こんにちは。
クレール高森が開設して約2ヶ月半が過ぎました。
(何となくもっと以前のことかな?って感じます。)
職員も新たなユニットケアの体制に慣れつつあり、外出や余暇活動の関わりなど、ユニット職員からは様々な企画がされており、クレール高森が「暮らしの場」として落ち着いてきました。
そんな中、先日、荷物が届きました。
差出人は益田一級建築士設計事務所 益田滋子様。
開けてみると1冊の本が・・・
そうですクレール高森の竣工写真です。
「写真をアルバムに入れてお渡しします。」と聞いていましたが、益田設計士の御厚意により、本格的に出版社で製本し届けてくれたのです。
撮影を行って頂いたのは、写真家田中宏明氏です。
撮影日は竣工式の直前の6月下旬、ちょうど梅雨どきで連日雨が続きました。忙しいスケジュールの中で東京よりお出で頂くために、天気の様子をみて日取りを… とはいきません。かなり前から日にちを指定しなければなりませんでした。
3日間の撮影日程では、雨はがあがり曇天。幸運にも1日だけ晴れ間が見られました。
クレール高森は空の青、太陽の光、海や森の景色が相まって様々な表情が生み出されます。
「とにかく晴れて欲しい…」と天気予報を毎日見てましたね。
個人的にデザインや構図など造形美にひかれるものがあり、建築家のホームページや、雑誌などで建築作品の写真を見ることが好きなんですが、今回は他人の作品ではなく、創りあげてきた施主という立場から、このクレール高森の竣工写真を見るということは… 特別な想いですね。
建築作品の写真で特に夕景の写真が好きなんです。
碧い空に浮かぶ建物のシルエットと明かりとのコントラストがカッコイイって思うんですよね。
いざ、本を手にし・・・
ページをめくるごとに素晴らしい写真…
施設としての枠にとらわれない、住まいとしての施設設計を提案した作品。
あらためてお洒落で洗練されたクレール高森の素晴らしさを感じると同時に…
計画から完成までの道のりが想い浮かび、個人的にですが少しこみ上げてくる感情もありましたね。
次回からこの田中明宏先生の撮影による竣工写真を、連載し皆様にもご紹介させて頂きます。