今日は2週間ごとに開催される定例会議の日でした。
そこで現場視察では工事の進行状況を確認しました。
日を追うごとに工事が進行する様子がよく分かります。(すべて同じポイントより撮影)
【2週間前】 基礎に柱の鉄筋の圧接が行われ‥
【1週間前】 柱の鉄筋に型枠が建て込まれ、柱をつなぐ梁の型枠が設置され‥
【現在】 1階の壁と2階の床スラブ(1F天井)の型枠が組まれました。
南棟1階に入ると‥
天井(2F床スラブ)の型枠を支えるパイプサポート(鉄製の支柱)がぎっしりと組まれています。このパイプサポートがないと、コンクリートが流し込まれたときに型枠を支持する為のもので、これがないと荷重に耐えることが出来ません。
とても重要なこのパイプサポートは1㎡につき6本設置されているということで、南棟だけで数百本ものサポートが組まれています。
次に足場を登り‥
初めて南棟2階の高さに立ちました。
御覧のように黒潮園の建物の上から太平洋を眺望することが出来ます。
クレール高森からも、この水平線から昇る朝日を眺めることが出来ることでしょう。
2階床スラブの型枠に見られる溝は、上から見た梁になります。
そしてこの鉄筋を覗くと‥ 1階の床まで柱と壁が伸びています。
これから2階の床になるこの足元の木の型枠の上に配筋が進められます。
そして型枠にコンクリートが流しこまれ、固まるとこれらの木の型枠がすべて外されます。
そうすると南棟建物の壁や天井が形となり現れてきます。
鉄筋コンクリート造の建物が、どのように工事が進められるの何となくお解り頂けたでしょうか?
現場視察の後は、夕方まで設計内容の細部にわたる検討と協議を行いました。