クレール日記

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第3回ユニットケア推進委員会『食器』ほか

こんばんは。

本日、第3回ユニットケア推進委員会を開催しました。

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前回の第2回委員会では、「ほのぼのNEXT」24時間シートシステムの今後の運用について議論をしました。そこで・・・

「パソコンの操作が複雑なのでは? 」

「個別入力は手間がかかり業務の進行に影響があるのでは?」

・・・などの意見が出ました。

そこで各4ユニットのリーダーが、それぞれ1名ピックアップしたご入居者さまの『24Hシート』を作成し、実際に記録入力を行ってみて、その様子から課題を検討してみよう事になっていました。





今回の議題の1つは、引き続き『24時間シートシステム』についてです。
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メーカーによる操作方法の説明では、課題が多いような印象でしたが・・・

実際にソフトを試用した東潔明ユニットリーダー、西友紀ユニットリーダーともに… 「初めに24時間シートがきめ細かに立案していれば、記録入力は手間もかからず意外にも楽だった。」という事でした。

一方で、水分量や食事量などは平均摂取量などそのデーター分析が24Hシートシステムでは管理が難しいことから、従来型特養で使用している記録システムを活用する方がいいという意見になりました。



私たちはユニットケアの理念にもある「暮らしの継続」に加えて、医学的知識に基づく質の高い専門的なケアの展開にもこだわりがあります。そこで個々の排泄や食事、水分摂取量のデーターよりアセスメントすることはとても重要です。

現在、みんなで工夫して作成し、活用している紙ベースの「生活チェック表」を残して、引き続き運用する方向性で意見がまとまりました。
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従来型の記録システムと、新たに導入する「24Hシートシステム」を併用することで、私たちが目指すケアがより一層効率的なものになるという手応えを感じています。

今後、さらに検討を進めて、次は新人や現場スタッフがしっかりと理解して活用できるよう、業務マニュアルを作成し、ソフト使用のための操作勉強会を実施していく予定です。







次の議題は『ユニットで使用する食器』についてです。

現在は黒潮園の食器を持ち込んでケアを行っていますが、この4月に新たな入居者をお迎えするにあたり必要となる食器の扱いについて議論しました。
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ユニットケアでは個々の生活リズムに合わせた暮らしの継続を目的としており、食器類もご自身が使い慣れたものを持参して頂くということが推奨されています。

そこで議論をした結果、全ての食器を揃えて頂くということは難しい面も考えられ、「ご入居者さまにはお茶碗と箸、湯呑に関しては使い慣れたものなどを用意してもらおう」ということになりました。勿論、ほかの食器の持参を希望された方にはお持ち頂きたいと考えています。




その他の食器についてはこちらで用意することになり、次の話題は… その材質です。

病院などでよく見かける軽くて割れにくい材質のものをメラミン樹脂食器と言います。一般家庭で使う陶器の食器は割れるために病院や施設では採用は希で、メラミン樹脂食器が主流となります。黒潮園の食器もこのメラミンです。
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メラミンは樹脂なので割れにくく管理が容易という点だけでなく、軽量なため筋力が弱くなった高齢者の食器に適するというメリットからも施設での使用が一般的となっています。しかし、家庭的な料理の盛り付けという点からはやや難がありますね。



一方で、古くから日本人に親しまれてきた「磁器食器」にアルミナを配合し、割れにくくした『強化磁器』というものがあります。割れにくい上に家庭的な食器に近い質感が特徴です。
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ではクレール高森ではどれを選択するのか?



「陶器の感じはいいけど… 割ってしまう心配があるし・・・。」

「家庭の暮らしではお年寄りの方も誤って食器を落として割ってしまうことは当然。施設だから割れない食器でないといけないということは無いのでは?」

「破損が多くなるとコストも問題ないになる。」

「強化磁器とメラミンでは値段の差が大きいのか?」

「それ程変わらない。であれば、家庭的なケアを目指すクレール高森では質感を重視して磁器食器がいいのでは?」



ということで『強化磁器食器』を選択することに決定しました。


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料理は盛り付ける食器によって、見た目の美味しさが左右されると言われます。施設らしさという枠には因われないケアを目指すクレール高森。選ぶスタッフのセンスも重要になりますね。






その晩。ユニットに足を運ぶと・・・
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東潔明ユニットリーダーと西美佐副主任が何やら居残っています。数箇所ある倉庫や収納にある備品のリストの作成作業を行ってくれていました。


今回、新たに採用させて頂いた職員の教育研修プログラム(座学)を終えました。これから現場で実践しつつ業務を覚えていきます。

そこでこういったマニュアルや手順書の整備は今後の課題となります。


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一から作り上げるクレール高森のユニットケア・・・

一歩ずつ前進しています。
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by kuroshioen | 2015-01-30 23:59 | Comments(0)