おはようございます。
今日、椅子・ソファーといった家具の最終案を決定します。
イメージはまとまってきました。
休日もクレール高森に足を運び、サンプルの椅子を持って、あっちに、こっちに置いてみてと… ユニットをうろうろしていました。この実際の空間で検証する時間って大切なんです。
椅子ってそれぞれに個性があります。
椅子それぞれのプロポーション(デザイン)があります。それが個性ですね。
その場所に置いてみて・・・
近くから眺めたり…
遠くから眺めたり…
写真のように絵として、クレール高森のインテリアのイメージと合っているかです。
もちろん高齢者の目線からの安定性や座り心地など機能面のチェックは欠かせません。
一般的に、使用環境がハードな施設向けの椅子には、比較的安価な形成合板が用いられたものが多く見られます。これをクレール高森のユニットに置くと… フレームの木質などインテリアに全く合わないんですね。
手前の椅子と奥の椅子ではどちらがしっくり来ますか?
(手前:形成合版 奥:オーク材)
このっひょうにフレームに用いられる木の種類や、カラーによってもその表情は全く異なります。この木質の表情がフローリングやテーブルと合っているかも重要な要因となってきます。
大切なことはインテイリアのトータルコーディネートです。 カタログだけで選ぶのは中々難しいと思います。 実際にサンプルを目で確かめて「これいいなぁ…」って思っても、実際に現場に持ち込むと「あれ?何か違うなぁ…」ってことが結構あります。
資料が山積みに・・・
建築の内装色の決定も同じです。とにかくサンプルを目で確かめ、実際の現場で確認する。を繰り返すことが大切です。またその日だけでなく何度か足を運ぶうちに見えてくるものもあります。
とにかく現場に繰り返し足を運びイメージをふくらませることが重要ですね。
椅子のデザイン、そしてフレームとフローリングのカラーコーディネート。そうなると次は椅子とセットになるテーブルの天板もオーダーとしないと全てがマッチしません。 オーダーするメラミン化粧板
(木…どれが本物?参照)も持ち込んで全てのバランスを見ます。
微妙に板目や色合いが異なります。
大きなガラス窓の吹き抜けのある共用ロビー2階部分です。チェアのレイアウトとテーブルの配置を視覚的に把握。
実際に配置する場所に、仮に置いてみてそのスケール感も確認します。置いてみると、意外にカタログの寸法でイメージしていたより大きかったり、小さかったりするものです。
ここは光が差し明るく、中庭の緑、遠くには水平線を眺めることができます。丸テーブルをお洒落なチェアで囲み、カフェでご家族と入居者さまがくつろぐ様子をイメージしています。1階には喫茶コーナーを設けており楽しみです。 こんな場所でスタッフが休憩する職場も素敵ですね。
受付カウンター周りはホテルのロビーのように、少し高級感と落ち着きのある雰囲気を演出家具がいいですね。
とにかく納期があるので今日中にモノを発注し、その後、椅子の張り地の色を決定していくことになります。
今から、再度、現場でイメージを確認し… 最終決定したいと思います。