こんにちわ。
介護職員の東口です。
今回、クレール入居者Sさんの散髪に同行させて頂きました。
Sさんは女性ですが、行きつけは美容院ではなく…
昔ながらの理容室。
自宅で過ごされている時、いつもお隣の床屋さんを利用されていたそうです。
私は、新宮生まれで新宮育ちなんですが、情けないほど方向音痴・・・
事前に地図で調べたり、職員に最短ルートを教えてもらったりして、いざ出発!!
心配も何のその Sさん「次、右。次 、左。」
あっけなく到着しました(笑)。
お店に到着すると、優しそうなご主人と奥さまが外に出て待っていて下さいました。
久しぶりの再会を喜ぶ三人。
奥さま「元気だった?」
Sさん「ご近所さんも変わりない?」
お互いの近況、近所の様子・・・ お話、盛り上がっていましたね。
散髪を終え、とても嬉しそうなSさん。
お店の外に出ると、Sさんの表情が変わり、複雑な表情で隣にある自宅を眺めておられました・・・
ふと、Sさんの自宅玄関先に置かれた植木鉢の花が、きれいに咲いている事にSさん気付きます。
Sさん「あれ?誰かお水やってくれてるんだね。」
奥さま「勝手に家に入ったりは出来んけど、これは出来るからね~」
そう、奥さまはSさんの不在中ずっとお花の世話をしてくれてたんです。
これにはSさん。感激されてました。
ご近所付き合いが少ない今、新宮は捨てたもんじゃないなー!(^^)!
ご近所付き合いを大切にしてきたSさんの人柄。
Sさんを想う床屋さん夫妻の温かい人柄。
何だか私、ウルウルしてしまいました・・・
とても素敵ですよね。
奥さまはお店から離れた駐車場まで、ずっと車椅子を押して下さいました。
次の散髪の日が楽しみですね・・・。