた工法で、比較的小さい断面で、強い骨組を作ることができる利点があります。特に高層マンションで多用されていますが、費用的には最も高くなります。

【プレキャスト鉄筋コンクリート構造】
予め工場で製造された鉄筋コンクリートパネルを現場で組み立てる方式。鉄筋コンクリート版プレハブ住宅のようなイメージでしょうか。RC造の中では低コストな反面、RC造本来の耐震性や密封性はやや劣ってしまうのは否めません。
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本日、コンクリート打設を行っている同じ基礎の配筋でも、ラーメン構造と壁式構造では異なります。
壁式構造の共用棟では鉄筋の数が多くなるほか、その間隔(ピッチ)も細かくなります。
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いつものように現場を徘徊?していると‥ 現場監督さんからは、壁式構造の北棟では鉄筋の径が通常の16mmよりさらに太い19mmを採用しているほか、壁厚も一般的な180mmより厚い200mmあり、構造としてはしっかりした建物に設計されていますというコメントがありました。



日が暮れるのが早くなりましたが、作業は順調に進んでおり、明るいうちに終えることができそうです。

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by kuroshioen | 2013-11-14 15:52 | Comments(0)

朝の冷え込み

おはようございます。

大変冷え込んだ朝を迎えています。
上空には真冬並みの寒気が流れ込み、全国的にこの秋一番の冷え込みとなっています。
北日本では雪が積もっているようですね。

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冷たい北風が吹くと太平洋の波は穏やかとなります。
波のかぶらない三輪崎の海岸は静かな凪の風景です。日差しも低くなってきました。
日頃から海を眺めている私たちは、空と海の様子から季節の移り変わりを感じます。




工事は近日中のコンクリート打設に向け進められています。
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  【コンクリート打設予定】
   14日(木)共用棟・北棟基礎  生コン車26台
   16日(土)南棟2階躯体     生コン車48台
   19日(火)北棟基礎(水槽部) 生コン車10台



生コン車48台分のコンクリートを打つ、最も大きな南棟躯体2階部分では、最終の屋根配筋が急ピッチで進められています。
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北棟では明日のコンクリート打設に向け、基礎の型枠建て込みが最終段階にあります。
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敷地勾配の高低差により北棟基礎は高さがあります。手前に建ち上がる型枠を1階躯体と勘違いしそうに見えますが、これが基礎になります。この上に1階、2階と躯体が乗ってきます。立派な建物になりますね。
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左が共用棟(事務棟)基礎、右が北棟(居室ユニット)基礎です。(南棟2階より撮影)


工程の修正にて北棟と共用棟を同時進行で建ち上げて行くことになっています。
共に基礎と土間コンクリート打設を終えれば、工事の進行が加速し躯体の建ち上がりは早いと思います。
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by kuroshioen | 2013-11-13 11:10 | Comments(0)