こんにちは。
梅雨空が一転、連日、真夏の強い日差しが射す紀南地方です。
皆さまも夏バテになっていませんか?
さて、しばらく更新ができていないクレール日記ですが・・・先日、11日・12日と和歌山市で開催された『平成29年近畿老人福祉施設研究協議会』での発表を無事終えました。
少し疲れが出てしまいました・・・
申し訳ございません。
さて、動画の再生がうまく行かないなど…色々ハプニングもありましたが、運営スタッフのご協力により問題を解決し当日へ。
私は分科会コメンテーター、そして発表者の二人、それぞれ会場が異なり緊張の面持ちで持ち場へ・・・
第7分科会 『介護におけるリスクマネジメント』
窒息・誤嚥のリスクマネジメント
~ケアの質向上におけるトータルマネジメントの重要性~
地域密着型特養クレール高森 東 潔明
質疑応答に答える東キヨ主任
大会に初めて参加してみようと出張要望した、事務の大野さん。急遽、スライド進行アシスタントとして壇上に。ご苦労様です!(笑)
第2分科会 『施設における傾向維持・機能回復支援への取り組み』
重度経管栄養者ノ経口併用への取り組み
~舌骨上・下筋群の緊張緩和が有用であった事例~
特別養護老人ホー黒潮園 西 裕也
「黒潮園の代表として、男前な発表をしてきてくれ!」と北村主任の推薦を受け、無事、男前な発表?(笑)をした西副主任。
アシスタントは、いつも落ち着きがあり頼りになる管理栄養士の長尾さん。
このコンビは安心して送り出すことができました。(笑)
お互いの会場が異なるので、発表がどうだったのか気になりましたが、関係者の方々から良かったと好評を頂きました。
それぞれの発表内容は後日掲載させて頂きます。
第8分科会 『自立支援介護の実践と課題』
今回、コメンテーターの指名を受け壇上に上がることに・・・
確かに、自立支援のテーマに知見はありますが、全8演題に対するコメントと円滑な進行が求めらます。
この舞台裏での出番待ち・・ 緊張するもんですね。
「精神的自立支援」、「身体的自立支援」と幅広い意味を含む、介護保険制度の理念にある「自立支援」ですが、施設、事業所それぞれ色々な視点からの「自立支援」への取り組み発表があり、会場からの質問も多数あり、とても充実した分科会となりました。
最後にコメンテーターからの総括発表。例の20分持ち時間・・・
新たな動きに対する批判も重要ですが、現状を正しく理解することが大切です。そこで先日閣議決定されたばかりの、未来投資計画2017に関する内容を元に、国が進めている「自立支援介護」の考え方について、最新の情報を提供させて頂きました。これは今後の介護保険制度の動向を示す重要なものです。(詳細はまた次回に!)
会場の皆様は非常に熱心で、終了時間が迫る中でも質問を多数頂き、この第8分科会を盛況に終えることができました。
自施設の発表の準備と、自分のコメンテーターとしての各発表の予習、そして総括発表・・・
無事終えてホッとしたと同時に、疲れがドッと出ましたね~。
最後に発表者の感想を掲載致します。
重度経管栄養者ノ経口併用への取り組み
~舌骨上・下筋群の緊張緩和が有用であった事例~
特別養護老人ホー黒潮園 西 裕也
こういった大きな場での発表は初めてで、緊張や不安もありましたが、私たちの取り組み成果を発信できる良い機会であり、楽しみでもありました。私は施設の代表としてこのような場で発表できたことに達成感を感じます。
難しい事例でしたが、フロア職員全員で取り組むことは、職員個々のレベルアップにつながり、大変意義のある取り組みであったと感じています。
今後もプロ意識を持ってご利用者さまに寄り添い、その人らしい暮らしができるよう支援させて頂きたいと思います。
3F副主任 西 裕也
窒息・誤嚥のリスクマネジメント
~ケアの質向上におけるトータルマネジメントの重要性~
地域密着型特養クレール高森 東 潔明
発表を終え、周りから堂々としてハキハキ発表していたと言われるんですけど、いつも極度の緊張に襲われ、順番までずっと緊張している状態でした。ですから他の発表の内容はほとんど頭に入っていません。(笑)その時「なんでこんな事を引き受けたんやろ?もうこれで最後!」って毎回思います。
今回の発表も含め、ここ最近の出張はセミナーの講師を依頼されたりと緊張の連続です。自分にとって本当にいい経験となっていますし、ワンアップの成長につながっているように思います。
「好奇心そして行動」「才能とは情熱と努力の継続」こういったことを継続できる人間になれるよう引き続き頑張っていきたいと思います。
気になったのは・・・ 1日目の全大会での「自立支援を行っている施設だけ報酬加算は間違っている!!」「現場は苦しんでいる!!」「何としても次期介護報酬改定で介護報酬を上げて欲しい。必ず勝ち取る!!」といった発声です。???
民間企業でも何かを成し遂げなければ報酬は得られません。介護も専門職として成果を上げることで評価されることが求められて当然のように思いますが・・・
クレール主任 東 潔明
参加した皆もホッと一息。いい笑顔です!!
帰りの食事の一コマ
こうやって無事、『平成29年近畿老人福祉施設研究協議会』和歌山大会、ダブル発表という一山を越えることができました。
このような機会を通じた、
職員、施設、そして法人の成長・・・
本当に嬉しく思います。