クレール高森では、停電時の電力確保のために、動力式自家発電機を備えています。
これから想定される南海トラフ大地震など色々と思案した結果、ライフラインが停止しても事業継続が可能となるよう、空調から照明まで
3日間の電力が確保できるよう設計しました。
昨日、その
燃料を供給するオイルタンクが運び込まれました。
実際に見るとやはりその大きさに驚かされますね。
このタンクは外構工事により土の埋め戻しを行い、地下に埋められます。
さて、今日は北棟コンクリート打設の日です。
現場からはコンクリートを打つポンプ車の音のほか‥
コンコン トントン
と木槌を打つ音が響いていいます。
よく見ると、生コンを流し込まれる型枠を下でを叩き、音の響きで、ちゃんと生コンが行き届いているか確認をしている音でした。また型枠を下から上へたたくことで、コンクリート内部の分離した水を追い出します。
また生コンの打ち込み作業と同時に「コンクリートバイブレーター」という機械を挿入し、打ち込んだコンクリートに高い周波数の振動を与え、内部の空隙を排除し密度の高いコンクリートにする、締固め作業が行われます。ひび割れのない丈夫なコンクリートであることはとても大切なことです。
木槌で叩いたり、バイブレータという機械で高周波の振動をあたえると、液状化によりコンクリート密度を高め、不要な混入空気を除去することで、強度が高く きれいに仕上がったコンクリート構造物 ができるのです。
このようにコンクリート打設は、打ち込み作業と締固め作業、叩き作業とそれぞれの職人さんの連携で行われています。